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101.  フォートレス 《ネタバレ》 夢の中にまで立ち入られちゃうってのが、ちと怖い。Don’t dream、ってね。SFもサイコスリラーの流行りと連動していて、なにか心理的なものへの関心が高まっていた時期だったんでしょうなあ。でもこの所長、ぬかりすぎてますよ。逃げる場所メキシコが存在してるってのも甘いなあ。その他のものをみな死なせても、自分の子どもが無事出産されれば、それで「よかったよかった」になるの。あちらの映画に出てくる有色人種はだいたい「いい人だけどけっきょく白色人種の最終的勝利のための犠牲になって邪魔にならず退場していく」という役割りが多い。[映画館(字幕)] 5点(2011-09-22 10:51:49)

102.  フリントストーン/モダン石器時代 よく知らないんだけど、昔のコミックかなんかが元になってるのか。50~60年代のタッチがありますな、髪形なんかにも。家族とか友情とか、それの扱い方・扱う手つきが昔っぽい。その手つきを懐かしんでる、ってところがある。現代のものを一つ一つ石器時代に置き換える、というのが笑いのポイントなのだが、もひとつオッというアイデアはなかった。エリザベス・テイラーは馬鹿な役をやっていて、自分をコケにできるところがハリウッド女優の偉いところだ。というか、こういう役やると箔が付く風土でもあるのかもしれない。うらやましい。ロージー・オドネルはこうやって見ると、別にブスではないな。自然保護メッセージとか近代文明批判がないのが良い。[映画館(字幕)] 5点(2010-09-08 09:55:11)

103.  ブラック・ウォーター 《ネタバレ》 製作者が「そりゃうちんとこは低予算映画ですから」と開き直っているような感じがあって、いっそ潔い。広いマングローブの森なのに、ほとんどその一角、舞台は一場に限られる。相手はワニ一匹だけで、複雑な人間関係はなし。これでもっと展開に工夫があれば、その狭さ単純さが煮詰まってくれるんだけど、ワニも人間もアッと驚くようなことはしてくれなかった(ワニがジャンプするぐらいか)。89分というのもいい長さのはずだが、切り詰めた89分じゃなくて、伸ばし伸ばしやっと89分って感じ。胎児は男の形見として助かるんだろう、といった予定調和は裏切られるが、リアリティを出す上での作戦というより、ただいい加減ってみたいで。最初の犠牲者の腕が使われるあたりは、ちょっといいんだけど、それもけっきょくそれほど役立ったわけでなく、場当たり的印象。でも映画における水面の不気味さってのが至って好きなので、その点では楽しめた。すぐ近くが水面の反射によって遮られて未知の世界になっている。そこらへんをもっと突っ込んでほしかったけど、樹上の人間ドラマと水面描写があんまり絡んでこないので、たとえば下に水があるのに喉がカラカラなんて皮肉が、それほどイキてない。[DVD(吹替)] 5点(2010-05-02 11:59:20)

104.  ふるさとの歌 田舎でうつうつと暮らす青年が、一百姓として国家に尽くそうと決意する、という文部省製作の映画。ただ面白いのは、どうも彼をそうさせたのは“意地”なのであって、都会での学生生活への憧れや、倶楽部で見得を切ってしまったことなどが脳裏をめぐって決断に至るの。国への純粋な滅私奉公観からではないんだよ、ということをちゃんと描写している。そこらへんで少しリアリティを加味していたのかも知れないが、ラストになるとみんな単純な人間になって丸く終わる、ってのがこの時代の作劇法でした。なんとなく溝口らしさを感じたのは、娘が都会に出てしまったのを追ってきた老母の鉄道付近の場、でしょうか。[映画館(邦画)] 5点(2009-07-25 11:48:35)

105.  藤原義江のふるさと はじめて映画が“音”を手に入れたとき、“歌”や“音楽”を使おうと考えるのは、まあ自然でしょうなあ。“騒音”って発想に至った『マダムと女房』の方がかなりひねくれてる。で歌手を主人公にして、しかし役者全般がどう声を出していいか困ってて、「とりあえず新派でいこう」って感じだったのだろうか。テナーと新派的物語。メロドラマではあるが、やや傾向映画的な香りもあり、資本家に踊らされるテナーをたしなめる妻は、印刷工となる。工場への道を歩きながら新聞を読む場など、労働者の匂いが立ちこめる。一方頽廃のパーティシーンではカメラがけっこうくねくねと回り込み、あの時代の撮影機器ではそうとう大変だったのではないか、そうでもないのかな。テープが乱舞し。この時代の映画で忠告する友人となると、まず小杉勇なのだ。このパターンは、グレかけたけど立ち直る不良少年ものにも通じる。[映画館(邦画)] 5点(2009-07-22 11:57:00)

106.  フランチェスコ どうもこういう原理主義運動ってのは好きになれなくて。異端にも、次の時代の正統になっていく前向きの異端と、そうでない後ろ向きの異端ってのがあるみたいで、だいたい原理主義ってのは後ろ向きの異端だよな。ロッセリーニの『神の道化師、フランチェスコ』では、そういうとこが気にならなかったのは、あれは教団内の「友情のようないい感じ」を中心に据えていたからだろう。教団と外部との関係が前面に出てくると、たとえば生産をしないことをどう考えてたんだろう、とか気になってくる。特権階級を恥じて、しかしけっきょく別の特権階級になっちゃったんじゃないのか、とか。家を壊したりするのにも、スタンドプレーの匂いがした。ミッキー・ロークだったからかなあ。キャスティングで凄いと思ったのは、ミッキー・ロークよりもフランチェスコの両親で、父親が『ソドムの市』の人、母親が『最後の晩餐』の人と、私の大好きな異端の悪趣味映画出演者を揃えてくれてた。[映画館(字幕)] 5点(2008-04-03 12:22:25)

107.  不都合な真実 啓蒙映画なら啓蒙映画でいいから、それなりに監督は全力を尽くしてほしい。大切なこと言ってるんだからいいだろ、と内容に寄りかからないでほしい。講演会の実況中継に絵解きを添えただけの手抜き演出、省エネを実践してみせたのか。ただ一点、ついに政治家も自然科学について語らねばならぬ時代になったか、という感慨はある。かつて「日本沈没」では、総理大臣が国民にテレビを通じて地学を語ったが、現代の政治家には、科学知識が必須の条件として求められだした。大統領候補になった人が、聴衆に「非線形的ふるまい」について解説している映像そのものが、とめどなく温暖化が加速していくこの世界にかろうじて希望をつないでくれる。[DVD(吹替)] 5点(2007-11-01 12:15:39)

108.  仏陀再誕 《ネタバレ》 祭りの賑わいのなか、金魚すくいの金魚が何かにおびえたようにクルクル回り始めるなんてあたりは結構いいんだけど、それで出てくるのが空飛ぶ円盤の軍団という突拍子もないもので、怪光線で街を破壊していくのでポカーンとしてしまう。作品の構造としてはイイモンの組織とワルモンの組織との争いで、仏教というよりキリスト教的な正邪の対比、ワルモンの方がこの円盤やら大津波やらの集団幻覚で人心を惑わし恐れを振りまいているのだそうだ(この前の選挙で北朝鮮のミサイルの脅威をやたら煽ってたK実現党を思い出した)。プロパガンダ映画・PR映画なのなら、観ている方に「そうだな」と納得させるものがイイモンの組織に必要だと思うんだけど、ワルモンの方が「ひれ伏すのだ」イイモンの方が「許すのだ」と、分かり易すぎる対比しかないので、「ならイイモンの方の活躍だって集団幻覚かもしれないじゃん」と思ってしまう。この二つの組織が宗教というものの分かちがたい両面なのだ、っていう認識に立てれば、もうちょっと意味のあるフィルムになれたかも知れないが、当然のようにイイモンの方にだけ自己を投影している。で結局イイモンが力でワルモンに勝って、ワルモンの方は改心し澄んだ顔になって、牢屋で手を合わせて拝んで終わるの。宗教ってものをこんなに軽く扱って罰はあたらないのか、とやがて地獄に堕ちる唯物論者の私でも心配になってしまう。黒いモヤモヤが漂うあたりなど悪くなく、再誕仏陀がやたら説法したがるのを除けば、予想よりは退屈しないで観られた。でも別に薦めない。[映画館(邦画)] 4点(2009-11-07 12:03:17)

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