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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  星を追う子ども 《ネタバレ》 一言で云えば、求心力のない作品だ。話の筋が一本通っていないのだ。少女アスナが不思議な少年シュンと出会って、アガルタという異界に旅して成長するという本来あるべき話が、途中で、亡き妻の生き返りを願うモリサキの冒険話に取って代わられてしまっている。アスナはモリサキのお供に成り下がる。そして異界の世界観が複雑で非常に分かりづらいのだ。かつてケツアルトルという神々が存在し、人間に知恵を授け、古代文明を発生させた。やがて人類が独自の進化を始めたことで、その役割を終え、地底世界アガルタに身を隠した。アガルタには願いの叶う石があり、生死の門があり、不老不死があり、神々の船がある。しかし今ではケルアルトルは異形の姿に変貌し、アガルタ人は地上の人間と接触を絶ち、滅びの時を迎えようとしている。このあたりの説明はうまくいえない。きちんと説明されていないからだ。 更に登場人物の行動に理解しがたいものがある。その最たるものはシュンだ。地上にあこがれ、命を縮めると知っていても地上に出て、アスナと出会って、助け、思いがかなったと自殺する。シュンの歌った最後の歌を聞いたのがアスナだったのだが、それがどんな意味があるのか。シュンはそれっきり登場しない。モリサキの行動で不可解なのは、学校の先生をしていることだろう。彼はアガルタを探査する組織に属しているのに。モリサキとアスナの接点を設けようとする無理やりな設定としか思えない。彼は亡き妻を生き返らせるという異常な宿願に憑りつかれているが、どうしてそこまで思い詰めるようになったか、観客が共感できるほど十分に描かれていない。モリサキが願ったからその願いを叶えようとする神の心理も計り知れない。 アスナの行動も共感しにくい。彼女が鉱石ラジオを作ったのは父親への追慕からだろう。石は父の形見である。ラジオで聞いた歌に惹かれたのも、あの世の父の声が心をよぎったからだ。彼女が日常で感じている寂しさは父の不在が大きい。彼女がアガルタでの探訪を望んだのは、父親探しの思いがあったはずだ。だが、父親は一切登場しない。では、シュンを探す旅なのか。それも違う。結局最後まで彼女が成長することはなく、彼女は終始受け身で、モリサキの妻の肉体のための憑代にされそうになるだけだ。彼女は父の不在の寂しさ、シュンの死をどう乗り越えたのだろうか?風景がきれいなのは美点だ。[DVD(邦画)] 6点(2014-03-04 03:00:51)《改行有》

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