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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 魔界転生(1981) 島原の乱って言うとどうしてもキリシタンや農民が善玉になり易い所を敢えて天草四郎を悪霊にする事で、見事に悪玉に仕上げた点で先ず原作者の功績は大きかったと思います。映像面ではとにかく当時の邦画としては表現、演出、映像のいずれも綺麗な印象が残ってます。当時人気物だった沢田研二の起用や話題になったキス・シーンも巧みでした。8点(2002-01-07 18:29:15) 2. マッドマックス サンダードーム やっぱりティナ・ターナーがなぁ、悪役に徹してないんだよ。あれで裏切られたと思った人がどれだけいることか。このシリーズはやはり1番最初のが1番いい。5点(2001-09-18 18:56:02) 3. マッドマックス2 全作の続きの筈なんだけど、世界観がガラッと変わってしまい、何が何だか訳がわかりませんでした。面白かったけど。前作に比べると派手さはあるけど、残酷な表現が表に出すぎて、前の様な心理的な恐怖感が無かったのが残念です。6点(2001-08-22 19:21:22) 4. マルサの女2 1作目にに比べるとさらに泥臭くなっているのが面白かったですね。しかしどの映画を見ても三國連太郎は凄いと思う。山崎努とはまた違った、癖のある役者で伊丹映画でどう撮られるかと思ったら、あの人だけ伊丹映画のカラーに染まった感じがないのね。でも伊丹映画にしっかりと溶け込んでる。凄いです。8点(2001-08-20 18:53:02) 5. マネー・ピット アメリカの典型的なコメディですね。凄いベタな話なんだけど、ここまで徹底してやられるとやはり面白いですね。日本のコメディだとこれに強引なオチをつけちゃうところなんだけど、因果応報なオチというのがアメリカらしいですね。8点(2001-08-07 18:56:22) 6. マルサの女 今までの日本映画に無いシュールなレイアウトとかコマ割りはよかったです。山崎努、大地康雄、桜金造、益岡徹、みんな個性が強いのに他が打ち消されないで映像に出てくるってのは凄いよね。10点(2001-07-18 20:35:09) 7. 麻雀放浪記 真田広之の”坊や哲”がなんかおどおどしていて合わない気がするけど、高品格と加賀丈司(字が違うか?)の出目徳、ドサ健に救われてる気がする。なんにしても原作に見られる勝負の厳しさとか戦後の人たちの生活感は鋭かったと思います。8点(2001-07-18 19:33:34) 8. 魔女の宅急便(1989) この辺から大型タイアップのついた金使いまくりの作品作り始めたんだよなぁ。そういった中では一番まともだったのがこの映画だったのかなぁ。一番感心したのは高山みなみの2役かな。一部一発撮りしてるらしいんだけど、どのシーンでもちゃんと役に応じた声の使い分けがしっかり出来てたので正直プロの声優は凄いと感心してました。がっかりだったのはあの絵をやたら宗教画っぽく見せた事かな。久石譲の音楽もあって余計にそう見えてしまい、シナリオが少し押し付けっぽく見えたのは残念ですね。8点(2001-07-17 00:01:53)
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