みんなのシネマレビュー
Yuki2Invyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1620
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

21.  ミッドウェイ(2019) 《ネタバレ》 比較的史実に忠実に、かつその中で創作の人間ドラマの描写に注力すると言うよりは、真珠湾攻撃~ミッドウェイ海戦の実際の軍事的展開を描いてゆくことの方に重きを置いた作品だと感じる。その観点からまず一つ残念なのが、そうであるにも関わらず、率直にイマイチ個々の歴史的事実・イベントの意味とか影響とかが伝わって&繋がってこないことである。ミッドウェイ海戦に至る戦況も大雑把にしか描写されないし、一番肝心だと思われる南雲中将の判断と時間的な「偶然」だとかも、知ってりゃ分かるが知らなきゃ多分伝わってない様にも思われる。あと、ドーリットル空襲を描くのも端的には間違い無く正解だと思うが、一方でそれが日本軍司令部の作戦判断にどう影響したのかがあんまりハッキリとは描かれない、というのでは、正直何がしたくて該当シーンを挿入したのか意味が分からないといって過言でもないであろう。 また、前述どおり人間ドラマには重きを置いていないのでその面の見応えはいかにも薄っぺらいし、CG全開な戦闘シーンも量はともかく質は今日びの映画じゃそこそこ(と言うか若干チープ寄りかも)というレベルでかつバリエーションも少ないし(急降下爆撃で空母沈めるのを4回も観なきゃならんという)、CGがつくりものっぽいから戦場のリアリティや迫力・凄みも希薄で、総じて、昨今の出来の良いリアル戦争映画と比べると、色々と極度に淡泊、という印象を受ける。 ひとつだけ褒めたいトコロとしては、淡泊に、かつ日米どちらにもあまり熱く肩入れせずに描くことで、戦争の勝負ごととしてのカタルシスは感じられないものの、それ故に逆に「勝利者などいない戦争の悲哀」というものは仄かにも確かに感じられた(終盤、若干そっち方面に演出を寄せていましたよね)。まあその部分にしても、泣ける!というホドでもない薄味、だとも言えるのだけど。[映画館(字幕)] 6点(2020-09-19 02:03:03)《改行有》

22.  みなに幸あれ 《ネタバレ》 「上っ面」と言ってしまうと非常に聞こえは悪いのですが、私も決して表層的・物理的には出来の悪い映画ではないかな…と思いながら実際に観てたと思いますし、かつ全く内容が無い様な映画でもなかった⇒だからその意味でも少なくとも悪い映画とまでは言えないかな…とは思うのですね。ただし、その「内容」が悪くなかったコトとゆーのは、私の率直な意見としては「ホラーとして」では(また)決してなくて、あくまで「風刺劇・ブラックコメディとして」てコトなのですよね。端的に、私の個人的な感覚としては、本作って全く微塵も怖くはなかったのでして(多少なり怖かったとしたらソレはも~ド初っ端のみですね)、ソレは何故かと言ったら作中に「現実世界と地続きな部分」が一箇所たりとも存在していないからだ、と思うのですよ。 まずその、メタファーを効かせた奇妙な話・寓話としても、例えば昨今のジョーダン・ピールの諸作品とかと比べると、逆にその舞台が「日本のフツーのありふれた田舎」とゆーのが、我々日本人にとっては却って効果的でなかった部分もあるかな…と思ったりもします(⇒この感覚は、少し言語化が難しい・ややこしいのですケド、私の場合は「好い様で悪い様で⇒でも好い様でやっぱ悪い」みたいな感じで観てる間ずっと頭にモヤモヤこびりついてました)。んで重ねて、私としてはハッキリ、今作はホラーとしては「質が低い」と言いたいのですケド、そう思う最たる理由は結局、どだいホラーに為り得ないモノを⇒案の定終盤で「無理に」ホラーに仕立てて来たな…と思っちゃったってコトなのですよね。まずはあの薪割りのシーンが顕著で、アレは流石に私も「ホラーをやりたいんだったら好い加減ここらでスプラッタぶち込むしか無いんじゃね?」てコトにしか見えてませんでしたし、あとはその先の婆ちゃんの妊娠・出産(らしきモノ)の辺りも、コレはもしかしたら此処にも何らか比喩的な意味が込められている…のかも知れないのですケド、にしてもコレも私にはどーにも「グロい・エグい描写を唯々入れて置けば勝手にホラーになる」くらいの安易な選択にしか思えなかったのですよね。その辺りの軽薄さが(=その様に軽く見えてしまったコトが)私にはちょっと受け容れられるモノではなかった(=諸々と悪くはない作品だとは思えど、少なくともホラーとしては受け容れ難かった)というコトなのですよね。 ※余談:もう一つ、私は別に、ホラーにおいてソレが重要な評価軸になるとは(実は)ほぼほぼ思って居ないのですケド、今作に関しては何となくその「テーマ」というトコロにも、率直にあんまり共感ができなかったのでこの評価に為っているワケです。ヒトの幸福は「奪うモノ」であって、だから「奪われる」のが怖いんだ(或いは「奪わなければいけない」のが怖いんだ)てなコトを言いたいって話なのかと思うのですケド、ソレってホントにそーなのですかね??そリャ、世の中って部分的にャアそー見えるトコロがあるってのは私も承知はしますケド、本質的には私は、ヒトの幸福とは「与えてそして共有するモノ」である、と最近は信じて已まないのですからね(⇒だから正直、ソコにも全然ピンと来てなかった=だから尚更怖くも何ともなかった、としか言えねーのですよね)。[映画館(邦画)] 5点(2024-01-25 00:28:07)《改行有》

23.  水の声を聞く 《ネタバレ》 そんなの絶対無理だとは思うけど、もし「宗教団体をつくろう!」的なシミュレーションゲームというものがあったとしたら、この映画の様な展開が多々発生するのだろうなあ、というか。(結構ド直球に)宗教団体をつくって運営していく、というお話で、主人公は当然教祖サマである(雇われだけど)。宗教といっても最初はごく簡単なセラピー的な何かであり、言っちゃあ韓流アロマくらいなもの、だった様にも見える。ただ、やってる人達は意外な程にごくマジメで、当然「本物」なワケではないけど一方で決して「詐欺」とかってワケでもない、とゆーか(あくまで信者の心の平穏を願ってる、という意味では)。 この先の道は二つあるだろう。ひとつは、あくまで「偽物」であることを自覚しつつ信者の幸福のために実利を取ってゆく道。しかし、この映画の主人公はより困難な「本物」を目指すという道を選択する(ある種、マジメすぎるのだよね)。結果、団体の内部に軋轢を生じ、なんやかんやあってラストは序盤からチラホラ彷徨いてたヤクザが全部ぶち壊して唐突にバッドエンド。お話のコンセプトの部分には率直にけっこう興味を持って面白く観れたのだけど、この終わらせ方は上手いとは言えんでしょ(どー終わらせるのが正しい話なのかよー分からん、というのも確かだけど)。 あと、宗教団体として一番肝心な「創始」と「信者勧誘」の部分が殆ど描かれないのもあって、少し「浮いた」話だというか、結局あまりリアリティのある話にもなっていない。だがその分、寓話的・比喩的な話に見えてくるというか、何か色々想像力を刺激する話だなあとも思える(ただその示唆的な部分とゆーのにも、あまり明確なアイデア・意図が感じられるワケでもない、という感じではあるのですけどね)。 もう一点、これも何故か韓国絡みの話になっているのだけど、私が観た限りではここにあまり深い意味は無いよーに思えた。要は、実際の(架空の)宗教儀式が描かれるに際して、これが日本の宗教だということになってしまうとなんか色々と面倒だった、ということなのではないだろうか(どっかの何かに似てたりすると困っちゃう、というか)。まあそれゆえにより一層「際どい」話になっちゃってるのは端的に事実だとも思うケド(フォローしとくと、実際はそんなに身構えて観るよーな話でもないと思いますよ)。[DVD(字幕)] 5点(2020-10-30 23:39:09)《改行有》

24.  ミス・マルクス 《ネタバレ》 カール・マルクスの末娘エリノアが、父の死後その志を継いで政治活動に邁進し業績を残すも、後に43歳の若さで非業の死を遂げた…なんてコトを知ってるハズもなくって、だから伝記映画としては(その時点で)そこそこ興味深く観るコトが出来たとも思いますし+シンプルに政治運動的にはごく非常に立派な女性だったのだな…とゆーのも全然しっかり伝わってくるトコロかとも思いました。しかし、またシンプルに映画としてはあまり面白く観れなかったとゆーか、ちょっと???となってしまう様な箇所も大いに散見されたとゆーか………何よりもまず、他でも散々に言い尽くされているコトだとは思いますが、オーラスのこの描き方(解釈)てのは、流石にちょっと無理があり過ぎる…という気が第一にはしてしまいますかね。彼女は社会主義的な政治活動家であると同時に、主に周りの男どもが(親父も含めて)ドクズだらけであったというコトが原因ともなって、本作ってたぶん政治ものとゆーよりはフェミニズム映画の方により近くなってると思うのですよね(⇒製作の根本的なモチベーションも、たぶんソッチの方に在ったのではねーかな~とさえ)。だから尚更、この非業の結末をこ~んな感じでポジティブなモノに唯々見せかけようとする…てのは、個人的にはやっぱ無理筋としか言えないかな~と。。 他、シンプルにあと説明が足りてるか足りてないか(=観てるダケで何が起こってるか全部分かるか)と問われたらソレも無理!と言うしか無い様な予習前提みたいな感じでもあり、んでその原因の一つだとも思えてるのが所ドコロにドエラくスローモーな無音無言の芝居のシーンがちょこちょこ入ってくる…コトに依る(部分的に)ちょっとマロ過ぎるテンポ、ですかね(⇒とゆーか、中々こんなん観たコト無かったカモ?とでも言いたくなる様な、ある種「異様な」リズム感を擁する映画だったかな…とすら思えてますね)。お決まりのインターナショナル高歌放吟!がやっぱチラホラ挿入されんのと、最初と最後はフツーに思い切りロックンロール絶唱!だったりだとかも含め、何やら演出の一つのキモとして「歌」を活用したったろう!て映画だったぽいのでソコの効果を狙ってのコト……だったのかどーかは、私にはやや確信持てないトコロではあります。[DVD(字幕)] 4点(2024-01-20 16:18:08)《改行有》

25.  ミンナのウタ 《ネタバレ》 毎度のコト、全く事前情報を入れて行かなかったのですが、要はアイドル女優さんでホラー撮ったろう!の男性グループ版!なのですよね。個人的にはまず、男女を問わずそーいうのは一定の需要が有る=喜ぶ人が居るからやってるコトだと思うので、少なくとも「意味」はチャンと在るのだろーからその時点では何も思うコトはありません(あくまでその意味が私には伝わり切らないかも知れない…というダケで)。 で、肝心の内容はとゆーとコレがクラシック・Jホラー・ダイジェストとでもゆーか、誰でもちょっと観ればスグに分かる様な『リング』『呪怨』『着信アリ』なんかのごった煮…的なヤツなのですね(当然、賞味期限的にはかなり微妙…)しかし、中盤~ラス前にかけてはその培ったノウハウを全開にしてるとゆーか、確かに観たコトある描写ではあれどショックシーンがそこそこ怖くなくもない…みたいな感じでまあまあ盛り上がったりもするのです。布団の中とかシャワー中とか、あと少し走ってきて死角に入って⇒でお化けと入れ替わる、とか、古典的ではありますが(だから)いつやっても怖いモンは怖いので。加えて、肝心の男のコ達ってのも(全く経験が無いとかってナメたコトでもないよーで)それなりに演技が観れなくもないかな…とも思いましたですね。個人的な結論としては、この手のとしては寧ろごく出来の好い方かも…と思いましたかね。 ただし、痛恨なる一点が…ラストとゆーかホラー的なクライマックスであるあの家でのシーンは、ココだけはちょっとあまりにも支離滅裂・訳ワカメでしたすね。。基本、全編通してオマージュという名の丸パクリではあるのですが、だとしてもせめてラストぐらいはもう少しアイデアを出せなかったのかね?と流石に少しガッカリしてしまいました。最終結論、かなり悩みに悩んだ末に、低めに寄せたこの評価としておきます。無念…[映画館(邦画)] 4点(2023-08-11 17:38:00)《改行有》

26.  ミュジコフィリア 《ネタバレ》 原作未読。ですが、端的には若き芸術家を主人公に置いたアート系青春もので、かつその手としても一番よくある方の音楽分野のお話です。ただし、今作はその中で「現代音楽」にフォーカスした内容になっていて、その方面の考え方・理論とか、あるいは音楽シーン自体もそーいう系統のものがふんだんに含まれてくるコト自体は、ワリと面白く・興味深く・新鮮にも感じながら観てゆけたのですよね。しかし、後半は(現代音楽というコトで)いわゆる「未聴感」が一つのテーマとなってゆくのですけれど、一方で物語の方は終始(特に主人公の境遇や動機付け、あるいは他登場人物のキャラなんかも含め)極めて高度に「既視感」の強いものになってしまっていて、個人的にはソコには実に強力なチグハグ感を覚えずには居られませんでした。あともう一つ、人物関係の中でも特に幾筋かの恋愛感情の部分はハッキリと説明不足に感じられていまして、ソコは原作未読者にはちょっと不親切…というレベルだったかと思いますね(=分るには分るケドも、入り込める・感情移入できるとは言い難い)。 チグハグ感で言えばもう一つ、チョイチョイ入る松本穂香ちゃんの歌も、個人的には+少なくともこの作品に関しては明らかなミスマッチだったかな…と思いましたよね。音楽映画だから歌が入っても(本来的に)悪くないだろうし+穂香ちゃん自体も結構歌上手いし+曲も(ポップ・ミュージックとしては)全然悪くないし…とは思いますケドも、作品のテーマとは全然(全っ然)合ってないですよね…としか。。[DVD(邦画)] 4点(2023-07-14 16:30:26)《改行有》

27.  岬の兄妹 《ネタバレ》 非常に強烈な映画である。観たひとすべての心に確実に爪痕を残すだろう本作は、人間の感情を励起するという意味では、ひとつの高度な可能性を備えた作品だとも思う。 しかし、私自身は、この苛烈な嫌悪感に優るナニかを感じ取るというところまでは辿り着けなかった。嫌悪感が分厚過ぎて、その何者かが突き抜けてこれなかった、とでも言うべきか。本作が備えている多様な嫌悪感は、それだけでもある種、観て損は無いと思わせるに十分なユニークさを持っている、とも言えるのだケド。[DVD(邦画)] 4点(2020-03-17 23:03:19)《改行有》

28.  ミケランジェロ・プロジェクト 《ネタバレ》 率直に、題材自体は非常に興味深いし、実話としても観る価値の十二分な貴重な話だと思う。しかし、実際の彼らの活動と言うのは映画の素材としてはかなり地味で、それだけでは正直(量的にも質的にも)2時間の作品を成立させるだけのモノではないと感じる。そこを、豪華俳優陣を投入して人間ドラマで厚み付けしようとしているのだろうが、その部分の出来がこれまた非常に月並、かつ取って付けで、全く面白くないしハッキリ言ってどーでもいい。結論、映画としては到底高評価のしようが無い出来映えかと。 しかし、そうは言っても彼らの理念とか、例えば、戦争という極限の中で人命と自らの任務の狭間で苦悩・苦労する様子などには結構共感できるのですよね。人の命も、芸術・文化も、どちらもそれぞれ非常に尊くて、そして唯一無二だ、ということなどには、心から同意できるワケだし。普通の劇映画ではなく、もう少し工夫した別のフォーマットに乗せた方が良かったかも知れない。[映画館(字幕)] 4点(2019-11-20 21:36:34)《改行有》

040.25%
1120.74%
2191.17%
3905.56%
420412.59%
528117.35%
637523.15%
732420.00%
823414.44%
9704.32%
1070.43%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS