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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 現代を舞台にしたマッド・マックス的なものを感じた。二重人格だったと判明するまでの内容は9点。 でもオチにリアリティが無くて、ちょっと残念だった。裏人格になった時に あそこまでの統率力・計画性を持てるものなのか かなり疑問。そして片方の人格は もう一方を認識できないと思うので、二人が会話してしまうことに違和感が大きい。観客を驚かせようという意図が先走ってしまっていて、禁じ手的なミスリーディング脚本になっていると思われるのが惜しい。「セブン」での成功体験がそうさせてしまったのかな? 他の映画にはあるけど、人格が切り替わるタイミングで片方を映さないようにして 破綻のない描写にすべきだったと思う。それか 二重人格設定を隠し続けて 最後にかすかに匂わせるぐらいにする。 あるいはいっそのこと別人のままという設定にして、ブラピは突然姿を消し、ノートンのその後を描く。 全てがノートンの見た幻覚だったという設定もありえるが、それはいわゆる夢オチで つまらない。 厳しいコメントになってしまったが、それ以外の内容・雰囲気がとても良かったからこその指摘。少し設定が変わっていれば、9点クラスだと思う。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-24 21:49:11)《改行有》 2. BLACK JACK ブラック・ジャック(1996) 残念の一言。開始5分位で、おおよその流れが予想できちゃう。しかも予想できない部分は、辻褄が合わないような内容。手塚先生がご存命の時なら、世に出ることはなかっただろうなあという低クオリティ。 絵も気味が悪いだけで、ピノコも全く可愛くない。手塚先生が偉大過ぎて 似せても到底近づけないから、オリジナリティを出そうとして 転げている感じ。 これを見る時間があったら、原作読んで下さい。既に読んでる? もう一回読んで下さい。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-03-12 15:19:59)《改行有》 3. ブラッド・シンプル ザ・スリラー 結構面白い脚本だと思いました。ハラハラドキドキというわけではないのですが、何かじっとりとした ねちっこい 嫌らしい怖さが感じられました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-27 00:07:30) 4. ファーゴ 非常に面白いかと言えばそうではなく、でもけなそうと思う映画でもない不思議な映画です。 個人的にはあの婦人警官は理想的なように思います。非人間的なほどな冷静さで、冷静さを失った犯人を捕らえるのが仕事かと。 ところでヤナギダは何のために出てきたんでしょう? するどい婦人警官でも実生活では真実が見抜けないって意味?[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-01 17:29:21)《改行有》 5. ブロードウェイと銃弾 さまざまな場面にちりばめられるユーモアの味が良かったです。テンポも良いし素直に楽しめました。 私は舞台を見たことがほとんどないんですが、舞台好きな人ならもっと楽しめるかも知れません。 ただし 折角こういう映画なので、ラストはもう一ひねり欲しかったです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-01 12:58:26)《改行有》 6. プライベート・ライアン 米軍礼賛映画でもなく、強烈な反戦映画でもないように思えます。人間ドラマみたいなものを期待するとはずすと思います。 戦争映画の一種の手法として、淡々と行軍・戦闘を描写するというのもありかなと思います。と言うのも、実際の戦争を体験していない私のような人間にとって、第二次世界大戦の兵器や戦闘はこんなものだったんだと臨場感を持って見られることは悪いことではない様に思えるからです。(もちろん実際とは違うと言うことは百も承知で) 記録的、資料的映画としてみるなら8点。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-01-12 22:48:08)《改行有》
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