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1.  ブラック・スワン ナタリー・ポートマンほどの美人は、滅多にいません。またバレエも私にとっては遠い世界。しかし、ものすごく親近感を覚えました。「こういう女、いるよね」という感じ。幼少期からこの道一筋に打ち込んできて、やっとトップに立つチャンスが巡ってきたとしたら、たしかに神経過敏にもなるでしょう。そこで「もっとエロくなれ」と言われても、経験が少なければどうしようもありません。しかも周囲の嫉妬あり、敗北者の惨めな姿あり、親の過剰な期待ありで、頭の中が倒錯していくのも無理からぬことだと思います。そのあたりの葛藤を見事に盛り込んだ秀作でした。 そしてやっぱり、ラストの踊りがいい。おそらく今後もバレエの舞台を見に行くことはないと思いますが、どこかで「白鳥の湖」を聞くたびに、きっとナタリー・ポートマンの鬼気迫る表情を思い出す気がします。こういう記憶を積み上げることが、人生を豊かにするということかなと自惚れつつ。[インターネット(字幕)] 10点(2017-02-17 02:14:34)《改行有》

2.  ファーゴ 《ネタバレ》 今さらながら初見ですが、これは傑作。冒頭に「変な顔」のスティーブ・ブシェミがいかにも胡散臭く現れた時点で、否応なく物語に引き込まれました。 で、2つの「breaking bad」が同時進行しつつ延焼していく展開には説得力があります。1つは殺人。最初の偶発的な殺人を隠蔽するために、次々と人を殺さざるを得なくなるのはありがちな話。2人目以降は無感覚になる様子もなかなかブラックでした。もう1つは嘘。いわゆる「嘘の上塗り」をせざるを得ない状況は、なかなか辛いものがあります(自業自得ですが)。途中、唐突に「ヤナギタ」が登場して「?」だったのですが、これが嘘&殺人の世界と、真っ当に生きる女性署長を交差させる結節点だったのかなと。 話自体は単純ながら、いろいろ重層的に意味を持たせる(と見る側が勝手に解釈したくなる)あたりは、さすがだなと思うばかりです。[インターネット(字幕)] 9点(2021-05-02 02:41:21)《改行有》

3.  ファースト・マン 同監督の「セッション」が私にとっては嫌悪感しか残らなかったので、本作も期待していませんでした。が、これは傑作。ひたすら淡々と、地味にミッションを遂行していく主人公の姿がいい。特に、ものすごく静かに終わるラストシーンにはグッと来ます。どんな偉業をなし遂げた人の人生も、つぶさに観察すればこんなものかもしれません。まして凡人の私などは、ひたすら共感するばかり。 それに宇宙の描き方もすばらしい。閉塞感や緊張感、恐怖感がひしひしと伝わってきました。火星で農業まで始めてしまうマット・デイモンに、ぜひ見せてやりたい気がします。 おそらくこの監督は、世の中の通念のようなものをひっくり返して見せるのが得意または好きなのかなと。でも「セッション」の印象は変わりませんが。[インターネット(字幕)] 9点(2020-03-11 04:21:06)《改行有》

4.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 なかなか見応えのある戦争モノでした。中盤の幕間劇のような食事シーンを含め、全編にわたる冗談抜きの緊張感がいい。ブラッド・ピットって存在感のある役者だなと、あらためて思います。「理想は平和だが、歴史は残酷だ」なんていうセリフもシビれました。 が、終盤の戦闘はどうなんでしょうねぇ。もう戦争自体が間もなく終結するとわかっていたはずのこの時期に、あえて無謀な戦いを挑む理由がわからない。ランボーやゴルゴじゃないんだから。「これはオレの家だ」なんていうセリフも、お涙頂戴みたいで興ざめ。要するに「ブラピかっこいい」「ブラピかわいそう」と思わせたいがための強引な演出だったような気がして、そこだけちょっと残念。しかし傑作であることは間違いありません。[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-08-10 02:55:17)《改行有》

5.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 期待どおりの傑作でした。公私混同パワハラ上司という、今の日本なら確実に訴訟問題に発展しそうな人物が登場しますが、全体的に暗くないところがいい。 おそらく、それには理由があります。ストーリーの軽さもさることながら、「辞める自由」が確保されているから。採用もずいぶん軽い感じでしたが、主人公は辞めようと思えばいつでも辞められる状態でした。代わりはいくらでもいるし、もともと望んだ職種でもない。あくまでもキャリアの1つであり、失職してもとりあえず食うに困ることもない。がんばろうが逃げようが自分次第。結局、1年も持たずに退職し、なおかつその〝キャリア〟を活かして転職に成功したわけで。その自由さが、明るさの源泉でしょう。 翻って日本の場合、労働市場には悲壮感が漂います。ひとたび新卒で就職のタイミングを逃せばロクなキャリアを築けない、あるいはひとたび退職すれば二度と正規の出世ルートには戻れない、という思い込みがあります。きわめてギャンブル性が高いわけで、だからパワハラ上司でもセクハラ上司でも耐えるしかない。これはストレスが溜まります。 いっそ「正規」だの「非正規」だのという枠組みを廃止し、採用の門戸を思いっきり広げ、その代わり片っ端からクビを切れる社会にしたほうが、よほど雇用が流動化して個々人の選択肢が増え、悲壮感も消えるのでは?…。などと活き活きと働くアン・ハサウェイを見ながら思った次第です。[インターネット(字幕)] 9点(2016-11-26 13:11:24)《改行有》

6.  プライベート・ウォー ロザムンド・パイクってひと昔前までお嬢様系のマドンナ役が多かった印象があるのですが、「ゴーン・ガール」あたりから本性むき出し系に目覚めた感じ。本作における文字どおり体当たりの演技も、すばらしいの一語に尽きます。ボロボロの裸体を晒すあたりもすごい。まだ40歳代のはずなので、きっと本作のために〝作った〟のだと信じたいところです。 で、けっして正義のヒロインとしては描いていないところがいい。戦場で傷ついた心を覆い隠すためにまた戦場に行くという、ある種のワーカホリックというかウォーホリックな心情が痛々しく伝わってきます。武器も防具もなく最前線に出続ければ、いつか犠牲になることは必然で、早晩こういう結末しかあり得なかったんだろうなぁという気がします。 唐突にウクライナが戦場になっている昨今、過酷な現場の様子は、こういう記者の犠牲の上に伝えられるということを知っておく必要がありますね。市民によるSNS発信もありますが。[インターネット(字幕)] 8点(2022-03-03 02:13:53)(良:1票) 《改行有》

7.  フリーソロ 世の中にこういう〝スポーツ〟があることに驚かされます。挑戦できるのは、世界でごくごく少数の「ギフテッド」だけでしょう。一瞬たりとも気を抜けば確実に死が待っているわけで、そこに挑戦せずにはいられないという精神は理解不能。さすがに最終盤はハラハラしっぱなしでした。 しかし興味深かったのは、主人公が前半で「成功している歯科医くらいは稼いでいる」と語ったこと。彼の挑戦は超個人的なものであり、仮に人知れず登ったとしたら1円の利益も生みません。しかしスポンサーがいるかどうかはわかりませんが、専門の撮影クルーがいて、その姿が克明に記録されることにより、映像や本などのコンテンツが作られて世界中で売られ、一級のショービジネスに昇華している。その結果、彼は金銭的な俗事に煩わされることなく、挑戦を続けられる。イヤミでもなんでもなく、やはりグローバル資本主義はすばらしいと思うし、ますます発展して多くのギフテッドが心おきなく能力を発揮できる世の中になればいいなと願うばかりです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-01 02:09:16)《改行有》

8.  ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ なんとも後味の悪い作品ですが、傑作。どんな事業でも、拡大の過程ではいろいろ軋轢や見解の相違が生まれるもの。それをリアルすぎるほどリアルに見せてもらいました。企業経営とはこういうものという教材にもなりそう。主人公ほど腹が据わっていないと、成功は見込めないよと。 それにしても、今日あまたあるファストフード・チェーンのビジネスモデルを真っ先に確立したという意味では、主人公が世の中にもたらした功績は極めて大きいと思います。本人の人生が幸福だったかどうかは別の話ですが。[インターネット(字幕)] 8点(2020-01-14 21:30:01)《改行有》

9.  ブラジルから来た少年 コメディにもなりそうな話を、大真面目に作っているところがいい。かつてローマの街を王女とともにバイクで疾走していたアメリカ随一の好青年が、老成してドイツのマッドサイエンティストに変貌するというのは、なかなか感慨深いものがあります。それに、クローン少年の表情のなんとも憎たらしいこと。よくぞこういう子役を見つけてくるものです。 そしてきわめつけは、終盤の老優2人による取っ組み合い。大昔に見た「ゆきゆきて、神軍」を思い出しました。そういえばテーマも似て非なるものがあるし。容赦のない残酷な描写もありますが、また多少退屈する場面もありますが、なかなか傑作だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-26 01:22:02)(良:2票) 《改行有》

10.  ブルージャスミン 《ネタバレ》 これは傑作。いろいろ必死になりながら、かえってドツボにはまっていく主人公がいい。イヤミなキャラのはずですが、つい応援したくなるのは、脚本が見事なのかケイト・ブランシェットの演技がすばらしいのか。誰でも見栄を張りたいときはありますが、それを傍から見るとこんなに滑稽なんですよと忠告されているような感じです。 では最後、いったどう着地するんだろうと思っていたら、どこにも着地しませんでした。むしろこれから、もっと悲惨な第二幕が始まりそう。なかなか残酷な作品です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-03-14 23:31:12)《改行有》

11.  プロジェクトA ありきたりな人間ドラマをいっさい廃し、ストーリーも軽視して、ひたすら格闘シーンと危険シーンに徹しているところがすばらしい。よくもこれだけのバリエーションを考えるものです。言葉ではなくカラダで会話するという、映画の新しい潮流を作ったことは間違いないでしょう。などということに、公開から30年以上も経過してようやく気づきました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-09 02:15:12)

12.  ブッシュ 地味なタイトルですが、傑作です。あからさまに批判したり、バカにしたりする感じだと辛いなあと思っていたのですが、そういう内容ではありません。ブッシュの内面に真摯に迫りながら、軽薄単純思考であるがゆえのおかしさ・哀しさもちょっと見せてクスリと笑わせる。そのサジ加減が絶妙です。 特に気に入ったのは、牧場でそうそうたるスタッフを引き連れながら歩くシーン。あまりに短絡的なやりとりも笑えますが、「道を間違えた」が効いてます。ブッシュのファンになりそうです。 余談ながら、ライス役のT・ニュートンはわざと顔に細工してブサイクに見せてます。ライスはどう思うんでしょうねえ。反対にE・バンクスの美人なこと。ブッシュの奥さんにはもったいないですね。[インターネット(字幕)] 8点(2015-07-21 23:29:04)《改行有》

13.  フリーダム・ライターズ 《ネタバレ》 およそ学園モノというと、パターンはだいたい決まっています。中には嘘くさくて見るに耐えない作品も少なくありません。しかし、この作品は良かった。「ホロコースト」の意味さえ知らなかった生徒たちが、「アンネの日記」に出会って世界を知り、意識を変えていくあたりは、なかなかリアリティがあります。たしかに本には、そんな効果があるかなと。それと、やっぱりH・スワンクがいい。リング上で闘っていたときより、ずっとイキイキしていました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-28 23:51:24)(良:1票)

14.  プリティ・リーグ よくあるスポ根ものかと思っていたら、さにあらず。なかなか沁みるお話でした。姉妹の情や葛藤や確執を軸にして、トム・ハンクスの豹変(成長)もあり、あの不健康そうなマドンナの韋駄天姿もあり。それに男女差別やルッキズムの問題、夫の帰還を待つ家庭の問題も含みつつ、けっして暗くならないところがいい。 もっと俯瞰して見れば、そもそも戦争にプロの野球選手をごっそり動員するところがすごいし、それでリーグを休止するのではなく、ならば女子にやらせようという発想も、それに応募する女子が大量に発生するところもすごい。アメリカの対外的には「とにかく圧倒的な力を誇示しなければ」という姿勢と、国内向けには「何があろうとエンタメを堅持するぞ」という意地が垣間見れます。こんな国と戦争しても勝てっこないですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-29 22:31:53)《改行有》

15.  Fukushima 50 ある種のドキュメンタリーとして堪能させてもらいました。その後の報道などを見聞きするかぎり、おそらく本当にこんな感じだったのでしょう。その意味で、家族だの回想だののシーンは邪魔でした。急に弛緩するというか、エンストされた気分になるというか。全部カットしてほしかった。 それにしても、見ているとだんだん暗澹たる気分になります。10年前の話ではなく、リアルタイムのコロナ対応やオリパラ対応とあまりにも重なるので。さすがに怒鳴り散らすしか能がないトップは今はいないと思いますが、責任をたらい回しにしたり、現場を知らなかったり、なかなか方針を打ち出せなかったりする上層部がいる一方、現場では常に危険な作業を強いられるあたりは瓜二つな感じ。 つまり、日本の組織の問題は10年前、もっと言えば太平洋戦争後から可視化されていたのに、結局何一つ改善されないまま今日に至っているわけで。それも平時なら適当にごまかせますが、有事になると一気に顕在化します。 さらに言えば、今の〝国難〟の現場に「吉田所長」はいるのだろうかと。傍から見ているかぎりは不在のようで、ますます不安になります。 ただ、ちょっとだけ登場した自衛隊員のセリフ「民間人ががんばっているのに、我々が撤収するわけには行かない」には、ベタと知りつつグッと来てしまいました。[インターネット(邦画)] 7点(2021-07-23 02:08:06)(良:1票) 《改行有》

16.  フェイク・クライム タイトルやジャケ写の感じから、まさかこんな緩いコメディとは予想だにせず。それも狙いなんでしょうか。 しかしベラ・ファーミガのいかにもなオバチャン感とか、どこまでもお人好しなキアヌ・リーブスとか、案外こちらのほうが素に近いのかもしれません。 素といえば、気になったのがキアヌ・リーブスの裸の上半身。「マトリックス」や「ジョン・ウィック」な感じからはほど遠く、妙に平板でしたが、まさかこの作品に出るために筋肉を落とした、なんてことはないですよね。[インターネット(字幕)] 7点(2020-12-26 19:29:03)《改行有》

17.  フィッシュストーリー 相関図を描いたら一発でネタバレできそう。それは答えを見ながらナゾナゾを考えるようなもので、面白くもなんともないのでやりませんが。というわけで、答えを知らない分、そこそこ楽しめました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-10-18 23:29:39)

18.  ブリッジ・オブ・スパイ 深刻で緊迫した話を期待していたのですが、一貫して軽い感じで描かれています。「シンドラーのリスト」というより、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に近い感じ。いかにもアメリカ人の正義の象徴、という印象のトム・ハンクスによるワンマンショーの様相です。 ではつまらないかといえばそうでもなくて、あっという間に時間が過ぎていました。監督がいいのか脚本がいいのかはわかりませんが、こういうノウハウはさすがだなぁと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-23 02:53:55)《改行有》

19.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 できることなら、1日の3分の1くらい、ブラッド・ピットになってみたいものです。[インターネット(字幕)] 7点(2019-02-17 01:06:18)

20.  プレイス・イン・ザ・ハート 時代はまったく違いますが、大昔に見たTVドラマ「大草原の小さな家」と雰囲気がよく似ています。ただし同ドラマはリアル家族の奮闘物語でしたが、こちらは疑似家族。それでも血の繋がりを超えた結束が胸を打ちます。ダニー・グローバーとマルコヴィッチの味がいい。他の方も指摘しているとおり、エド・ハリスの存在感は微妙でしたが。 驚いたのはラスト。それまでのストーリーをぶち壊しかねない演出でした。何らかの宗教的な意図が込められているのかも知れませんが、無宗教の私には理解不能。まあ暖かい身持ちになれたので、これはこれでアリかなという気もしますが。 それにしても、サリー・フィールドっていい役者だったんですね。かつて見た「ER」の狂気の母親役の印象が強くて、そういう役ばかり演じているのかと思っていました。失礼しました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-29 01:49:18)《改行有》

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