みんなのシネマレビュー |
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41. ブリット カーチェイスシーンの映画がたくさんある中で、いちばんインパクトを受けたのが本作です。マックイーンの繊細でナイーブながら剽軽な魅力が出ている作品ですね。同じカーチェイスシーンがウリだった「フレンチコネクション」よりも、ストーリー的にはこちらの方が楽しめた気がします。8点(2003-11-17 09:08:27) 42. フレンチ・コネクション カーチェイスシーンの素晴らしい映画として、「ブリット」と並ぶ作品だと思います。ただ、ラストが今ひとつスッキリしないのが残念ですね。7点(2003-11-17 09:04:00) 43. ブレードランナー カルトムービーとしていろいろと取りざたされるのだが、いまひとつその良さがわからない作品のひとつなんですよね(汗)。レプリカントという存在と人間を比較し、ルトガー・ハウアーに代表される、前者の方がより人間らしいという結論なのだろうか? ショーン・ヤングの美しさは光っていたけれど、ストーリーから受ける衝撃というか迫力が私には今ひとつ伝わらない作品でした。もちろん小物や特撮の見所はあったけれどね。7点(2003-11-17 08:51:48) 44. プラトーン 坊ちゃん坊ちゃんしたチャーリー・シーンが戦場を通じて成長していく人間ドラマとも受けとめられるし、ベトナムの村を襲って村人を殺戮したり麻薬でラリっている狂気を描いているとも言えるし、いろいろな意味で考えさせられる映画だと思います。善と悪の対立として、ウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーが描かれているわけですが、どちらもそれぞれ好い演技だったと思います。ありきたりですが、前者がベトコンに追いかけられて逃げていくのを空撮するシーンはジーンときてしまいますね。ラストの爆撃シーンで、どうみても飛行機がちゃちな合成に見えてしまったのが残念です。8点(2003-11-16 16:47:00) 45. フルメタル・ジャケット 前半の訓練シーンで狂気に満ちたスナイパーが上官を射殺するシーン(「シャイニング」のジャック・ニコルソンを彷彿とさせる)、後半のミッキーマウスの歌を唄いながら行進するシーン(私はなぜか「2001年宇宙の旅」を連想しました)。この二つに集約されるような狂気がテーマでしょうか。ジャングルでの戦いを出さずにベトナムを描くというのがキューブリックの狙いだったと聞いていますが、すでにイメージとしてジャングルの印象ができあがっているので、違和感を感じました。そういうあらゆる意味で観客をはぐらかすのが監督の狙いだったのかもしれません。狂気はじわじわと感じました。7点(2003-11-16 16:41:04) 46. プロフェシー 《ネタバレ》 化学工場は爆発しなかったし、不思議現象の張本人たる「蛾男」の正体や目的など何も解決せずに終わったので、欲求不満が残りました。なぜ、リチャード・ギアの恋人が死んだのかの理由もわからず、必然性もなく、女警官の37番の意味も、何が37なのか今ひとつ納得できませんでした。もちろん橋での事故の犠牲者が36人というのはわかりますが、彼女の37番という位置づけがよくわかりません。5点(2003-08-27 09:00:24) 47. ブラック・ナイト(2001) なかなか面白かったです。悪役の警備隊長は憎らしいくらいが素敵で好いですね。タイムスリップなのか単なる夢だったのかは観る人の判断ひとつというところですが、アメリカからタイムトリップした先が14世紀の中世ヨーロッパだという変なところも、夢だとしたら納得します。あの黒人女性は過去の方が素敵に見えたのは私だけでしょうか?(笑)7点(2003-06-04 21:24:26) 48. フェアリーテイル(1997) いいなあ、可愛すぎです。従姉妹のエリザベス・アールちゃん(微笑)。当時10歳だったそうですが、最初の汽車の中で復員傷痍軍人と”あやとり”をするシーンから引き込まれてしまいました。ちょっと勝ち気の女の子を好演していたと思います。その後21世紀になってから映画作品にはまだ出ていないようですが、今後に期待したいなあ。何の前提知識も入れないで見たのですが、ピーター・オトゥールが作家のコナン・ドイル役だったり、ハーヴェイ・カイテルが世紀の魔術師フーディニー役だったりで、重要な役どころをしっかり固めていましたね。とくに後者は60歳近い年齢なのに、かなり体を張った演技をしていたし、ロンドンに少女達を招いてからの重要な役割を果たしていたとも思います。実際のフーディニーは変人で人間嫌いだったと聞いたことがあるけれど、映画のようにあんなにいい人だったんだろうか? ところで、この手の映画を観るときには必ずといっていいほど「実際にいたのかどうか?」の真偽が問題になりますが、「三十四丁目の奇蹟」(1947米)などと同様に、いることを前提に観た方が楽しくありませんか?(微笑) 紙で切り抜いた妖精の絵を写真に撮ったということがすべてを語っているかどうかは、今となってはわかりませんよね。映画の中で、冒頭で登場した軍人が森の中で癒されているときの表情を観ると、実際に妖精がいるいないに関係なく、その人の気持ちの持ちようではないかとも思います。あの映画で描かれたような素晴らしい自然の風景の中で生活していれば、心が洗われそうな気もしますね。それにしても最後に”パパ”が登場するだろうなとは思っていたけれど、あの人だったとはねえ(笑)。ノンクレジットだそうですけど、あるデータベースではしっかり名前がありましたね。いつもああやって美味しいところ持って行っちゃうんだからなぁ(笑)。8点(2003-05-13 00:55:55) 49. ブロウ レイ・リオッタの父親役が悲哀を感じさせました。あんなに物わかりのいい父親なんているのかな。でも息子にとってはああいう父親がいれば心強いですね。ピカレスク・ロマンものは、どちらかというと苦手ですし、ヤクとか煙モクモクものも苦手なので、全体としては今ひとつだったのですが、あの父親の存在というのが大きかったです。最近はとくに父親ものに弱いです(自分が親不孝しているせいですね(汗))。で、ジョニー・デップが反面教師とした両親の家庭と同じような家庭を作ってしまったのが皮肉ですね。この映画のペネロペ・クルスはまったく魅力を感じられませんでした(ファンの方には申し訳ありませんが)。6点(2003-01-13 22:05:14) 50. プリティ・リーグ マドンナがとてもいいです。トム・ハンクスとジーナ・デイビスの間に芽生えたほのかな恋愛感情にも共感してしまいました(もちろんトムの立場から)。戦争という背景さえなかったら、もっと明るいものになったのだろうけど、戦地の夫や恋人が死ぬのは悲しいですよね。それにしても、ジーナ・デイビスは背が高いねえ。7点(2002-09-27 12:58:48) 51. フェイク フロリダで小学生のように遊ぶマフィアが印象的です。アル・パチーノが中間管理職的なうだつの上がらないヤクザを演じていて、最初は文句の多い奴だと思っていたのが、どんどん彼の心情に引き込まれていってしまいました。ジョニー・デップはちょっと訛のあるしゃべり方をしていませんでしたか?どなたか解説して欲しいですが、私には、かなりうまい演出に感じられました。この映画はあの奥さんがいないと成立しない作品ですよね。パートナーの大切さをあらためて思い知らされています(苦笑)。それから、オイルショックがニューヨークのマフィアの懐具合にまで影響していたとは知りませんでした(笑)。「呼びだし」をくらったアル・パチーノが最後に魅せる演技、皆さん絶賛の通り、哀愁が漂いますね。あの銃声は、ホントに? ところでどなたかが書いてらっしゃったけど、とても6年も経ったとは思えませんでした。せいぜい一冬を越したくらいにしか私には感じられなかった。7点(2002-09-04 04:57:58)
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