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1. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 ブレードランナーの続編で一番危惧していた、背景となる世界観の維持(というか深刻化)は満足できる内容でした。この映画の凄いところは観客一人一人で様々な解釈が可能であること。デッカード自身レプリかどうか分かっていないというのが良い。いろんな場面で観客が自由にストーリを創造できるように仕組んであり、それが物語の重厚さを醸し出している。例えばKがなぜデッカードを救ったのか、その理由の解釈をオリジナルのロイと対比して考えると面白い。一方で、レプリカントがホログラムで疑似愛を体験しているというのは我々に対しての痛烈な皮肉なので、不快感を感じたとしたら監督の狙いは成功している。などなど、いろいろ語れる映画は良い映画だと思うのと、この映画の最終的な評価にはオリジナルと同様に時間ががかるような気がするのでとりあえずこの点数。[3D(字幕)] 8点(2017-10-29 00:04:13)
2. プロメテウス
《ネタバレ》 ブレードランナーを最高の映画と思っているので期待していましたが、ブレードランナーのその後のディレクターズカットに至るまでの評価、つまり、デーカードが人間がレプリカントかという論争が評価を集めたという成功体験(?)がこの映画のシナリオに悪影響を及ぼしていると思います。冒頭の白い巨人のシーンは舞台が地球なのか他の惑星なのか、メレディスがアンドロイドなのかなどなど、曖昧にしすぎ。一番曖昧のなのは、コールドスリープから目覚めた巨人と意思疎通も出来ていないにも関わらず、巨人が人類を滅ぼすために地球へ向かうと断言するエリザベスさん。私は、古代語をしゃべりかけたディビッドがアンドロイドだと気が付いた途端に、巨人さんが怒り心頭になったように見えました。つまり、詰まらんものを創世した人類に対しての怒りなんじゃないかと良心的に解釈しましたが・・・。しかし、到着して予備調査もなしにいきなり本番の探検隊って・・・。他にも、ピラミッドが4つくらいありましたが、そっちにも宇宙船やらブラックオイル(Xファイルかい!)がいっぱい詰まっているんでしょうか。
映像は最高でした(IMAX)。シナリオを脳内補完するのが楽しい映画なのかも。[映画館(字幕)] 6点(2012-08-27 22:44:44)《改行有》
3. ブレードランナー
《ネタバレ》 やはり、この初回劇場版が一番いい。フィルムノワールを歌うのであればなおさら。
ただ、ひとつだけ欠点を挙げるとすれば、ゾラをリタイヤするシーンで、日本語「おい、あれ見ろよ、なんか変なもの持ってるぜ」という日本語が何回も繰り返されること・・。ディレクターズカットなんぞで評価を下げる前に、ここの音を取り直して欲しい!そうすれば完璧だったのに!!でも、私の人生に影響を与えたという意味でベスト1です。10点![DVD(邦画)] 10点(2008-12-19 00:18:17)《改行有》
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