みんなのシネマレビュー |
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181. フェーム もっと、青春の溢れるパワーが音楽や演劇を通じて大爆発!みたいな感じになるのかと思っていたのですが・・・。ステージに上がるということをちょっとでも真剣に考える人が見れば、そもそもオーディションの時点で全員落選でしょうし、その後も誰が何をしたいのかが全然はっきりしない。みんなで歌ったり踊ったりする場面は多少盛り上がりますが、楽曲の良さに頼ってその前提となる人格表現を抜きにしているのは、映画としては不合格です。点数はもちろん、'80sサウンド丸出しの主題歌に対して。[DVD(字幕)] 4点(2008-06-15 23:01:43) 182. ブロードウェイと銃弾 他のアレン作品に比べて、特段出来がいいとは思わない。どんなシーンでも、構成上明らかに不要な人物までがやがやと画面に映り込んでくるのが最初から最後まで気になった(したがって、当然、目障りで無駄な動きも増えてくる)。美術関係に+1点。[DVD(字幕)] 4点(2007-11-09 04:13:15) 183. プリティ・ブライド 意外に笑える場面もそこそこあったのだが、こんなアホコメディにギアとロバーツというのがすべての間違い。もっと若い人にやらせていたら、そんなにちぐはぐになることもなかっただろうに・・・。[DVD(字幕)] 4点(2007-01-01 01:57:57) 184. フライド・グリーン・トマト 回想の方は特段目新しくもなければ必然性もない話が淡々と積み重ねられているだけだし、現在の方は、制作側の狙った線がミエミエで、かえって醒める。キャシー・ベイツやジェシカ・タンディといった大御所を食ってしまったM・S・マスターソンのはまり役ぶりに4点。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-14 02:45:27) 185. フィッシャー・キング すみません、心温まるわかりやすいヒューマン・ドラマを期待して見た私が悪かったのです。いつまでたっても単調に続くじめじめした半分妄想話に参ってしまいました。マーセデス・ルールのオスカー受賞も理解困難。[DVD(字幕)] 4点(2006-07-28 03:16:10) 186. blue いい雰囲気の話なのに、何で最初から最後まで、まったく平坦に、同じようなペースで進むのでしょうか?ポイントとなるべき場面はいくつかあるのですから、そこをきちんと強調するだけで大分変わってくると思うのですが。[DVD(邦画)] 4点(2006-02-17 01:20:16) 187. フレッシュ・アンド・ボーン/渇いた愛のゆくえ 《ネタバレ》 大平原を基調とした撮り方は悪くないのだが、内容的にはダラダラ長い印象を受ける作品だった。ヒロインはもっと、ベースは純粋で、でも人生の暗い影もあるという表現をしていかないと、設定過去の説得力が出てこない(そしてメグには無理であることはいうまでもない)。また、グウィネスの役は、もっとアホっぽい、または何も考えてなさそうな人にやらせるべきだった。この演技だと、何で彼女がカーン親父についてきたのか、まったく分からないのですが。[DVD(字幕)] 4点(2005-09-09 00:08:23) 188. フライトナイト いかにもB級な設定ですが、案外そこそこ退屈せずに最後まで見られました。とはいえ、所詮はB級なのではありますが。視覚効果やメイクは結構頑張ってたと思います。[DVD(字幕)] 4点(2005-06-06 02:14:23) 189. フラッド 洪水という装飾を除けば、骨となる部分はB級アクション以外の何物でもないが、とにかく最初から最後まで水!水!水!にこだわりまくり、出演者に乾いた快適な衣装など1秒たりとも着せなかった制作者の偏執狂的な姿勢だけは評価したい。[地上波(吹替)] 4点(2005-05-01 23:09:06)(良:1票) 190. フレンチ・カンカン 常時ごちゃごちゃと騒がしく進行する上に、内容的に意味のないやりとりばかりなので、見ていて疲労感だけが残る。肝心の最後のカンカンも、狭苦しい場所で多人数のダンサーがちょこまかと踊っているだけという印象で、肉体の躍動感が感じられなかった。[DVD(字幕)] 4点(2005-04-27 04:58:04) 191. フランティック 冒頭の妻の失踪場面などはなかなか魅力的な映像で、興味を引く謎を呈示しているのに、解明が進むにつれて着実にしょぼくなっているのは何なんだろう。4点(2004-12-15 03:45:30) 192. プリンセス・ブライド・ストーリー シリアスドラマとコメディとメルヘン童話のそれぞれの要素がばらばらで、中途半端な作りになってしまいました。お姫様があまり魅力的でないのも痛いです。4点(2004-03-13 20:57:54) 193. ブルース・オールマイティ 悪くない出来なのですが、使い古されたネタなのですから、着地部分などはもっとひねりがほしかったところです。台詞がしつこいのも気になりました。 4点(2003-12-21 22:08:35)《改行有》 194. ブラッド&ワイン 「とにかく仲が悪い親子の話で映画を作ろう!」と思い立ってしまい、実際に作品を作ってしまう製作者の歪んだ根性が素晴らしい。よく見ると、各登場人物の間で心理戦が飛び交っていて、なかなかスリリングです。ほとんど期待せずに見たんだけど、意外と悪くなかったですよ。まあ、もっと面白く作ることはできたと思うけど。4点(2003-12-06 02:51:33) 195. ブルーベルベット 《ネタバレ》 普通の世界を前提として異様な世界を覗き見ている前半の方が怖かった。つまり、全体が異様な世界になってしまったら、かえって怖くないのです。しかも、前半は、かっこよく忍び込んだらあっさり見つかってしまうようなところが面白かったのに、終盤はやっていることはその辺の刑事ものとあまり変わりません。唐突に仰々しいラストにもびっくり。[DVD(字幕)] 4点(2003-10-23 01:39:41) 196. ブルースチール(1990) とにかく、登場人物が脇役含めてことごとくここぞというところで間抜けなので、いくらサイコサスペンス調に盛り上げようとしても、肝心なところで怖くありません。捕捉対象の彼は、最後にはターミネーターになってしまうし・・・。なお、ジェイミーの母がルイーズ・フレッチャー、あの鬱陶しい弁護士がリチャード・ジェンキンスというのは、注目ポイントかも。[DVD(字幕)] 4点(2003-09-15 01:31:12) 197. プレッシャー/壊れた男 《ネタバレ》 ひたすら主人公の鬱々した苛立ちを見せつけるという嫌がらせのような作品。こういうひねくれたセンスは嫌いではありません。途中から心理サスペンスから離れて単なる殺人鬼の話みたいになってしまったのが残念。それにしても、眉を逆八にして苛立つチャーリー・シーンのアップはなかなか強烈。 [地上波(吹替)] 4点(2003-05-05 00:57:40)《改行有》 198. プラトーン 最初に見たときからずっと違和感があったのが・・・最近やっと分かりました。つまり、地道な戦闘をひたすら描き続けるというアプローチの方針は分かるのですが、戦いの全体像がさっぱり見えず、一方でバーンズとエリアスの対立軸は分かりやすくくっきりしているため、結局物語がその限度に収斂しているのです。よって、いくらジャングルの苦難の戦が続いていても、それを撮っただけで終わってしまっています。なのに何で当時の世評が高かったのかというと、誰も活躍しないというアンチヒロイズムが斬新に感じられたから、じゃなかったのかな。[映画館(字幕)] 4点(2003-01-21 01:52:07)(良:1票) 199. ぶどうのなみだ 前作も後作もまったくつまらなかったので一体どうなるかと思っていたのですが、それよりはややマシ、という程度でした。一面に広がる葡萄畑の光景は見応えがあるのですが、そこに登場人物を配置した時点で制作側が満足して、風景に依拠してしまっています。主人公の元音楽家設定も、そう設定したというだけであって何も生かされていないので、ドラマになっていません。[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-10-25 00:05:49) 200. ブルドッグ(2003) 《ネタバレ》 一つ一つのシーンはそんなにつまらないとまでは思わなかったのですが、それがつながったときに全体として何かを生み出せているかというと、何もないのですよね。7年かけて捕まえた敵の旧ボスが、新ボスから侵食され、しかも主人公とは何となく味方っぽい感じになる、というのも、新たな角度を狙ったのかもしれませんが、それだけで終わってしまいました。終盤は制作側が息切れしてしまったのか、完全にぐちゃぐちゃだな・・・。[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-25 00:59:12)
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