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コメント数 196
性別 男性
自己紹介 映画を見てなにか感じたこと、考えたことを記録に残しておきたいときに、レビューを書いています。見た/見直した直後に書くようにしてます。

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評価順1
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1.  マチネの終わりに 原作既読で、なおかつ原作に思い入れのある自分にとっては、ちょっと残念に思えた。いや、長い原作を、不要な部分をうまく省き、ものすごく忠実にストーリーを描きつつ、よく2時間にまとめていて、そこは素晴らしい。ただ、やっぱりそれは、ストーリーを描いているだけなんだよね。この原作の素晴らしいところは、主人公である蒔野と洋子の思考を、丁寧に言葉にしているところ。いい年をした2人だからこそ、自分の情熱や感情を相手にぶつけるだけではなくて、お互いの人生や境遇や周囲の人たちまでをも配慮する、そういう大人の恋愛が2人の思考から描かれている。しかし、それを映画にしてしまうと、残念ながらそういう思考が十分に表現されるかというと、そうではない。もちろんストーリーとそこで描かれる2人の行動に、そういった思考は滲み出てはいるとは思うのだけど、当たり前だけどやはりそれは小説で書き込まれる思考のレベルとは違ってしまう。なので、正直言って、そういう思考を大切にした小説を映画化することに意味があるのが疑問に思ったし、残念に思ってしまったのだった。 ただ一方で、映像にしたことによる良い点ももちろんある。1つは音楽。蒔野が奏でる音楽は、小説ではもちろんこれでもかと文字で表現されるわけだが、それを実際の音楽として楽しめること、かつ映画全編の音楽がギターで奏でられ蒔野の演奏と一体化している音楽のあり方は、映画ならではだと思った。2つ目は背景。原作は東京、パリ、ニューヨークと世界中を舞台にするラブストーリーでありながら、あくまで自然に(必然として)舞台になっていることが特徴でもある。映画でも東京、パリ、ニューヨークがロケで描かれるのだが、日本映画特有の「頑張って海外ロケしました」的な雰囲気を出さずに、でも美しく景色を映し出していて、そこが舞台になっていることの不自然さを感じさせなかった。それも小説とは違った、映画ならではの表現方法だなと思った。 そう考えると、この映画は、もちろん小説を映画化するにあたって言葉足らずで物足りなく思われる部分もあることを前提にして、それを音楽や背景の映像といった映画ならではの部分で補うことを意図的に行なっているようにも思える。もし原作未読の方がこの映画を楽しめているならば、その試みはすごくうまくいっているのだろうと思ったが、原作既読の自分にとってはその成否はよくわからなかった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-04-24 18:07:09)《改行有》

2.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 これは、どうなんだろう、、、最後の主人公の気づきは、それはたとえば20代や30代前半の坊やのものであれば、それは気づいてよかったねーって前向きに思えるけど、この映画ではアラフィフでもう先が見え始めているおじさんにとってのそれなもんだから、もう絶望というか、むしろ気づかないほうがよかったんじゃないかとさえ思えてくる。だってさ、それはジョージ・クルーニーみたいな素敵なおじさんだったらもしかしたらそこから人生変わるのかもしれないけど、でもそれだってアレックスの素性を知ってしまうことですでに「そう簡単にいかないよ」って言っちゃってるわけじゃん。ほとんど取り返しがつかないことに気づかせて、しかも別の道は極めて厳しいと教えちゃってる、あまりに残酷な映画だと思った。 でもまあ、そういう風に人生を語る映画ってたぶんあんまりないから、(個々のエピソードがバラバラでまとまりがないという残念さはあるものの、)見る価値のある映画だと思った。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-01-03 08:33:06)(良:2票) 《改行有》

3.  真夏の方程式 純粋に楽しめた。何よりストーリー。吉高の演技がどんなに酷かろうと、風吹ジュンがどんなにやりすぎであろうと、ストーリーが面白ければ、引き込まれるものだ。決してスッキリとするエンディングではないし、やりきれない内容ではあるけれど、でもそれが人間なのだという説得力が、この話にはあると感じた。主役の福山ですら、ストーリーとそれを織り成す人間たちを前にして脇役にしてしまう、潔い演出が成功していると思う。[映画館(邦画)] 7点(2013-08-14 20:24:37)

4.  舞妓Haaaan!!! あまりに酷い出来に、驚いた。なにしろ、ありえない展開のオンパレード。コメディだから、ありえないこと自体は何の問題もないが、ありえないことが面白いと思えるためには、ありえないことすら起こしてしまう、そういう背景が必要だ。ところがこの映画には、なぜ阿部と堤が病的なまでに舞妓に魅かれ、こだわるのか、その説明がないので、ありえないことがありえないことでしかなく、笑うどころか不愉快ですらある。せめて伊藤四郎が常人にはわかりえない舞妓の魅力でも語ってくれていれば、納得性があっただろうに。中味とは関係なく、このサイトでカナ書きされたタイトルが「マイコハアアアン」だったのが、一番笑えた。[DVD(邦画)] 2点(2008-08-02 13:02:11)(笑:1票)

5.  マルチュク青春通り 《ネタバレ》 「25年目のキス」を見たときにも思ったのだけど、高校生の世界にはその世界なりの「論理」がある。大人になってから見るとバカバカしい世界だけれど、当人にとってはそこで生きるということはそれは大変なことだ。ヒョンスも、そしてウシクも、最終的に自分にとって大事なもののためにそんなバカバカしい世界を卒業したわけで、それはめでたいことだけれど、彼らが同時に他の何かを諦めたということは大人になるということの寂しさを感じさせ、その独特な感傷がこの映画の素晴らしい点だと思った。俺は決して高校時代に戻りたいなどとは思わんが、でも、当時の自分にはまだ失うものがたくさんあったとのだということを思うと、やはり高校時代を振り返ると切ない思いを感じる。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-16 19:11:38)

6.  マッチポイント 《ネタバレ》 たまたまネットインでテニスの試合に勝つことと、たまたま証拠を浮浪者が拾ってくれて殺人の疑惑から逃れることとでは、そりゃあある瞬間での「運」という切り口から見れば同じことかもしれないが、人生におけるその「運」の意味はまったく違う「べき」だと思う。たとえば主人公は悪運で一生シャバで生きるのかもしれないけれど、やっぱり見ている観客=人間としては、彼にはせめてその悔恨を一生背負って生きて欲しいと思うわけで、それをラッキーなテニスの試合と重ねられてしまっては、自分の道徳を傷つけられている感じがする。たとえウディ・アレンがそういうものを描こうとしていて、それが芸術であったのだとしても、凡人な俺としてはそんなものは万人にひけらかすべきではないと思った。[DVD(字幕)] 4点(2007-05-26 12:51:46)(良:1票)

7.  間宮兄弟 薄気味の悪い映画だ。どう気味が悪いかというと、登場人物がみな極端に無自覚なのが気味が悪い。そういう生き方を自由でいいと思う人がいるのかもしれないが、そんな人ばかり寄り集まったこの映画には、大人になることを拒否する頽廃が感じられる。また、江國香織の小説の登場人物がむしろ、(少なくとも主人公は)きわめて自覚的で考えすぎる人物であるということを考慮しても、はっきり言ってこの映画は誤読だと思う。中途半端に入る大映ドラマ調の効果音や、意味のないスローモーションなど、日本映画のダメなところ満載の画面に、すっかり内容も霞んででしまう、そんな映画。[DVD(邦画)] 3点(2007-02-17 11:07:02)(良:1票)

8.  マイ・ビッグ・ファット・ウェディング んー?? アメリカがいかに多様な民族から成り立っているかを見ることができ、そこに生じる小さな葛藤にも笑えたが、それ以上でもそれ以下でもない。それにしても、一番大事なキーワードをはしょっちゃったこの邦題、まずいよなぁ。[DVD(吹替)] 4点(2005-11-23 23:33:49)

9.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 「リローデッド」が正直いまいちだったので、実はあまり期待していなかったのだが、期待以上に面白かった。「マトリックス」の世界観はこの作品で非常に明快に整理されていたと思う。ネオの存在自体もマトリックスを均衡する予定されたプログラムでしかないという事実は衝撃的だが、しかし救世主としてのネオの存在はネオやモーフィアスという人間がもった強い「意思」(それはオラクルのいうところの「選択」)によって「のみ」生み出されえたのだと語られたところに人間への希望が感じられて、非常によかった。8点(2003-11-16 18:17:41)

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