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1.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 原作では判りませんが、映画においてはサーカス団、後の慰問団でオスカルの師となるベブラ師との邂逅が大きな意味を持つように思います。身体は成長しないけど精神は成長するオスカルにとって、その存在を見抜いているベブラ師というのはオスカルの完成形でもある訳です。オスカルはブリキの太鼓を叩いて大人の欺瞞に近づく精神の成長をも拒否しようとするのですが、子供染みた行動でオスカルを保護してくれる周囲の大人を死に追いやってしまう狂気に、戦争と父親の死をきっかけに別れを告げて西側?の新世界で成長を再開して生きて行こうとする所で映画が終わります。私は反ナチズムとか反戦がこの映画の主題ではなく、この時代の狂気とオスカルの狂気が同じ位で違和感がない、と言う所がこの映画の主題なのかなと感じました。ややグロテスクで難解なのでこの点で。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-29 16:33:15)

2.  5デイズ 《ネタバレ》 なかなか描かれない題材や地域、迫力ある戦闘シーンという面では貴重な作品ですが、実際の戦争の様相を伝えるジャーナリストを描いた割には都合よく助かりすぎ、ロシアが一方的に悪く描き過ぎです。サーカシビリ大統領が「ジョージア(グルジア)の自由と独立が守られた」と最後演説してましたが、南オセチアの自由を認めていたらそもそも紛争にならなかったのでは?という視点が欠如。これではジャーナリズムと言えません。否定されてはいますが、ジョージア政府から金一封が出ていたという説も。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-09 22:52:20)

3.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 グロテスクなシーンや無抵抗の捕虜を殺害するシーンを加える事を戦争のリアリズムの表現と勘違いする傾向が何故か21世紀に入ってからのアメリカ映画に多い。戦争が始まって4年経っているのに新兵が「戦場で人は殺せません」などという事を言うはずがない。米国でも新兵はそれなりの覚悟をして戦場に来るものです。新兵ノーマンはさしずめ現在の戦争と関係のない観客達を戦場に強制的に連れ込んだときに感情移入しやすいように設定された役柄とは思いますが、敢えて捕虜を殺すことをリアリズムと正当化する手法は現在米国が中東で行っている所業を「仕方の無い事」と映画を通して一般人に思わせる意図があるのかも知れません。米軍人をBC級戦犯として裁く人はいないからリアリズムで片付けて良いのだという気の弛みが今の米国人にはあるのでしょう。プライベートライアン以降、映画における戦闘シーンのリアルさ(実はclear viewの度合い-実際の戦場は何が起こっているのか煙や埃でよく見えないというのが本当と思う)は凄い出来だと思います。皆さんが指摘するようにストーリー展開にもリアルさを入れてくれればより卓越した戦争映画になり得たものをと残念に思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-04 13:11:29)

4.  ブルー・マックス 《ネタバレ》 この映画には二つの見所があります。ひとつは言うまでもなく実機の複葉機(三葉機も)を用いた空中撮影の迫力、これはCGのなかったこの時代ならではのものだと感心します。もう一つは戦争における庶民階級の関わりです。国王を頂点とする「領主の集合体としての国家」同士の戦争が「国民国家」を単位とした戦争に変わってきたのが第一次大戦であり、平民出身のジョージペパード扮するスタッヘルがパイロットとして勲功を上げ、プロシア王国最高勲章で貴族しか得ることがなかった(パイロットや将校は原則として貴族だったけれど戦争後半になって人員不足から平民からも採用されるようになった)ブルーマックスを叙勲されるに到ります。この戦争に勝ち目はないと見た不倫相手の貴族の将軍婦人はさっさとスイスに亡命を図りますが、国家の英雄にこだわる主人公は亡命を断ります。この決断が破滅を招くのですが、貴族と平民の戦争に対する意識の違いが際立つ場面と言えるでしょう。しかし見所はやはり飛行機。飛行機ファンとしては甘いですがこの点で。[DVD(字幕)] 9点(2010-07-26 20:40:45)

5.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 題名に引かれて観たのですが、おじさんにはあまり縁のなりファッション業界を描きながら、基本になる筋書きはオーソドックス(戦争物で言えば士官学校出たての坊やが厳しい戦場に来てショックを受けながらも一人前に育ってゆくというような)であり、ファッション業界においても仕事に対する姿勢は他業種と同じということが理解できて何だか安心して観ることができました。といってもファッション業界というのはやはり感性がないと成功しない。感性と努力、政治力があって成功したからこそあれだけ我がまましていても上司が務まるのでしょうなあ、とちょっとやっかみも。そのような気にさせた作りのうまさも含めてこの点で。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-22 21:24:50)

6.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 私はスピルバーグが何故この映画を作ったか、何故このストーリーを採用したかが長い間理解できませんでした。スターウオーズもそうですがスピルバーグは観客が十分楽しめて嫌みを感じさせない間にアメリカ帝国の赤裸な一面を描く術に長けているように思います。直接祖国が侵略された訳でもないのに関係ない遠くの戦場にはせ参じて若者たちが次々と死んで行ったことは、顔も知らない二等兵一人を戦争から連れ戻すために大勢が命を懸ける「くそ任務」と同じことだったのではないか。始めとおわりに多くの家族と共に、つまり戦後のアメリカの繁栄を象徴するような幸せそうな家族に見守られて「私は恥ずかしくない人生を送ってきたか(大戦を機に帝国になったアメリカはこれでよかったか)」と白々としたアメリカ国旗とオーバーラップしながらミラー大尉に問い掛けるシーンは「くそ任務」で死んでいった先人達への監督なりのこの映画を作った思い入れのように感ます。上陸場面での戦場のリアリティは第二次大戦で虫けらのように死んでいった先人達のために絶対に必要だったのでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-17 19:27:09)(良:1票)

7.  ファースト・コンタクト/STAR TREK 《ネタバレ》 スタートレック特にTNGファンの私としては十分に楽しめた作品でした。確かに予備知識なしでは良く分からないと思いますが、作る側もそれを十分承知で作ったのでしょう。ボーグとQはTNGで最高のキャラクターと思いますが、その一方がこのような形で解決?してしまうのはやや残念かも。もっと理解と想像力を超えたような存在であり続けてほしかった。スタートレックシリーズは現代を暗喩する内容を多く含んでいて、異星人とのコンタクトの形を借りて違う分化への対応、対決や理解を物語る所が見どころなのですが、未来の社会背景についてそれとなく語るところも見逃せないところです。この映画でも「21世紀は資本主義社会で金儲けが労働の目的だったけど、未来社会は人々を良くすることが労働の目的で資本や金銭の概念はない」みたいなことをさらっと説明する所があって思わず身を乗り出してしまいました。資本主義も共産主義も行き詰まった感のする現在、ベーシックインカムに基づく新しい労働対価や世界共通の通貨に代わる経済概念なんて夢を考えさせてくれるのもスタトレの楽しみ方と思いました。[DVD(字幕)] 7点(2007-06-20 22:12:17)(良:1票)

8.  フローレス 《ネタバレ》 「性同一化障害」「男色」「女装趣味」の違いを明確に説明できる人は少ないと思いますが、この映画はこのあたりが分かっているとより興味深く見れます。 男性を起点に考えると「性同一化障害」の人は自分の心は女性であると信じている男性で、男の服を着て男として振る舞うことが苦痛でなりません。女装をして女性として生活することが自然に感ずるのです。一方、男色、女装趣味は「心は男」で性の対象が男であったり、女装をすることに性的興奮を感ずるに過ぎません。従って性同一化障害の男性は表現形が男である「女性」ということになります。映画は頭の固い元警官、現在脳梗塞で半身麻痺のロバートデニーロ扮する初老の男とフィリップSホフマン扮する性同一化障害で性転換手術のために金を貯めている、ゲイバーでショーを指導する中年になりかかりのオカマの奇妙な「友情」を描いたもの、と一言で片づけられます。オカマと頭の硬い男の友情というだけではつまらない映画と言えますが、このフィリップシーモアホフマンの性同一化障害者ぶりがあまりに堂が入っていて監督は性同一化障害をかなり意識して映画を作り込んでいると思われます。男色の人たちに対して「この人たちとは考えが合わない」と言わせたり、自分の女装は少しも綺麗でないと分かっているのになぜ女性でいたいかといったことを懇々と語らせたりします。しかし映画内で小難しい説明を加えることもないし、この主人公ラステイの周りにいる「オカマ」達があまりに怪しげ(どの部類なのか見分けられない)のでやはり芸達者のロバートデニーロとの掛け合いの面白さだけで何となく過ぎてしまうように思えます。結果的に心の上での男女の愛情でなく友情として描こうとしているあたりの微妙さが私には面白く感じました。この映画はメッセージ性のある社会派映画ではありませんが、性の悩みを持つ人たちという視点でみるといろいろな事が描かれていると感心する映画です。[DVD(字幕)] 7点(2006-12-27 18:10:31)

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