みんなのシネマレビュー |
| スポンサーリンク
スポンサーリンク
2. ヘカテ う~ん、正直、オトコによる男のための映画って感じで、好きじゃない。現実には女に幻滅しているくせに幻想を棄てきれないロマンチックな(もっといえばオメデタイ)男性が絶滅していない証拠でしょうな、こういう作品が生まれるのは。現実的かつ男に幻想も抱いていない女の私から言わせてもらえば、「一目で心奪われる」なら、クロチルドはもっと万人が認める色気のある妖艶な美女を配して欲しかった。骨ばった顔と身体のローレン・ハットンじゃ・・・。ま、好みの問題なんですけど。全編覆う陰鬱な感じや気だるさも、オトコのロマンティシズム全開な感じでイヤ。あ~、ハイハイ、って言いたくなっちゃった。お好きな方、ゴメンナサイ。[ビデオ(字幕)] 4点(2009-10-29 14:52:51) 3. ペルセポリス 素晴らしいアニメーションと音楽、これだけで得した気分。・・・といっても、原作を読んでいたので最後まで食い入るように見られたけれど、いきなり映画を見たら、少し散漫な印象は否めなかったかも。原作にはもっと人間臭くて面白い、また悲惨なエピソードてんこ盛りだったのだけど、端折ってしまった感じかな~。私は、やっぱり、マルジの両親がトルコ旅行のお土産としてマルジのために購入したアイアン・メイデンのポスターを、折ってしまったら傷がついてマルジががっかりするだろうと考えた末に、お母さんがお父さんのコートの背に縫いこんで、お父さんがアメフト選手みたいな肩して帰ってきたエピソードは絶対入れて欲しかったんだけど・・・、残念。でも、サトラピ家と彼らを取り巻く人々の知性と先見性に満ちた雰囲気は十分伝わってきたし、なにより、マルジのキャラは原作どおり最高! ってことで、DVD購入決定かな。[DVD(字幕)] 8点(2008-11-04 15:46:09)(良:1票) 4. 北京ヴァイオリン 《ネタバレ》 評価は分かれている様ですが、私はとても好きな一品。公開当時に、劇場で見た後、そのまま売店でサントラCDを買いました。優れた才能を持った、しかも思春期の男の子ゆえの独特の愛想のなさ、もうオチャメなほどに息子思いの父親は、良い父子コンビ。莉莉に見せる小春の表情がまた普段と対比されていて実に可愛い。特筆すべきは、無頼の感ある江先生。金満少年のレッスン中にカップを投げつけるシーン、猫たちが自由に闊歩する江先生の部屋での小春との小さなやりとりの数々も、いいんだよな~。ラストは感激。涙しながら父だけのために渾身の演奏を捧げる、これ以上の父への気持ちの表現はないでしょう。彼の実力ならば、コンクール参加のチャンスは今後もきっとあるはず。この監督の作品では、『覇王別姫』よりこちらの方が、私的には断然好き。後半は涙ナシでは見られません。何度でも見たくなる本当に素敵な映画。[映画館(字幕)] 9点(2008-04-21 15:40:25) 5. ベイビー・オブ・マコン うん、これは、好きとは言い難いが、結構イイ。グリーナウェイの中ではまだ分かりやすい方なのかな。ラストは正視に耐えない、ってほどでもないが、かなりグロ。でも、なぜかグッと来た。美術が素敵。[DVD(字幕)] 6点(2007-07-27 14:46:19) 6. ベルリン・天使の詩 公開当時、劇場で見て以来、20年ぶり~。あー、忘れもしない、初デート!(もちろん今の相方とは別の人) それ以来、あれがありこれがありしてお別れしちゃって、この20年、この映画を見るのが怖かったのよ~。・・・“見た環境”というのは、かなり映画そのものに対する印象に影響するのですね。さて、20年ぶりに見て思ったことは、「やっぱり長い」でした。ま、こういうのキライじゃないんですけどね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-21 13:53:06) 7. ベティ・サイズモア ドラマの世界と現実がゴッチャになってしまうという脚本の着想が面白い、と思いました。レニーは、こういうキャラの役、向いてますね。イッちゃってる時のベティ、可愛かったよぉ。コメディだと思って見てたら、いきなり頭の皮剥ぎなんだもん、ビックリしたよぉ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-15 21:09:52)
|