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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1440
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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1.  僕の村は戦場だった 《ネタバレ》 齢50を越し、レビュー数1300本も越して今回生まれて初めてロシア(ソ連)映画を鑑賞しました。みんなのシネマレビューは、自分が鑑賞した映画の、制作国の本数まで確認できるのが便利ですねー。難解と言われるタルコフスキー監督作品という事で、恐る恐る鑑賞しはじめたところ・・・あれれ?予想反して、すごくわかりやすい・・・。わかりやす過ぎて逆に拍子抜け。オハナシそのものよりも、視覚的に記憶に残る場面がかなりありました。本筋とはあんまり関係ない、白樺の森の中で軍人さんとその恋人が延々と語り合うシ―ンや、クライマックス、敵地に小舟で乗り込む水辺の沼地での美しくも恐ろしい白日夢みたいなシーンが特に。ただ、決して手放しで感動したりとか面白いというタイプの作品ではないので、点数はこの辺りで留めておきます。[DVD(字幕)] 7点(2022-07-02 22:32:34)

2.  幌馬車(1950) おなじみフォード監督の顔たる、ジョン・ウェインもヘンリー・フォンダも出てこない。常連の地味な脇役役者さんたちを主人公にしたロードムービー。「騎兵隊三部作」の連作期、リキ入れまくりの大作の合間に肩の力を抜いてこしらえた小品だとは思うが、フォード監督独特のモノクロ画面に捉えた西部の詩情を味わえるという点で他作品を遥かに凌ぐ。具が何も入ってない素うどんって、時たま無性に食べたくなる時があるが、フォード監督の数ある西部劇の中では正にこの作品がそれ。具沢山の豪華な鍋焼きうどんもいいけれど、素材の良さをじっくりと味わって頂きたいウエスタンの逸品。[DVD(字幕)] 8点(2021-03-01 08:42:19)(良:1票)

3.  ポリスアカデミー 中学や高校生の時に観た映画の評価はどうしても甘くなります!!地方じゃ、イーストウッドの異様に暗いアクション映画「タイトロープ」(4点)と同時上映。どうしたって、まだ成長途上なガキにとっちゃこっちの方がメイン料理。何しろ「MR BOO!」シリーズがテレビ放映されるのを楽しみにしていたような頃ですからねえ・・・。毎月購読していた「ロードショー」で、ある批評家の方がこの映画の短評で「差別はいけないが、区別はしないといけない」みたいな意味の事を書かれていて、鑑賞後、なるほどなあ・・・と感心した記憶があります。「ロードショー」の発売日毎月勇んで本屋さんに駆けていった事とか、新作二本立て目当てに、学割前売り券を買い友達と映画館までダッシュしてた頃が、僕が一番正しく映画ファンとして機能充実してた時期だったと思います。これ、果たして今観て面白いと思えるのかどうかは・・・あんまり考えたくない。[映画館(字幕)] 8点(2021-02-26 15:17:36)

4.  暴力行為 豪華な大作やミュージカルが多い印象のMGM社製作の映画としてはおそらく異例とも思える、非常に地味なサスペンス映画の秀作。モノクロ画面の効果もあって地味だけど、切っ先鋭いナイフのような印象の作品。LA郊外の夜の街ロケーション風景も、光の影の絶妙なカメラワークが効果を上げていると思います。クライマックスの駅での演出に、後々のこの監督の「真昼の決闘」を想起させられる箇所もあって、面白かったです。主役三人は揃って好演。ジャネット・リーは「黒い罠」や「サイコ」もそうだけれど、悪人に脅かされる役を演じると何故か魅力を発揮する面白い女優さんだったんだなあと。大好きなフレッド・ジンネマン監督、処女作から後年の才気を感じさせる作品を作っていたんですね。こんな地味な作品をDVD化してくれたジュネス企画さんに感謝![DVD(字幕)] 8点(2016-10-14 22:15:46)(良:1票)

5.  本日休診 先日惜しくも亡くなられましたが、この映画は若き日の三國連太郎さんの怪優っぷりを堪能する映画です。当時のイケメン代表格、鶴田浩二、佐田啓二お二人とも、この三國氏のどうにもこうにも枠に収まらないハチャメチャな悪達者ぶりに、影がまるで薄くなってしまっています。特に良い意味でアクのない端正な二枚目の佐田氏なんぞ、えっ、どこに出てたっけ?ってなくらい、まるで存在感ナシ。上記お二人のみならず、名バイブレイヤーの男優さん含め、居並ぶお綺麗な女優さんの存在までも、あの独特なマスクと濃ゆい演技で映画をかっさらってしまった感があります。いやあ、恐るべき役者さんだったんですねぇ・・・。ちなみに、自分が三國さんを意識したのは、これも先日亡くなられた夏八木勲さんと同じで、角川映画の、健さんを恫喝するシーンが怖い「野性の証明」や、太っちょ=「セーラー服と機関銃」あたりからでした。角川映画って当時ずいぶん叩かれてたけど、良い役者起用してたんだよなあ・・・。自分が小中学生の頃活躍していた役者がホントどんどん亡くなられていくっていうのは・・・やっぱなんか寂しいもんですよね。[DVD(邦画)] 7点(2013-06-01 19:41:58)

6.  ポーリンの冒険 《ネタバレ》 「雨に唄えば」(9点)と同じく、サイレント映画黎明期の舞台裏のゴタゴタを描いたバックステージもの。「雨に~」ほどメジャーでないのは、トーキーとサイレントの違いはあるものの、ポピュラーな曲や呼び物になるシーンがないせいかな?でもこれはこれで、鮮やかなテクニカラーといい、主演のベティ・ハットンの魅力満載で楽しめました。ベティ・ハットンという女優さんはこの後、「アニーよ銃をとれ」「地上最大のショウ」出演後、なぜかフォルモグラフィーがプツンと途切れてしまうんですよね。ドリス・デイに通じる、コメディセンスも充分感じられた才能豊かな女優さんだっただけに、この失速ぶりは不可解ですねぇ。何かあったのかな?[ビデオ(字幕)] 7点(2011-12-03 11:01:47)

7.  ボーイズ・ドント・クライ うっ、イ、イタタタタタタタタタ・・・(エンドレス)観た後でかなり鬱になりますよねえ、この映画・・・。やり場のない怒りを、どこにぶちまけていいやらわからないような。鑑賞後もう何年も経ていますが、ようやくレビューする気持ちになりました。いまや懐かしの「ビバヒル」で、お色気ムンムンの諸嬢諸氏メンバーの中、一人サバサバとシングルマザー役カーリーを演じていたヒラリーですが、まさかオスカー二度も受賞する大物に成長することになるとは、あの頃誰も思ってなかったですよね。変に色気を売りにしない硬派な作品に出演した方が、絶対彼女の魅力は光ると自分は思っています。どっちかって言うとマイノリティー側の自分の立場から観ても、この映画のブランドン君の姿は・・・あまりに痛々しい。[DVD(字幕)] 5点(2010-12-19 10:54:13)

8.  ボーン・コレクター 《ネタバレ》 公開当時に観てやたら後味悪かったのは、題材のせいではなく主要人物の中で一番良い味出してた、看護婦セルマをオーラスのオーラスで死なせてしまった点。今キャスト表を改めて見て、セルマ役がクイーン・ラティファだった事に初めて気がつきました(←遅いし・・・)「シカゴ」の後だったら、きっと満面の笑顔で最後まで生き残っていただろうに・・・。いや、後だったらこの役自体引き受けないか・・・。[映画館(字幕)] 5点(2010-09-12 18:08:49)(良:1票)

9.  僕の彼女はどこ? 「若草物語」「ハーヴェイ」「花嫁の父」あたりの、1950年前後に製作された、当時の自信に満ち溢れ、強く正しく何の迷いもない健全なアメリカ映画がお好きな方に特におすすめの映画。何かと自分と相性が合うダグラス・サーク監督ですが、この作品にも古き良きアメリカの雰囲気が心地よいですね。好きだな~。「お金よりもっともっと大切なものがあるんだ!!」っていう、今となってはちょっと気恥ずかしいストレートなテーマを、照れずに堂々と描いているのが良いです。若手カップルがほぼ親のいいなりで、それほど自己主張をしないようにキャラ設定されているのも、当時は当たり前だったのかな?「理由なき反抗」以前の、従順なフツーの若者たちの典型といったらいいか。でもこれはむしろ若手よりも、マリリン・モンロー映画でよく脇役として登場していた、老チャールズ・コバーン氏が主役。[DVD(字幕)] 7点(2010-03-19 11:13:51)

10.  本陣殺人事件 岩井俊二監督の証言によると、この「本陣殺人事件」は、晩年の市川崑監督で再映画化の話が進められていたようですね。正直「犬神家」リメイクよりそっちの方が観たかったかなあ・・・なんて。ATG製作という事で低予算映画にもかかわらず、意外なほど丁寧に作られていたのには感心しました。いまやテレビバラエティ番組の重鎮中尾マフラー彬氏のヒッピー風金田一も、こういうアプローチの仕方もあっていいのかなって私は許容範囲内。ただ豪華キャストが見得を切ってケレン味たっぷりの大芝居を見せる、一連の市川監督版横溝金田一シリーズを見ている人間にとっては、今ひとつ盛り上がりに欠け物足りない。鈴子役は今なら栗山千明か。何故か音楽担当がデビュー前の大林宣彦監督なのも一興。言われてみれば旋律がそれっぽい(笑)[DVD(邦画)] 5点(2009-04-03 11:44:21)

11.  暴力脱獄 《ネタバレ》 やっぱりこれは邦題が良くないですね~。60年代日本公開アメリカ映画ワーストと断言しても差し支えないほどのダメさ加減。これだと、殺伐としたササくれ立ったイメージのみしか浮かんでこない。後半はともかく、全編を貫く雰囲気は、笑顔がやたらまぶしいニューマンの「我が道をひた進む」飄々とした軽やかさが心地良い映画なのに。男惚れする男っていうのは、こういうルークみたいなヤツの事だと思います。ただ私には彼がしゃにむに「権力に立ち向かう」って感じには見えなかった。彼の内深くに潜んでいた、無神論と軍隊での経験で被った虚無感があの無計画な脱獄に走らせたんじゃないかと。あ、パーキングメーターを壊したのもおそらく同じ理由。これ、原題「クールハンド、ルーク」のままじゃいけなかったのかな?公開当時の日本人の英語力だと(笑)もしくは、「クール・ハンドルークと呼ばれた男」(←センスなし)、「南部の脱獄者」(←もっとダメダメ)、「クール・ハンド・ルークのバラード」(←「ケーブルフォークのバラード」のパクリ)確か「ケーブルフォーク~」も初公開時は「砂漠の流れ者」とかいう、味も素っ気もないタイトルだった筈。御大ニューマン亡き今、彼の最高作の一つとして再評価の為にもこのタイトルの変更を望みたいところ。やっぱ無理かな・・・。ルークがもし2年の刑期を終え、生き永らえていたら「ノーバディーズ・フール」(8点)のサリーになりそう。[DVD(字幕)] 8点(2009-03-01 10:22:19)(良:3票)

12.  ぼくたちと駐在さんの700日戦争 色恋沙汰がそんなに絡まない青春映画つうのはやっぱいいですね。みんなシャカリキにケッタ(←チャリの意)こいで、意味ない事に突っ走って体張ってる姿がなんとも微笑ましい。でもなんだろう、この設定を1979年にした必然性が、俺には最後まで観てもよくわからなかったなあ・・・。原作の人気ブログ小説がそもそもそうだったから?コンビニが登場したのがこの年だったから?石野真子を登場させたかったから?(←んなこたあない)携帯電話やポケベルがまだなかった時代ということなら、この十年後でもハナシは通用するような気がしました。みんな揃って垢抜けてるというかそもそも田舎のガキどもって、もっともっとダサダサだったんじゃね?(笑)各キャラを観客に解からせる為、それぞれ過去回想シーンを差し挟むっていうのも、この映画ではそれほど気にはならなかったけれど、通常は禁じ手だと僕は思っています。[DVD(邦画)] 7点(2009-01-17 11:23:58)

13.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) これを観ればこの後に「タワーリング・インフェルノ」(9点)が作られるべくして作られたパニック超大作であった事は良くわかります。ただ私の幼少時の映画的記憶というのは間違いなく「タワーリング~」からスタートしたので、ずっと後になってこの映画を観た時には、それほどの感銘や昂奮はなかった事は否めません。やっぱり映画は生もの、どんな傑作でも、出会った時期や環境によって印象がすごく異なるものなんですよね。昨日テレビで放映されていたリメイク(6点)もそれほど悪い出来ではなかったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-06 10:42:13)(良:1票)

14.  ボーン・イエスタデイ(1950) 「イヴ」のベティ・ディヴィスと「サンセット」のスワンソンを押しのけ、この年のアカデミー最優秀主演女優賞を獲得したジュディ・ホリデイの代表作という事で、ずっと以前から観たかった作品。この女優さん、自分は「アダム氏とマダム」の脇役でしか他の作品で観た事ないんですが、キャリアが先細りになったのはどうしてなんだろ?舞台が本職だったからか?そもそもが彼女主演の舞台での当たり役の映画化という事で、かなり巧みなコメディエンヌぶり。カン高い声質に非常に特徴がありますね。もしかして映画界ではこの声がネックになって役柄が限定されてしまったのかな?無言でポーカー・フェイスのまんま、トランプをしてるシーン手捌きなんか妙に可笑しくて大爆笑。無学無教養の女性をレディに仕上げていくっていうプロットは、同じジョージ・キューカー監督後年の「マイ・フェア・レディ」を想起させられるものがあります。ちょっと展開がこの監督らしく、上品でおっとりしすぎてるかなあ・・・。メラニー・グリフィス主演のリメイクのがここでの評価高いんですね、今度観てみよ。ホールデンも相手役として申し分ない。この人って単独主演より、ヒロインの魅力をより引き立たせる二枚目の方がやっぱりお似合いです。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-17 10:30:58)(良:2票)

15.  ボルベール/帰郷 「トーク・トゥ・ハー」「オール・アバウト~」に続き、アルモドバル監督らしく内容的にとにかく一筋縄ではいかない映画ですね、これも。なんだかスペインの人って、喜怒哀楽表現の仕方からして我々日本人とはそもそも基本的に違うってところから始めないと、ちゃんと理解出来ないストーリーかもしれないです。やたら、チュッチュッチュッと友人に心から親愛の情を示したかと思いきや、すぐそっけなくしたり辛辣な態度に出たりするのは人物の性格以上に、太古からの民族的特性なのではないかと思ってしまいました。何でこの人はそこでこういう行動を取るんだろ?って疑問符もチラホラと散見。まあンな事は置いといて、全編にわたってとにかくベネロペが美しい!胸の谷間を強調した衣装も含め、時に往年のソフィア・ローレンを思わせる、画面に登場するとパッと華が咲いたような大輪の美しさ。監督も明らかにアンナ・マニャーニやソフィアのような、イタリア的大地に根を張った母親のイメージで、彼女を演出しているはず。歌まで披露するサービスぶりにとにかく自分は魅了されました。ハリウッド映画の冒険活劇の彩りヒロインなんかやってる時より遥かに魅力的。彼女がこの作品ででアカデミー賞を逃したのは無念の一言。[試写会(字幕)] 7点(2007-06-16 15:02:43)

16.  ホリデイ 《ネタバレ》 「旅の恥を掻き捨てられなかった」恋愛適齢期女性お2人のオハナシ。演じるキャメロンとケイト・ウィンスレットの二女優が水を得たような好演ぶりでとにかく魅力的!脇をサポートするジュード・ロウもジャック・ブラックもいい味出しまくり、この4人のやり取りを観てるだけでも時間があっという間に過ぎていきます。監督兼脚本のナンシー・マイヤーズ女史の、ビリー・ワイルダー(←モデルが他に思いつかない)あたりの、ハリウッド黄金期偉大な脚本家へのリスペクトが伝わって来てくるのが嬉しくて、全編ニヤニヤしっぱなしで鑑賞しました。ノンクレジットで不意に出てくる大スターの扱いも遊び心があって好き。「三銃士」の台詞が効果的に使われていた、テントの中のシーンの雰囲気醸成が特に気に入ったので一点プラス。年が明けたら彼らカップルはどうなるんだろうっていう先行きへの危惧は残りますけどね。veryautumnさんと同じく、自分もこの手の映画「ラブ・アクチュアリー」以来の高評価にさせて頂きます。やっぱキャメロン、いいわ。歳取ったらローレン・バコールみたいになってくれないかなあ・・・。※ところでイギリスのタクシーの運ちゃん、到着した時は家の前までは行けないとか言ってたけど、帰りはちゃっかり家の前まで車着けてましたよねえ・・・、一体どういう事なんざんしょW[映画館(字幕)] 8点(2007-04-02 13:10:01)(良:1票)

17.  ホテル・ニューハンプシャー 自殺も含め家族はどんどん死んじゃうわ、レイプされるわ、あっけらかんと(←デモナカッタカナ?)近親相姦しちゃうわ、いろんな不幸な出来事がこのホテル経営一族を襲うわけです。けれど別段深刻劇に陥る訳でもなくむしろ淡々とした語り口でこの風変わりな家族の長い年月譜が綴られていきます。ずいぶん昔に一度観たきりにもかかわらず、未だにヘンテコリンな映画を観たなあって印象があるので、当時の自分としてはかなり楽しめたんだと思います。コマ送りみたく突如ガチャガチャとマンガチックになるシーンとか。ジョディ、この頃はストレス太りだったのか、パンパンで張ちきれそうな体躯でしたね。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-18 11:10:01)

18.  僕と未来とブエノスアイレス 自分もアルゼンチン映画自体この映画が初見。同じ南米でもブラジルと比較すると、この国の人は気性が幾分穏やかなんすかねえ?確か気候も似てるって大昔習った記憶があるけど、日本人の心情と相通じるものがあるような気がして、多くの登場人物それぞれの人生模様を楽しんで拝見させて頂きました。佳作と呼ぶにはもうひとつという気もするけど、クレジットタイトル終了後の、イタリアから移民して苦労を重ねてきた主人公のおばあちゃんの笑顔と、気の利いた台詞にやたら心が和んだんで一点オマケしときます。[映画館(字幕)] 6点(2007-01-20 15:15:14)

19.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 確かに物量的規模についてのみなら、前作より格段にスケールアップしている感のあるリメイク。でも人命の尊さや重さは、相当スケールダウンして軽く扱われちゃっているようにみえますね。僕はこの手の災害映画については、薄っぺらい人間ドラマなら最初から不要と考えてる人間ですが、それでも主要人物の「性格づけ」だけは絶対必要不可欠だと思います。それがカート・ラッセル以外、殆ど何もなされていないのはまず大問題。主役のギャンブラーさんなんか、最初自分一人だけ助かればいいや的思考の持ち主だったはずなのに、徐々にならともかくあっという間に先頭で陣頭指揮を取る「みんなのヒーロー」的存在になっちゃってる、どう考えてもこれだけはヘン。あとオリジナルじゃ確か、牧師役ジーン・ハックマンが最初の転覆で生き残った人々に、このまま船底に残って救助を待つのか、一緒に自力脱出を決行するか、各人に選択を迫る重要なシーンがあったかと思います。それが今作じゃ選択の余地なくすっぽり抜け落ちてる。ここが人間の尊い生命が軽く扱われているように見えてしょうがなかった最大の改悪点。それでもオリジナルをまだ観てない方、ブルジョア連中の阿鼻叫喚大スペクタクルシーンを期待してる方にはおすすめかも。[試写会(字幕)] 6点(2006-05-21 10:48:08)(良:1票)

20.  ポケット一杯の幸福 これはかなり前に観たんですが、前作「波も涙も暖かい」に比べたらずっと出来が良かったと思います。ベティ・デイヴィスの娘役でまだ初々しいアン・マーグレットも出演してました。自身の作品のリメイクだからあんまり肩に力を入れず作ったのが良かったのかな?キャプラはこれが最後の作品、デイヴィスもこの作品以降怪奇路線に行ってしまうし・・・。ハートウォーミングな内容以上に舞台裏での30年代から40年代に活躍された映画人の方のサバイバルの過酷さをつい感じてしまいます。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-04 12:11:20)

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