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1. ボウリング・フォー・コロンバイン
予想以上。だけどセンスとテンポ良すぎてお年寄りとか全く問題意識を持って無いタイプの人にはちょっと大変かも。 しかしインタビュー後半チャールトン・ヘストンの頭の中には絶対大好きな銃が浮かんでたと思う(笑 少なくとも急いで引っ込んだ後、弾を込めに行ってる。 と想像できるほど、彼の「怯え」がありありと伝わってきて、それこそがアメリカの抱える怯えの正体なんだと感じました。写真を置いてきたのは多分ーそうしなくてはいられなかたからだと理解しました。わたしでも多分そうしたと思うから・・・。あと、日本は侵略戦争も中国人虐殺もしていないので、そこが少なからず残念だったのでそれで減点・・・(もっと勉強してね!)。この映画の意義を鑑みると・・・9点、かな。思考停止解除のきっかけになるだろうってことの評価です。9点(2003-04-26 17:04:04)
2. ポルターガイスト(1982)
《ネタバレ》 昔の知り合いに、この映画が大好きな人がいたことを思い出して、ふと借りてみました。
観て、どういうふうに好きなのか、聞いとけば良かったと(笑)
ものすごく怖いのだと覚悟していたので、こんなほのぼのしてるとは思わなかった。
両親のキャラクターは良かった。だらしなさはああ、アメリカだなぁと。食事風景とか、長女の様子とか。
後半のだめ押しは「ド、ドリフ!?」(笑)
ひとつ思ったのは、村上春樹はこの映画好きなのかもしれない、ということ。
「TVピープル」(1Q84ではリトルピープル)という存在、得体のしれない入り口に迷い込み、命をかけて出口をみつけ、脱すること。これは海辺のカフカもそうですが、影響を受けているとしたら、かなり大きいものだと思います。ということでもう一回この作品の良さを見直したほうがいいのかも、、とファンとして思いました。
しかし・・・一番ぞっとしたのは、シーンが飛んでたり最後のスタッフロール途中でいきなりDVDが終わったこと。
一連の呪い伝説は知っていたので、ひいいいっ!!て思いました。終わってからだけど。。
[DVD(字幕)] 6点(2010-06-10 17:21:24)《改行有》
3. 僕の彼女はサイボーグ
《ネタバレ》 日本人が、日本で日本語を喋ってるのにぜんぜんそう見えない。。つまり外国映画でした。わたしは韓国映画は一度もみたことがなかったのですが、以前中国に居た友達が、「理由は解らないけど、中国の映画は必ずと言って良いほど一度はゲ○を吐くシーンとかめっちゃ汚いシーンが出てくる」と言ってたのを観ながら思い出してました。「そっちもかい。。。勘弁して・・」と。ほんま、なんでやの。。???
他にもそんな違和感をいろいろ突っ込みたいとこだらけなんだけど(イグアナ喰うなああ!とか)、テンポも悪い、不可解なシーンの長短とか滅茶気になった。ここが何でこんな長いの?なんでそこでフェイドアウト?とか多くて「君とはほんまに気ぃ合わんわ!」ってかんじ。。ということもあり、そうかほとんど向こうのスタッフで固めてるのかと思ったらほとんど日本人やん。。それでまたがっかり。何してたんやと。映画はやはり監督のものなの。。?
たしかに皆さんも仰るとおり、綾瀬はるかは可愛かったです。それだけはよかった。
後、東京と言いつつ、神戸が舞台なのを知ってたので、「よくも神戸をもういっぺん壊したな!!」って腹が立ってしまった。映画のことと私も思いたいので、他意の無い事を祈ります。。
と思ったけど、やっぱちょっと考えても良かったんちゃう? 嗚呼、またむかついてきた~![DVD(邦画)] 3点(2009-12-19 01:50:38)《改行有》
4. 火垂るの墓(1988)
戦争の悲惨さに目を背けてはならない、という免罪符をかざして暴走することってままあります。例えばありもしない「従軍慰安婦の証言」を、なんの裏付けもせぬままポルノ小説さながら垂れ流す久米宏や筑紫哲也。うっすら浮かぶ疑問をかき消し思考停止する視聴者。「うわ・・・ひどい。けど久米さんが言うんだから間違いない。重要な意味があるんだ」--いいえ。残念ですが意味なんて無いどころか単に公序良俗に反する有害な番組でしかありません。ただちに抗議の電話をするに値するものです。この映画も同じく、トラウマになってまで直視するほどのものかどうか、その価値を一度冷静に考えてみるべきです。どこまでも純粋無垢な子供。不可解なほどなんの情もない残酷な大人。この単純な対比にヤられて「戦争ってひどい!反対!って思ってりゃ間違い無い」で終了なんて短絡的にすぎません?こういうのには常に反射的に10点つけて、子供にまた思考停止の種をまくようなことは親御さんたちしないほうがよろしいんじゃないかと。情報の選択も自分では充分にできるわけでもない、思考力も充分でない小さい子供にこれを観せるとどうなるか、まあとにかく一度冷静に観なおして考えたほうがいいですよ。どなたかが書いているように原作者の野坂氏は「〆きりに追われて必死で書いただけ」って言ってるくらいのもんなんですから・・。0点(2003-05-13 17:01:04)(良:1票)
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