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プロフィール
コメント数 2005
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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21.  マドモアゼル 《ネタバレ》 自分の情欲や憤懣やらを周囲に撒き散らかしておいてお天道様からも成敗されない妖女のお話。うへえー、となりました。 男を破滅させてしまう女の話とくれば、日本製の人情話なら女側にもそれなりの事情なり、汲んでやりたくもなるいきさつを抱えてそうなものですが、フランス女にはそんなもの無いんだねえ。ただただ悪い。冒頭からいきなり水門開けて村の民家水浸し。理由は特に無し(!)。 顔が仏頂面のJ・モロー。教師として生徒にアカハラする場面などはただのおっかない中年女なのですがイタリア人の林業労働者の男と情交にふける終盤は色欲全開。艶っぽいというレベルを超えてもはや禍々しさすら感じましたね。いやオソロシイ話でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-10 16:02:13)《改行有》

22.  マラヴィータ 《ネタバレ》 スタッフが楽しんで作っているなあ、と伝わる雰囲気の良い(?)クライム・ファミリー話です。無茶なことを、はっちゃけてやる。いや、面白かったです。デ・ニーロとトミー・リーにこんな役はまあバイトみたいなもんでしょう。余裕のあること、楽しそう。だいたいロバート・デ・ニーロをゲストに呼んで上映するのが“グッド・フェローズ”ですからね。この冗談センスを受け入れられれば楽しめること間違いなし。 おとーさんの過激な倍返し妄想は「わかるわかる」と膝を打ちましたし、凶暴純情長女も知能派謀略家の弟も、若々しいM・ファイファーも、この家族みんな好き。ただ何故犬の名前がタイトルなの?[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-06 00:09:53)(良:1票) 《改行有》

23.  マーシュランド 《ネタバレ》 猟奇事件は田舎で起きる。今作の舞台はスペインはアンダルシア地方であります。アンダルシアにはこんな湿地帯があったのか、と瞠目しました。両サイドに延々と広がる沼地の中を走る一本道。走り抜ける車に覆いかぶさるような水鳥の群れ。しっとりしつつ、広々したロケーションはなんとも目に新しく、映画全体が陰鬱ながらも目を引く美しさがあります。少女たちは美しい娘ばかり。彼女らが殺害されてしまった事を、撃たれて血を流している水鳥のショットとだぶらせていたり、隠喩のセンスもなかなかです。 殺人犯の真相はかなりあっさりしているといえます。何故ならこの話は、事件の犯人が分かったところで結、としていないからです。 信頼していた同僚に対して生まれた黒い疑惑。打ち消したい、との思いは証拠写真を破らせる。けれど若き刑事ペドロに生まれた疑念はおそらく一生晴れることは無いと思われます。 思えば最初からフランコ政権の爪あとを所々差し挟んでいたのでした。 このラストの衝撃はおそらく日本人の私よりスペインの人たちに、よりダイレクトに伝わるものでありましょう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-24 00:02:15)《改行有》

24.  マリー・アントワネットに別れをつげて 《ネタバレ》 フランス革命という題材は創作者の想像を色々と搔きたてるのですね。男装の麗人も良いけれど、王妃に心酔するおぼこ侍女、という視点もなかなか面白かったです。 王妃という絶対的な存在に心底入れ込んでしまうシドニー。若い女の子がアイドルを神格化してしまうような熱中でありましょう。想いは権力者の非情な仕打ちに粉々にされてしまうのだけど。苦し切ないレア・セドゥーの表情が見事です。 ベルサイユの内側から見た革命の足音、その緊迫感もリアルに迫ってきます。パニックになる貴族ら、逃亡する者たち。どうしたらよいか分からない大勢の侍従たち。実際に撮影されたという宮殿内部も興味深く観賞しました。王侯関係者の場は金ぴかだけれど、従者らの生活空間の質素なこと。むき出しの石壁に最低限の家具。あまりにあからさまな差に口があんぐり。この時代に福利厚生の発想なんかあるわけないのよ、と視覚に訴えられました。 D・クルーガーはクール美女なのでマリー・アントワネットのイメージとはちょっと違うかなあと思いましたが、そこは演技力でカバーしました。ポリニャック夫人に心掴まれている姿など儚げでしたしね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-29 00:54:07)《改行有》

25.  マリリン・モンロー 瞳の中の秘密 大女優マリリン・モンローという人格を被って生きなければならなかったノーマ・ジーンの悲劇を知った。 あんなに明るく素敵な笑顔で世界を照らしてくれたマリリンがこんなに苦しんでいたとは、ファンもつらい。 見つかったメモは走り書きのようであり、散文的であり、そして一貫してもがいている。複数の後輩女優らが、彼女の語り部となって半生をつづる本作はドキュメンタリーのようであり、舞台劇のようでもあり。皆 マリリンを敬愛しているかの打ち込みぶりだ。泣ける。 彼女のファンでなければ興味の持てない淡白な内容ではあるけど、私はマリリンが大好きだし、特にジョー・ディマジオが病院から彼女を奪還するくだりには泣けて泣けてしょうがなかった。そして、アーサー・ミラーに厳しい視線を向ける制作の姿勢には大いに同意した。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-13 23:59:33)《改行有》

26.  ママの遺したラヴソング ストーリーがちょっと弱いです。弱いのだけど、観終わってしみじみと余韻が残るのも確かです。なぜってニューオーリンズの素朴な田舎風情がしみじみするのと、ヨハンソンの素敵なふくれっ面と白髪トラボルタのいかがわしい情けなさが妙にマッチして、これまたしみじみするからです。 全員“何かありげな過去”をちらつかせながら、天然なのかわざとなのかこの脚本はこちらの知りたいことの八割方しか語ってくれない。なので、キーとなる故人ロレーンの人物像があまりにもぼんやりし過ぎです。トラボルタ教授と元学生のおじさん二人の奇妙なつかず離れずの関係も分かるような分からないような。友情の混じった師弟関係プラス、罪意識の共有者だろうとは拝察できるけれど。・・と、難は多々あるけれど画と役者力でなかなか引っ張ってくれる映画ではあります。ラスト、パーシーがすたすたと墓地に向かうショットは冒頭のトラボルタのそれと背景が被るのですが、同じ画なれど新しく希望に満ちた彼女の足取りにバックの家並みも息を吹き返したようにも見えて印象的です。しみじみします。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-09 23:45:14)《改行有》

27.  マスク(1994) 《ネタバレ》 ワタシはこれ楽しめる人種です。面白かったー。ジム・キャリーはこれでハリウッドでの席確保、本当にお見事。コミックの映像化というより、この人がコミック化しちゃってる。こんな映画はひょっとして初めてか?キャメロン・ディアスはもの凄く可愛いし、ラストでお面くわえて見切れて行くマイロもナイス。刑事の「どうかしてんのはお前のパジャマだ」に笑った。公僕のくせにそんな台詞。いや可笑しい。[DVD(字幕)] 7点(2013-08-19 00:21:41)

28.  マーティ 《ネタバレ》 素朴でほのぼの。良いですなあ。この映画の一体どこにケチをつけようか。あー、そうだ。一人息子をとられてなんか不機嫌になる母親の気持ちはわからんでもないけど、「ぬけがけじゃん」的につんつんしてる男友達って。心の狭い奴らだなー。[ビデオ(字幕)] 7点(2012-12-10 00:25:35)

29.  真夜中のカーボーイ 《ネタバレ》 田舎から安易で馬鹿な夢を抱いて のこのこニューヨークに出てきたジョーを待ち受ける都会の厳しいこと、冷たいこと。うぅ、観ていてつらい。「カウボーイなんかに引っかかるのはゲイくらいなもんだ」とホフマンに看破されて半泣きのジョーが滑稽やら哀れやら。でもジョー、お前いい奴だなあ。ラッツォへの途切れない友情に涙、涙。[ビデオ(字幕)] 7点(2012-01-31 14:37:36)

30.  マスク・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 楽しいヒーロー活劇。でもちょっと長い。 バンデラス・ゾロがカッコ良いだけじゃなく、抜けてるトコも演れるのがミソ。馬泥棒も華麗に成功させるんだろうなと思ったらまさかのドタバタに展開するのには感心(?)しました。最後までお馬さんと息が合わなかったねえ笑。 まさかA・ホプキンスが初代ゾロを演るなんて夢にも思わなかった。前半の無理矢理な若造りもなんか痛いし。なぜ引き受けたのですかこの役を?ねえレクター博士。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-08-27 22:08:51)《改行有》

31.  マッキー 《ネタバレ》 人間がハエになるって聞くと、わたしはグロくて切ない「The Fly」の発想をする世代です。そんな固定観念はインドからちゃぶ台返しを食らいました。なぜ明るい?なぜ踊る?文字通り人がハエになっているというのに。 彼女まであっさり「元カレ→今ハエ」状態を受け入れて、一切の葛藤無し。さすがインド、混沌の国。死してハエになる輪廻くらい死生観に織り込み済みなのでしょう。おそらく。 設定はぶっ飛んでますけど、ハエになっての仕返しの諸々は耳元でブンブン言ってイライラさせるとか、こちらの想像の範囲内でなかなかにユルかったな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-07 23:14:31)《改行有》

32.  マイ・スパイ 《ネタバレ》 米エンタメ界には周期的に現れる‶天才子役”というのがいて、今作もクロエ・コールマンの出来如何にかかっていると言ってもいい脚本です。 デキる大人が子どもに振り回される、またはタッグを組むという王道パターンをきっちり踏襲しててソツが無く、まあまあ楽しく仕上がってます。 マッチョな主人公の相棒を務める戦闘力ゼロのクリステン・シャールや近所のゲイ・カップルなど脇役にも存在感をきちんと与えているトコが、平凡な脚本のわりに本作の娯楽度を数段階引き上げている要因かと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-22 23:33:10)《改行有》

33.  窓・ベッドルームの女 《ネタバレ》 ヒッチコックへのオマージュと巷では評されているようですが、S・グッティンバーグがどうしても醸してしまう能天気なオーラや、かなりご都合的に進む後半の捕り物帳など全体的にB級寄りの仕上がりです。 ちょっとした男気というか、社会正義を発揮したために巻き込まれる暴行事件。当初暴行事件だったはずが殺人事件へと事は大きくなるし、警察は疑ってくるし、計画仲間だった不倫相手は突き放してくるしで「こんなはずでは」な案件が妙にリアルに主人公に迫ります。中盤までのこの展開はなかなかスリリング。まあここまでが一番の盛り上がりに感じるのが残念といえば残念。 若き頃のイザベル・ユペールってこんな当て馬的な仕事もしてたんだね。脱ぎっぷりの良さが買われたのかな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-11 23:45:38)《改行有》

34.  まぼろしの市街戦 《ネタバレ》 殺伐とした現実風景に投げ込まれた色とりどりの夢世界。北フランスのその町がグレーの石造りが基調となっているので華やかな衣装がとりわけ映えます。 暴力と理不尽の圧倒する現実VS笑顔とカラフルの狂気。両者は拮抗し、でもやはり現実の圧は圧倒的に大きくて呆気なく病院に収まる患者たち。そこで終わらないのがこの映画の言ってみればもっとも重要な落としどころで。どっちを選ぶかな、貴方なら、私なら。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-23 23:10:26)《改行有》

35.  招かれざる客(1967) 《ネタバレ》 人種差別問題について実にまっとうでお利口さんな切り口。ベタといっていいくらいの良識あふれるエンディングでした。 ベタすぎて当てられる各役柄が単純で深みに欠ける感じも受けます。異人種間の結婚に反対なのは頑固な親父二人、オカン二人は「愛があるならいいじゃないの」と「女の直感型」で、当事者の娘は観ていて先行き不安になるほどの能天気。「世間」を代表する画廊の女は好奇心と偏見丸出し。 コミカルなようでいて、そうでもないどっちつかずな描き方なのはちょっと居住まいが悪い。黒人の娘の存在やアイスクリームショップでのトレイシー・ヘプバーン夫婦の一コマも何のための挿入なのかよくわからない演出です。 トレイシー親父の反対意見のその根っこが自身の偏見によるものなのか、若い二人が厳しい世間の目にさらされることを案じてのことなのか、そこをハッキリした方が良いと思うな。まあ前者なんだろうけど、ラストのスピーチでは後者の論ばかりに触れていてなんかずるいな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-12 21:23:11)《改行有》

36.  マトリックス リローデッド 《ネタバレ》 映像の斬新さ、設定の奇想天外なこと、ビジュアル完璧の主人公、と‶マトリックス”は1作目で全ての美質を顕し尽くしているので、その続編となるとハードルの果てしなく高いこと。どんなシリーズものでも2作目は苦心しがち。人物、ロケーションを増設し風呂敷を広げ、視点も増やした結果とっちらかった出来になってしまうものです。 本シリーズもその類に漏れず、制作の苦心惨憺ぶりが伝わってきます。「増やしがち」なのが続編の宿命とはいってもスミスの大量発生の画など見たかった客はあまりいないと思われます。 モーフィアスが己の信念の論拠としていた預言者までがAIの手によるものだとは思い切った改変をしたものと思いますが、それとて三部作通しての計算尽くしの脚本というよりは苦し紛れの‶びっくりアイデア”にすぎないのではないでしょうか。 三作目に対しては期待よりも不安が募るばかりです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-06 23:35:14)《改行有》

37.  マローボーン家の掟 《ネタバレ》 ネタバレありありです。 ミステリアスな導入部、古い屋敷、隠された鏡、深い森と海。これだけ舞台装置が揃っているのだから、ああこれはゴシック・ホラーなのだなと思い込んだのが間違いのもと。現実では連続殺人鬼が報じられ、おやこれはクライム・サスペンスなのか?とその辺から困惑してしまいました。どうもジャンル分けの難しい作品です。多重人格まで動員されてはサイコサスペンスの要素も入ってくるしで。 なんとしても幻想系ホラーで押してほしかったなあ。個人の好みですが。屋根裏のイカレ親父が生きていた、というオチには心底がっかりしました。殺人犯がしつこく生き延びていただけか。生きていては実体があるわけで幽玄のはかなさも耽美も何もない。 鑑賞するにあたって、監督が脚本を手掛けた前作「永遠のこどもたち」の印象を引きずり過ぎたかもしれないです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-22 00:19:56)《改行有》

38.  マラソン マン 《ネタバレ》 うーん怖い。70年代の映画ってほんと怖い。80年代に入るとホラーも派手に血しぶきをげたりとちょっと明るい(?)んだけど、70’sのなんか暗いむっつりと非情な感じっていつもぞーっとさせられます。大学生にしては老けた顔のD・ホフマンですらなんか怖い。 ロイ・シャイダーの前半は怖がらせの演出が冴えに冴えてキレッキレです。義眼の殺し屋がカーテンの後ろに現れたり、暗がりに仲間の女が消えて行ったり、その後に転がるサッカーボール!意味はわかんないけど怖い。 ローレンス・オリビエの後半は「白い天使」歯科医のマッドネスが炸裂する、また一味違った恐ろしさ。「安全か?」とひたすら何度も問うて精神を追い詰めるって新しい拷問のやり口だなあ。やめてほしい。訳が分からない。 恐怖印象が強烈な本作、ところがお話はかなり構成が粗いというか、細部を雑にほったらかしな感があって、なんでロイ・シャイダーがしつこく命を狙われていたのかとか反マッカーシズムの父親の関わり具合とかはもうさっぱり。 演出は10点満点、構成は3点、というとてもアンバランスな不思議な一本です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-22 00:17:21)(良:1票) 《改行有》

39.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 名作をまんまリメイクしてもしょーがない、てんで色々と工夫してますけども。それが人種を色々取り揃えるとか、武器を銃のほかナイフや槍を使用するといった程度の小手先に終わってて、むしろいらんことしなくていいのにという感を抱きます。一人一人、キャラの立ち方がオール白人だった「荒野の七人」にてんで及ばないんですもん。印象の強弱が演じる俳優のネームバリューに比例しちゃって、まあ7人中3人は影が薄い。もっとも私は「デンゼル・ワシントン」や「クリス・プラット」を見に映画館に来たわけではないのだ。新しい解釈の名活劇をそれなりに期待していたのでしたが。 「七人の侍」は別格だし、「荒野の七人」を観たらコレはわざわざ観なくても人生後悔しないレベルに留まった出来です。 もっとも、戦いの場面の臨場感はなかなかでした。仕掛けが上手く発動して次々と敵が呑まれるのは迫力があったし、駆ける馬の速さを捉えるカメラは流れるようで、現代技術の高さをいかんなく発揮していました。あ、あとイ・ビョンホンのファンなら、アジア人俳優が色気で白人俳優を押しているその存在感を堪能できて、大満足かと思います。[映画館(字幕)] 6点(2019-12-09 23:43:47)(良:1票) 《改行有》

40.  MAMA(2013) 《ネタバレ》 お化けがついてきちゃう、というよくあるパターンに「切なさ」をプラスしたところが、凡百のホラーとはちょっと一味違います。 かつて迫害されて我が子を失ったMAMAの、まあ人違いかつ筋違いな執着母性がこのオバケの本質。凶暴な振る舞いも、わが子を守るためと思えばMAMAにも一分の理がありましょう。 叔母さんの身体を乗っ取ったのも、この世での「本体」が欲しかったのかもと考えると、あのかくかくした動きには哀れすら漂います。MAMA、ソレ上手くいってないよ・・。 全体の落ち着いた色彩やトーンはいかにもギレルモ印。才女のイメージが強かったジェシカ・チャステインが気のいいロック姐御を演っててびっくりしました。演技力の幅の広さを感じましたね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-18 20:03:01)《改行有》

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