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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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1.  ペコロスの母に会いに行く 《ネタバレ》 原作コミックは未読だが、まさかこれほど「ハゲ頭」の男たちの挽歌(?)な映画だとは予想もしていなかった・・・。まあ、岩松了演じる主人公がハゲなのはポスター等からも窺えたが、温水洋一や竹中直人(は、登場してしばらくはいかにも不自然なフサフサ頭だが・笑)、加瀬亮までもが変装した加藤茶みたいな“ヅラ頭”を披露してくれるのだ。さらに介護センターの職員や、主人公のライブ演奏場面でチラリと映し出される客にいたるまで、やたらツルツル頭が目につくんである。 そうなってくると、“認知症と老人介護をめぐるヒューマン・コメディ”という宣伝文句(には、偽りはないんだが)以上に、ずばりこれは「(ハゲ男たちの)喜劇」なのだ、と納得させられた次第。そりゃあ、そうだ。だって監督は、あの森崎東なのだから。 森崎監督の喜劇は、しばしば「怒劇」として語られる。それは、社会の周縁で生きる人々の喜怒哀楽、そのなかでも“怒”を描いてきたからだ。貧困や偏見、差別などによって蔑まれた者たちが、それでもどっこい生きて(や)る! というバイタリティーこそが森崎映画の原点であり、「笑い」の源泉なのである。 しかし、この最新作においては“怒”ではなく、それ以外の“喜・哀・楽”こそが中心となっている、と言えるかもしれない。いや、むしろ“優(しさ)”の字こそがふさわしいだろう。・・・そう、ここにあるのは、すでに人生をじゅうぶんに生き抜いてきたひとりの女性、すなわち赤木春恵(と、原田貴和子)が演じた主人公の母親への、静かな賛嘆と慈しみの念ばかりだ。彼女は、昭和という時代を懸命に生き抜いてきた。そして、今はこうして現在ではなく「過去」の時間のなかで生きている・・・あの、眼鏡橋におけるひとつの「奇跡」的な瞬間。その記念写真の場面は、あまりにも美しい。それは、この映画が彼女に用意した最高の“贈り物”でなくしてなんだろう。 その時、ぼくという観客は滂沱のナミダにくれながら、森崎東監督の映画における“怒り”とは常に“優しさ”の裏返しだったことにあらためて思い至るのだ。社会的な弱者として語られ、かたづけられる者たちの側に「連帯」することで、そういう風に語り、かたづける者たち(=社会)への怒りを画面にたたきつけてきた森崎「喜劇」。その“優しさ”こそが、この作品に充ち満ちている・・・もはや、泣くしかないではないか。[映画館(邦画)] 10点(2013-11-22 19:40:03)(良:2票) 《改行有》

2.  ペイチェック 消された記憶 まったく何の関連も脈絡もないんだけれど、この映画を見ながらなぜか思い出したのが、『キラー・エリート』という映画だった。サム・ペキンパ-監督の信奉者ですら忘れたがっている(?)あの映画は、ハリウッドがペキンパーの才能ではなく、あくまで「ペキンパー・タッチ」のアクションにしか期待していないことを、ハッキリと告げていたものだとぼくは思う。その時、もはやそこにペキンパーは存在しない。ひとりの〈不器用〉な御用監督がいるだけだ。それとまったく同じ意味で、この映画にも、ジョン・ウーを「ジョン・ウー」たらしめていたものが決定的に欠如している。あるのは、ペキンパーよりかはいくぶん〈器用〉な、しかしいたって平凡なアクションと物語のみだ…。アメリカの業界で生き抜くためには、こう言った「仕事」も仕方ないのかもしれない。が、単なる「自己模倣」でしかない銃撃戦やアクションばかりの、あの「男たちの情念(↓キノスケさん言うところの「男気」)」を喪失したジョン・ウー作品ほど、ぼく(たち)を「不幸」な思いにさせるものはない…。ウー、ウーよぉ~…5点(2004-03-19 15:29:00)

3.  北京原人 Who are you? 見ている間じゅう、『大巨獣ガッパ』だとか、『コイサンマン』だとか、『アイスマン』だとか、『最後の海底巨獣』だとか、その他ロクデモナイ映画のことが、走馬灯のように脳裏を駆け巡った…。おそらく最大のモンダイは、この映画の作り手たちが、そういったB級映画の類を1本も見たことがなく、だのに本来そういったシロモノにしかなり得ない内容のものを『ジュラシック・パーク』級の映画にしようとした、救い難いセンスのなさだろう。もっとも、ちゃんと前売り券を買って劇場で見た小生としては、予想外のメス原人(あ、差別的表現か?)のトップレス姿に感動(余談だが『ヒューマン・ネイチャー』での最大の不満は、パトリシア・アークェットの毛むくじゃら女がほとんど乳首を見せなかったことだ。それに比べて、我が小松みゆき嬢はちゃ~んとビーチク丸見えだったぞ!)。おまけに、片岡礼子嬢まで、惜し気もなく裸身をさらしてくれるとは…。朝日新聞が製作にからんでるんで、てっきり「ファミリー映画」だとばかり思っていたぼくとしては、この大サービスぶりに、けっこう満足させられたです。5点(2003-10-20 11:35:52)(笑:3票) (良:2票)

4.  ベスト・フレンズ・ウェディング ストーリーも、展開も、けっこうありきたり。なんだけど、これくらい監督のセンスを感じさせる映画も最近じゃ珍しい。特に、音楽の使い方がバツグンで、ミュージカル映画の新たな可能性すら見た気がした。ハッキリ言って、単なるラブコメなんかの水準をはるかに越えてます。素晴らしいです。これでダーモット・マローニーがハズレじゃなかったら、満点だったのに。 《追記》久しぶりにBSにて再見。いや〜、やっぱりムチャクチャ素敵かつ「うたごころ」にあふれた傑作! でした(オープニングタイトル場面の、MGMというよりは往年のパラマウント的な色彩感覚!)。そしてダーモット・マローニーが、実は得なようでいて損な役回りを、ほとんど何を考えてんだコイツ的「無意識過剰(?)」と希薄な存在感で演じこなしている・・・と再認識。申し訳ない、マローニー殿。[映画館(字幕)] 9点(2003-07-16 17:04:38)(笑:1票) (良:1票)

5.  ペイルライダー いやあ、「なるせたろう」さんのコメントに感動しました。アナタこそ映画ファンの鑑です。とにかく、少女の祈りに応えるかのように山上から参上する(すいません、つまらないダ洒落です)イーストウッドの幽霊(?)ガンマンには、魂が震えました。あの『シェーン』が元ネタだなんて、ぜ~ったい間違ってる。だってこれは、むしろイーストウッド自身の『荒野のストレンジャー』のリメイクだもの。素晴らしい!9点(2003-05-31 18:00:47)

6.  ペイバック う~ん、自分を裏切った女や仲間への復讐じゃなく、わずか7万ドルぽっちでここまで命を張る主人公ってだけで、十分笑える。周囲のチンピラどもも、それぞれイイ味だしてるし、ブライアン・ヘルゲランド、初監督としちゃ上々じゃん。と、思っていたのに…。これまでヘルゲランドが脚本を書いてきた作品に接してきた者なら、このオフビート感は当然予想できたはず。彼ならではのヒネッたウィットが「不真面目」に映るとして、だからこそ面白いんじゃないか。それこそがヘルゲランドの持ち味じゃないか! あの、メル・ギブソンが付け足したのであろうラブ・ロマンス部分をのぞいて、そういった「不真面目さ」こそを楽しんでほしかった…なんて、言っても仕方ないか。皆さん、「真面目」なのですね…。8点(2003-05-31 17:45:12)

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