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1.  ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 《ネタバレ》 ボーダーラインシリーズ第2作目。前作よりエンタメ寄りになったので、見やすかった。点数としては6.5点くらいで前作よりは劣ると思うが、四捨五入で7点とする(結局、前作と同じ点数になるな笑)。 前作はエミリーブラント演ずる若いFBI捜査官が主役でありながら、クライマックスでデルトロ演ずるCIAの殺し屋が事実上の主役に躍り出て、意外性に富む物語になっていた。本作は前作ほどの意外な展開はないものの、前作よりもストーリー上でストレスを感じる部分(若い捜査官の倫理的葛藤、周囲との衝突)が減っており、それが見やすさに繋がっていた。 前作からわずか数年の経過で、米墨国境上では、麻薬密輸だけでなく不法入国が問題化している描写は印象的だ。麻薬戦争でメキシコが政情不安になればなるほど、アメリカへの不法入国も増え、それがまた犯罪組織のビジネスになる悪循環。現実では国境上に壁を作る話も出ているが、これも不法入国ビジネスをさらに助長することになるのだろうか。不法入国の描写だけでも、国境の現状とその闇を知ることができて、興味深かった。映画では国境上の問題が、テロリズムにも繋がる可能性まで盛り込んで描いている。劇中では結局テロと国境上の出来事は無関係だったとされたが、その結論に至るまでの過程がなかなかスリリングで面白い。ブラックサイトでの容赦ない拷問、偽装と扇動工作、理不尽な証拠隠滅。アメリカだとやりかないというか、俄然説得力が出る(笑)。 見どころの多い映画だが、それでも点数があまり高くないのは、やはり前作と同様、全体として手堅い出来だが、一方でパンチのある描写が足りない。麻薬戦争が我々の常識では考えられないほどの惨状になっているのは周知の事実だ。老若男女問わず、あらゆる人間が巻き込まれて犠牲になっている。翻って本作の描写は、まだまだぬるい。本作ではイザベラ、ミゲルという少年少女が登場するが、彼らもストーリー上運よく生き延びる。客に極度のショックを与えない配慮だと思うが、個人的には彼らにもっと過酷な運命を与えた方が、映画としての質は上がったのではないかと推測する。武装を解除させ、無抵抗になったギャングたちを平然と射殺し、その上でとどめの銃撃も加える冷たいリアリズムが光っていたのに、そこにミゲルを巻き込ませなかったのは、ぬるいというしかなく、残念だ。[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-03 08:52:34)《改行有》

2.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! ほんとくだらない映画なんだけど、けっこう巧妙に作っているんだよなあ。物語の緩急の付け方も素晴らしい。 あとキャストが地味に豪華。ケイトブランシェットもカメオで出ているし。 しかし、ショーンオブザデッドでも思ったが、なんでグロだけやけにはっちゃけているのか(苦笑)[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-02-06 15:21:41)《改行有》

3.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 IMAXにて遅ればせながらの鑑賞。世間での高評価に水を差すようで申し訳ないが、結構な粗が目立つ作品だった。 この内容で7点以上の評価は付けられないと思った。 本作をよく注意してみてみると、クイーンという要素を外してしまえば、本作の物語の骨子は驚くほどありきたりなものだ。とある集団の栄光と挫折、そこからの復活。サイドストーリーには運命の恋人との出会いと別れ、家族との確執と和解まで、実にテンプレート的に盛り込まれている。映画の脚本としては、今からすると非常に陳腐な内容とも言え、そこには新鮮味もなければ深みもない。さらに言えば、クイーンファンなら即座にわかると思うが、本作では史実の順序が入れ替えられていたり、或いは誤解を招きかねない史実の省略を含んでおり、もちろん本作はドキュメンタリーでなく映画であるから仕方がないのだが、しかしそれでも、史実に対しての誠実さをあまり感じることができない脚本となっている。 演出面に目を向けても、フレディ以外の登場人物の描き方が雑。Love of My Lifeというわりにあまりにあっさり付き合い、あまりにあっさり別れるメアリーとの関係、バンドの他のメンバーのあまりに一面的な描写には、とにかく雑な演出という印象しか覚えなかった。クイーンは何もフレディ一人に依存していたわけではなく、他のメンバーの演奏能力の高さや各自が様々なジャンルの音楽を咀嚼してヒット曲を制作できる能力もあって、世界的にブレイクしたバンドであった。たとえば本作ではブライアンメイのレッドスペシャルや、ジョンやロジャーがいかに音楽的な成長を遂げて、ヒット曲を制作できるようになったのかといった部分が見事にオミットされている。結果的にフレディのみがフォーカスされて、他の人物の描写が粗雑になってしまったのでは、と思う。 とはいえ本作はあくまで映画である。限られた時間の中で史実の完全再現など出来るわけがなく、誇張や省略があってもいいと私も思う。ただし、史実の誇張や省略を含んだ映画が、それでも人の心を撃ち抜くためには、何かずば抜けた、それこそ狂気に近い域の演出や脚本や演技が必要だと私は思う。ただ残念ながら、本作でそうした部分を見つけ出すことが私はできなかった。史実への偏執的な拘りよりも映画的ダイナミズムを優先させた脚本はあまり高評価できず、演出も上述したように雑、CG合成だとまるわかりのライブエイドの映像も興ざめだし、ラミマレックの熱演は素晴らしかったものの、私が驚嘆する域までは達していなかった。フレディの振り付けは似ていても、歌唱部分は過去の音源の流用であり、これがもし彼自身で歌唱まで行っていればそれこそ驚嘆するしかなかったのだが…。 長々と書いたが、本作をまとめると映画的ダイナミクスを優先した、エンターテイメント要素の強い伝記映画ではあるものの、一方で不正確な史実の描き方や雑な演出も目立つ作品でもある。また、そうした難点をぶち破り、観客をねじ伏せるほどの狂気的な拘りもない映画である。クイーンに初めて触れる人や音楽ファンでない人たちには大満足の作品かもしれないが、ある程度目の肥えた批評家からの評価が高くないのは、本作のそうした弱点を見抜かれたからではないだろうか。[映画館(字幕)] 6点(2019-02-02 10:56:58)(良:2票) 《改行有》

4.  ボーダーライン(2015) いい意味でエミリーブラントの青臭さにイライラする2時間だった。 重低音を効かせたBGMとメキシコの灼けた大地が作品に漂う不穏さをさらに強調させている。 ただ残念だったのは、映像や音楽の演出は素晴らしいのだが、脚本が思っていた以上に地味だったことだ。 麻薬戦争を題材にした小説や中南米を舞台にした小説を読み過ぎたせいか、意外に本作は残虐な描写が少なく感じられた。これは余談だが、ラテンアメリカの小説は本当に死の場面が派手。麻薬、独裁、粛清、クーデタなど、桎梏の歴史がその背景にあるからか、登場人物が実に多彩で惨たらしい殺され方をする。翻って本作をみてみると、子供を殺すシーンもあるが、その映像は視点をずらして写していない。凄惨な処刑や拷問の場面もオミットされている。不穏な映画ではあるが、決定的なシーンはさすがにぼやかしてあるのだ。 ガツンと胃にくる、しかしそれでもものすごい傑作!というにはもう少しパンチが足りていなかったかな、というのが本作の率直な感想である[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-08-25 13:41:04)《改行有》

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