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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. フレンジー 《ネタバレ》 シリアルキラーを追う物語ですが、主人公が直前に関わった女性が悲惨な死に顔をさらす(それも何度も!)のがショッキングです。これはもう何としても犯人が捕まって終わってもらわなければと感じます。終盤は、主人公が先を読んだ犯人に又はめられたのかとドキドキしました。[DVD(字幕)] 7点(2023-05-21 22:38:58) 2. フェイズIV/戦慄!昆虫パニック 《ネタバレ》 邦題が意図したのかミスリードです。普通、こういうタイトルの作品は、異常な攻撃力を持った生物が人間社会に侵入しますが、大抵、騒ぎの末に撃退されて終わりです。パニックも一時的です。しかし、本作は最終的に蟻側の狙いが明かされると、パニックどころか人間界への革命まで暗示されます。物語の前半から複眼で見た人間の様子が繰り返し挿入されますが、人間並の知性を備えた蟻が人間を観察していたと分かるとゾッとします。あの小さい蟻の一匹一匹がそれを持ってるというんですよ、絶対に怖いですよ。それにしても、蟻たちの撮影ってどうやったんでしょう。パペットじゃない生身の蟻にちゃんと演出してるとしか見えないんですが・・・。[DVD(字幕)] 8点(2017-09-19 22:52:28) 3. ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 住所地もバラバラな65歳の公務員男性九十何人を殺すという不思議な指令の意味、主人公にメンゲレが選ばれた理由が一挙に明かされる中盤以降のスリリングさは推理小説を読んでいるようでした。考えてみると確かに、遠大過ぎてツッコミどころの多い計画ではありますが、ヒトラーと同じ遺伝子を持つ少年の冷徹な態度を見せられると、背筋がヒヤリとする思いがしました。[DVD(字幕)] 8点(2017-09-16 17:41:08) 4. 不毛地帯 《ネタバレ》 名優が大勢登場しますが、私には仲代達矢氏の独り舞台のようなもの。有能を隠し切れずに権謀術数の世界へ入り込み、果ては取り返しのつかない失敗をする主人公の生きざまがたまらないのです。命を落とすのが自分ではなく、かけがえのない親友であるという痛々しさがポイントですね。[DVD(邦画)] 8点(2016-11-02 23:45:27)
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