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プロフィール |
コメント数 |
227 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。 「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。 |
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1. 本当の目的
マケドニアってどこにあるの?ってくらいで彼の国についてまったく知らない。しかしこれは面白かった。演技の重厚さと自然さは尋常ではなく、役者の佇まいを見ているだけで充分楽しめるレベル。脱いで当然というような自堕落風な娼婦と教師みたいなお堅い熟女という二人の女性が出てくるが、娼婦はともかくお堅い方もすーっと脱いだのにはびっくりした。もっともどちらも自然な演出でエロ成分は無し。むしろそういう見方を拒否するような内容の話でもあり、その媚びの無いクールさが爽やかで格好いい。原題とはほど遠い文学性の感じられない邦題だが、微妙にフックになっているので好判断と思う。[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-07 07:38:53)(良:1票)
2. ポエトリー アグネスの詩
「シークレット・サンシャイン」につづき、音楽の使い方のセンスの良さに衝撃を受けた。正確に言うとこの作品には所謂「映画音楽」は使用されていない。時折響く現実音としての音楽も対位法的な意図も一切感じさせない。エンドロールにも音楽がかからない映画というのをはじめて見た。画作り、演出、脚本によほどの自信がなければできない事だと思う。実際登場人物のすべてが圧倒的なリアリティを感じさせて、その佇まいを見るだけで充分満足できてしまう。音楽による安易な情緒誘導の大嫌いな私には理想的な映画。[映画館(字幕)] 9点(2012-09-04 21:23:34)
3. ボウリング・フォー・コロンバイン
10点満点で100点つけたいくらい。このような作品を作るというのは大変な勇気が必要だと思います。全米ライフル協会を敵に回すなんて命知らずと言ってもいいのでは。[DVD(字幕)] 10点(2004-07-24 00:08:27)
4. 冒険者たち(1967)
中坊のときテレビで観て涙が出た。なんてったって音楽が最高だよね。一年後の再放送の時にスピーカー・トゥ・マイクで全編録音し、受験勉強しながら幾度となく聴いた。・・・時は流れ・・・22才の時初めて劇場で観た。現実の恋愛のきびしさにボロボロになっていたオレに中坊の頃の感動はもう戻ってこなかった。その後、崇拝していたジャーナリストの『コンゴ動乱を扱っていながら、被抑圧者の視点がゼロのダメ映画である。それを指摘しない‘さよならおじさん’も駄目な人である!』という評論を読んで心底驚いた。アキャ~!このメロウな作品をそないな政治的視点で語るとは!いやはや勉強になりました。さすがです。そうだよ今この瞬間にも為政者はみんなの権利を侵害し続けているんだ!甘っちょろい感傷に浸っている場合じゃなぁい!もうこの作品の甘美さには浸れない・・・20年経過・・・最近見返してみるとかつてのさまざまな思いとともに、マタ~リ味わうことが出来てしまった。借り物の怒りは続かないね。それともくたばりぞこないの諦めの境地というやつでしょうか。やっぱりいい映画じゃないの~ぉ↑(シリ上がり)・・・エンディングでかかる“レティシアのテーマ”はアラン・ドロンのヴォーカルバージョンより受験勉強中に愛聴したピアノ・ソロバージョンの方が良いなぁと思った・・・[映画館(字幕)] 9点(2004-04-16 03:19:15)
0 | 18 | 7.93% |
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1 | 20 | 8.81% |
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2 | 17 | 7.49% |
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3 | 19 | 8.37% |
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4 | 20 | 8.81% |
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5 | 19 | 8.37% |
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6 | 19 | 8.37% |
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7 | 21 | 9.25% |
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8 | 27 | 11.89% |
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9 | 23 | 10.13% |
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10 | 24 | 10.57% |
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