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プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 よくできた中高年自分探しロードムービーである。自由には孤独があり、安定には束縛がある。どちらが良いかに答えはない。この作品も答えの提示はしていない。これは年を取り物事に分別がつくほど考えさせられる問題であり、今の生活に満足しているのか?と己の生き方を肯定したり、否定したりする。好対照な女性2人+自分の姉妹を通じて揺れ動く中高年の姿をジョージ・クルーニーが好演。打算的に男を追いかけて田舎街で就職する妥協を許さない青臭いナタリー、他方家庭に不満を持ち(旦那の稼ぎが悪いか無職?で、高齢で体力なし?)出張先で不倫する中年女のアレックス。この諦めたワリキリ中年女には迷いはなく、逃避してるだけ。そして姉は別居中という中年女は不幸という扱いになっている。妹の相手の男はマイホームがアメリカンドリームであり、旅にも行けないこれまたジョージ・クルーニーとは対照的な男。男が安定と引き換えに自由を失うことを恐れてマリッジブルーに陥るのは中々リアルだが、結構簡単に説得されてしまう。この辺で「やはり家族が大事!」みたいな展開になる事を懸念し、ジョージ・クルーニーが仕事投げ出してアレックスに走った時にはオイオイお前はナタリーかよ?と思ったが、アレックスの現実で結婚の負の部分をしっかりと見せつける。女優2人も好演しており、中盤以降ナタリーの出番がなくなり、人物の掘り下げが弱かった(こっちの自分探しも見たかった)のが残念であるが、若さ溢れる演技は印象に残る(ちなみに失業で自殺するのは圧倒的に男が多く、作中では女性が自殺したという設定になっているのは何故だろう。ここでも中年女を不幸扱いしたかったのだろうか?また、ジョージ・クルーニーも保身の為に自殺の兆候はなかったとウソを付くというサラリーマン的狡さもある。推薦文はその贖罪なのかもしれない。)。 失業の危機や家族の崩壊のリスクを考えると、この世に安定などあるはずもなく、失業の不安は家族が支えになるというのも幻想なのかもしれない。だからと言って自由を求めて孤独を貫くのも寂しくて、シンドイ部分もある。人生の永遠の課題である。両者のバランスの取り方はどうするのか?仕事・結婚・子供・家等々、無数の選択肢がある。それでも人生の行き先を選択していかなければならない。空港の巨大な行き先案内板を前にして呆然と立ちつくすジョージ・クルーニーのラストの姿がそれを表している。(結局サラリーマン続けるのかな?それも自由じゃないと思うが、奴隷の気楽さもあるだろうし?)[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-07-14 11:29:54)《改行有》

2.  マイ・リトル・ガーデン 戦場のピアニストが人間関係によって生き残ったのに対して、こちらは独りきりのサバイバル劇。好対照な作品だと思います。作品全体が孤独と緊張感で溢れていて、最後はどうなるんだろうと思いながら見ていましたが、何かを待つ・何かを信じるという事は未来への期待でもあり、それが大きければ、誘惑にも負けず、苦難にも耐えられるんだなあと思いました。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-08 19:14:44)

3.  毎日かあさん 《ネタバレ》 原作は知らないのだが、この夫婦についての知識はある程度あったので、ドキュメンタリーホームドラマとして鑑賞。期待以上であった。夫が精神疾患である漫画家という設定は『ツレがうつになりまして。』に類似しており、違いは子供の有無と、キリスト教精神に基づいた博愛主義の有無だろう。よって必然的に夫婦関係の状況は全く異なるわけだが、それにしても不器用な夫婦であり、それがかえってとてもリアルである。ツレとは違い、こちらは夫を支えるどころか罵倒する。これは精神疾患者への対応として最悪である。子供によって緩和はされているが、かなり険悪な夫婦関係である。一応子供を守るためという名目で離婚しているが、精神疾患者との同居が難しければ隔離すればよいのであって、離婚する必要はない。他に諸々の理由があったのだろう。ここは美化されている印象。母親の「もっと早く見捨てればよかったのに」という実体験に基づく台詞は辛らつである。しかも子供へも不穏な影響を与えてるのも否めない。ただし、完全に別離する事もできず、かといって子は鎹というわけでもなく、共依存関係によって関係維持されている点は元夫婦関係の不可思議さが感じられ興味深い。夫が退院してからアルコール依存への無理解に気づき、夫を苦めていた事への後悔をするが、ここの描写がサラリとしていため、鑑賞者に単なるアル中のダメ夫という印象を与えている点はマイナスである。結局再婚はしていないようだが、死に際に感謝の言葉を述べて和解できたのは両者にとって救いであった。演出・演技・撮影等々の効果なのか、終始自然体でナチュラルな感じがしたのも、ドキュメンタリーぽくてよかった。子供が天真爛漫過ぎるような気もするが(実際にこういう子供らしいが)、嫌味はなく、成長過程もしっかりと描かれていた。実際にはもっと過酷な現実があっただろうし、個人的にはもっと深刻にディープに描いて欲しい気もするのだが、これぐらいのテイストが逆にリアルでちょうどいいのかもしれない。これは著者本人がよく言っている事だが、「女も仕事を持って稼げ」というのがリスク管理としての教訓だろう。経済力あってのこの関係である事を忘れてはならない。[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-07-15 11:09:59)

4.  待合室 -Notebook of Life- 《ネタバレ》 「命のノート」というのは舞台となったIGRいわて銀河鉄道小繋駅に実際にあるらしい。ノートですよ。電話でもなく、ましてやネットでもない。この超アナログ的なのがいい。2006年製作だが、現代日本とは思えぬ風景。ケータイ電話は1回しか出てこない。ストーリーも殆どなく、ただ待合室に集まる人々とのノートの交流だけ。内容的にも「ザ・邦画」という感じでかなりウェットなんですが、東北の田舎町に生きる普通の人々が東京人から見るとある種のファンタジーにすら思えてくる。東京で傷ついて自殺した女性の話の後に東京に出たがる田舎育ちの少女が「傷ついてみたいんです。傷つかないと自分がどんな人間かわからないような気がして」の台詞を持ってくる展開には、「生きる(死ぬ)」とは何かを考えさせられる。 同一人物を親子で演じているので当然絡みはないのですが、この親子キャスティングはよかった。311の5年前の製作ですが、震災後に見ると家族を失った人々には重く響くものがあるのかなと。[地上波(邦画)] 8点(2015-05-09 08:22:01)《改行有》

5.  真夏のオリオン 《ネタバレ》 見る前は潜水艦モノの死闘を期待というか予想していたのだが、よい意味で裏切られたかな。「指揮者になりたかった」でフザケタ、緊張感のない作品である事が確定してしまうし、玉木の貫禄のなさにも違和感は拭えない。が、密室劇としてはよくできてると思うし、敵との心理戦みたいなものもまあまあよく描けていたような。で、見ているうちに玉木的なリーダーシップもアリかなと思えてくる。突っ込みどころは満載だし、結局は戦争ファンタジーではあるのだが、ガンガン人が死んで「戦争もう嫌」的な戦争否定でもなく、日本人は立派に戦ったんだという戦争美化的肯定でもなく、戦争そのものへのメッセージ性を抑え、淡々と戦争を描きつつ、それでいて密室での人間ドラマは充分堪能できた。こういう戦争映画をもっと見たいと思う。[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-05-28 11:16:29)

6.  毎日が夏休み 《ネタバレ》 いい学校へ行って、いい会社に行って出世する。そんなことが出来るのは全人口の1%未満だ。さらにその1%未満に入れたとしても幸せになれる確率はさらに下がる。メディアでは散々言い古されてはいるが、幻想を抱き続けている人は数多い。幻想に気づいた父娘。幻想を抱く世間の目から逃れられない母。物語のポイントは母が幻想からいつどのように覚めるのか?になるのだが、その描き方が若干弱かったのが残念。ひっとしたら目覚めたのではなく、観念しただけなのかもしれない。 結局「幸せ」とは自分で定義するか、人に定義してもらうかの違いでしかないが、定義の仕方によって人生は大きく変わる。自分で定義できた人は「毎日が夏休み」なんだろう。8点(2004-03-18 22:03:24)《改行有》

7.  マルサの女 高校の頃見た。悪役贔屓の私は山崎務に肩入れしてしまった。マルサ達の「俺らは安月給でマジメにがんばってるんだー」みたいなシーンでは「ああはなりたくないなー」と思った。8点(2004-01-01 04:17:52)

8.  マイ・フェア・レディ 冒頭登場した女優が本当にオードリーなのかどうかを疑ってしまった。それぐらい自分を殺した名演技とともに物語はスタート。これからどうなるんだろう?という期待を持たせながらストーリーが展開されていきます。8点(2003-12-28 01:00:32)

9.  マイ・レフトフット 単に障害者の苦労話で感動させようというのではなく、障害者のワガママや身勝手さを非常によく描いていると思います。少年期に近所の子供たちと普通に遊んでいる姿は、外国だからなのか?昔だからなのか?はわかりませんが、非常に新鮮でした。8点(2003-12-23 19:56:27)

10.  街の灯(1931) チャップリン社会風刺系の方が好みでロマンス系はどちらかと言うと苦手なんですが、これはキレイにまとまっていてよかった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-25 11:26:13)

11.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 米帰還兵の年間自殺は8000人だそうで結構な数字。かなり過酷なのだろうとは思うが、旧日本軍の場合はどうだったのだろう。もう死ぬものだと覚悟していたのが戦争終わってホッとして家に帰れるぞ!という希望の違いだろうか。本作は米帰還兵のトラウマものとも言えるし、キャストアウェイのような死んだと思ってた人間が帰ってきた系ドタバタドラマともとれるし、親子夫婦兄弟姉妹の家族のドラマともとれるし、ちょっと要素がテンコ盛過ぎるのに短時間でアッサリ終わってしまったなという気はする。相手が弟じゃなく、アカの他人だったら許せるのだろうか?妻を愛するが故に家に帰りたい。だから部下を殺したというやるせなさとトラウマで、やはり怒りや葛藤は収まらないのか?等々いろいろと考えさせられる作品ではある。背負った心の傷は家族愛などでは簡単には癒せない難しさも感じた。娘にあんな事言われちゃちょっとキツイよな。兄弟葛藤に加えて、姉妹葛藤も絡んでるし。[地上波(吹替)] 7点(2014-08-01 12:10:02)

12.  松ヶ根乱射事件 《ネタバレ》 雪国の田舎町の閉塞感や荒涼感のようなものは伝わってくるし、そこに生きる人間のしぶとさ、強かさ、愚かさも感じられて、この「あるある感」的雰囲気は中々よいのだが、金塊の話がちょっとリアリティーに欠けるかな。これがアクセントになりコメディーにはなってるのだが、もっと「事実は小説より奇なり」的にリアリティーを徹底追求してもよかったような。狂い始めた警官が銃乱射して鬱憤晴らしする事を「事件」としてしまうセンスには唸らされる。[DVD(邦画)] 7点(2014-02-14 13:11:10)

13.  股旅 三人やくざ 三話のオムニバスです。だんだん面白くなります。まず秋の章の仲代達矢ですが、全体的に暗く陰湿・重い雰囲気でイマイチ。次に冬の章の松方弘樹ですが、チンピラ風情が上手く出ていて中々。最後も粋に決めてくれます。ただし、藤純子がちょっとイモネーちゃんなのが残念。そして春の章ですが、これが最高。菜の花畑の錦之助の登場シーンは見ものです。相手役は入江若葉で、武蔵&お通コンビ。武蔵とは思えぬ剣さばき、弱虫だが一本筋は通っているという、とっても魅力的なキャラクター。お通役は無理がある入江若葉も、方言まるだし田舎娘役はぴったり。大笑いできる事必至です。7点(2004-04-20 13:49:24)

14.  瞼の母 私は錦之助の良し悪しにしか興味が無いのですが、これは錦之助の魅力がかなり出ている作品。幼少時に母親と生き別れた渡世人で母親探しに江戸に出る。友人思いで、強く優しく気風もいいが、母親の愛情に飢える甘えん坊の一面も。対する相手によって錦之助の表情や抑揚が七変化する様は流石千両役者。「今夜の俺には逆らわない方がいいぜ」のセリフにしびれます。7点(2004-04-07 22:48:48)(良:1票)

15.  麻雀放浪記 死んだら負けなんだよなあ。7点(2004-01-21 02:35:10)

16.  魔女の宅急便(1989) 主人公の可愛いさ・ひたむきさにに心が洗われる。7点(2004-01-14 21:56:53)

17.  マルコヴィッチの穴 マルコヴィッチの良い宣伝になってるのでは?この映画でマルコヴィッチという役者を覚えました。こういう突飛な設定きらいじゃないです。 7点(2004-01-09 22:42:23)

18.  招かれざる客(1967) 人種問題をベースに親子や夫婦のあり方までも言及している点が作品を面白くしている。双方の父親がどう納得するのだろうか?という期待を持って見ていたが、白人父親の納得の仕方がちょっとあっさりしているのと、黒人父親は本当に納得したの?という不満が残る。黒人婿は優秀な人物という設定だが、初婚ではない・郵便配達員の子供という設定でバランスを取っているんだと思う。黒人のお手伝いの反感にはちょっと驚いたが、自分が白人娘を育ててきたという母親的な愛情が自分が黒人であるが故の困難さへの理解によって反感となって表出したのでは?と思った。また、途中で白人男が黒人女と楽しそうにする場面があるが、逆パターンは認知されているという事を暗に伝えているのだろうか?と思ったがどうなんでしょう?7点(2004-01-05 00:41:52)

19.  マッド・シティ 両男優は好演。助手役の女性の変化も面白い。7点(2003-12-31 19:05:45)

20.  マンハッタン・ラプソディ(1996) 《ネタバレ》 奥手中年の恋愛がメインテーマだが、裏テーマは母娘問題。毒親と言うほどでもないが、夫を愛せず妥協して生きてきた保守的な母親は、やりたいことをして好き勝手に生きているリベラル娘に嫉妬しつつも、幸せにもなって欲しいというジレンマを抱えている。それが娘の結婚を通じて、母娘共に変化し成長していくという物語。こちらをもうちょっとクローズアップしてバランスよく丁寧に描けば、単なるコメディに留まらず深みのある作品になりえたのではないだろうか。それにしても、96年時点でピアース・ブロスナンがこういう扱いであったことに驚き。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-07-26 01:16:39)

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