みんなのシネマレビュー |
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2. ミッドナイトイーグル 《ネタバレ》 登山の救出か何かの映画だと思って観ていたら、なんだ此れは? 北朝鮮が攻めて来て、元はアメリカが原因でやっぱりヘタレの日本政府という内容が内容なだけに、大ヒットしないように業とレベルを下げてお茶を濁したということか? 「ホワイトアウト」と「亡国のイージス」の匂いがプンプンしたが、本当に脚本家が一緒だったとは。更に監督が「T.R.Y.」「日本沈没(2006)」を手がけているんじゃ3点以上の映画が創れる訳ないわな。何度も何度も何度も書いたが、邦画のレベルの低さの原因は、幾ら駄作を創ってもクビになるどころか評価すらされない甘い体質な点。全く才能の無い奴に何度創らせても駄作しか創れないのだ。ガキの頃、宮崎駿や深作欣二の作品を観て楽しんできているので求めているレベル自体が全然違うのである。ゴジラ等の特撮・「バカヤロー」シリーズ・福井晴敏に関った監督・脚本家は全てクビにすべき。そして新たな天才を発掘するしか邦画に未来は無い。しかしなんというグダグダの戦闘にリアリティーの欠片も無いストーリー展開であろうか。馬鹿すぎて一々指摘はしないが、一番許せないのは相変わらずの自衛隊の弱さ。一個師団が吉田を除いて呆気なく全滅してしまうのである、そうかと思えばたかが吉田と民間人2人に対して一気に攻めてこないし。自衛隊装備のアサルトライフルの利点は狙撃も可能という事だろう、相手は単なるカラシニコフで何で簡単に遣られる? 最後のくさい”お涙頂戴”も実に邦画らしい。良かったのは竹内結子だけ。というかこの駄作に彼女は勿体無い、此れを観てどう思ったか感想を聞きたいものだ。「許さない」も死んで行く者に掛ける言葉では絶対に無いな、原作を読めば真意が分かるのかもしれないが、武士の情けが無いというか私としては絶対にあり得ない。 [地上波(吹替)] 2点(2009-02-17 00:08:06)《改行有》 3. 壬生義士伝 《ネタバレ》 私の趣味から最も離れている映画。所詮「陰陽師」の監督、全く才能が無い。一番嫌いな中井貴一が主役で、歴史上で一番嫌いな「新撰組」が題材なのだから最初から観るべきではなかったのだが。内容がまた、邦画の悪い所がすべて詰まっている感じ。偽善者にしか見えない主役にあざとい演出の数々。印象に残る殺陣も無かった。それでも終盤まで3,4点は付けれたのである。終盤のあり得ない生き残り方をした事、最後の兎に角糞長いお涙頂戴で完全にブチ切れた。[地上波(吹替)] 0点(2008-11-30 12:26:11) 4. ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 「シンデレラマン」のような感動モノと勝手に決め付けていたので、後半の展開には本当に驚かされた。余りに救いの無い展開に、すぐさま答えが出る様なものでは無いが、此処まで死のうという意志の強い患者は極めて稀で、普通に思い浮かべる重病患者の”尊厳死”とは少し別の様に思う。格闘の道を選んだのは本人だし、厳しい言い方ではあるが死も覚悟していた筈である。主人公が普通に男性であればここまで欝になることはなかったと思う。私は女性の格闘に全く興味が無い。女性が殴りあい、顔を傷つける様に何の爽快感も得られないからだ。どうしようも無い親であったが、「結婚して、子供を産みなさい」という言葉は、ごく一般的な言葉であるが至って自然な考えである。演出も、あの反則だけは度が過ぎている。完全に殺人である、格闘というスポーツを侮辱している感じさえする。クリント・イーストウッドにモーガン・フリーマンという大ベテランコンビはその存在感だけで違った空気にしてしまっている。趣味は違うが、主役の役作りも見事である。 [地上波(吹替)] 7点(2006-12-16 05:56:05)《改行有》 5. Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 「トゥームレイダー」で私の中で一気に最悪軽薄女のトップに登りつめたアンジェリーナ・ジョリーであるが、今回やっとその呪縛から解き放たれた。こういう娯楽映画の場合、まあ一つは大目に見て、後はひたすら主役2人の駆け引きと、アクション楽しめばいい訳であって、この作品はそのすべてを兼ねているように思われる。残念なのはオチ、それまでの主役・敵両方の行動すべてが無駄に近くなり、相当な脱力感に襲われる。アクションも最後だけ悪い、堂々と身を出しておいて、何故隠れたマシンガンを持った特殊部隊に勝てるのか。少しは「男たちの挽歌」を見習って欲しいものである。 [DVD(字幕)] 7点(2006-09-11 21:17:40)《改行有》 6. 未来少年コナン テレビ版なら10点。当時はビデオも普及していない時代だったので、人気作品はよく”編集映画”として復活したものだった。宮崎駿の原点とも言える作品で、私にとってはこれ以上面白い作品は無い。最大の見所はやはり生き生きしたキャラで何度観ても見飽きない。今振り返ると、天才宮崎駿といえども地位を確立するまでが最高潮で、それからは何時までも正攻法ではいけないと暗中模索になり、晩年は好き嫌いに分かれる作品ばかりになってしまったように思われる。現在「ゲド戦記」がボロカス叩かれているが、息子は先ずテレビの「コナン」を100回見て、作品を創るにしても先ずテレビぐらいから始めるのがよかったのではないだろうか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-05 03:43:38)《改行有》 7. Mr.インクレディブル アメリカのアニメは苦手なのだが、これは実に面白かった。アクションをひたすら楽しむという単純さが合ったようで、昔の「トムとジェリー」を思い出した。最先端のCGは見事としか言いようが無く、心を鷲掴みにしたのは”奥さんキャラ”であった。一番凄いのは超能力も無いのにヒーローをうち負かす悪役だと思う。面白かったので日本語吹替えでも観たのだが、これがまた良かった。黒木瞳が上手いのは当然だとしても、三浦友和の違和感の無さには驚かされた。「スチームボーイ」や「ハウル」の声優の使い方とは全く偉い違いである。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-23 23:44:21)《改行有》 8. ミシェル・ヴァイヨン カークラッシュが売りだろうが、人間の方がクラッシュしまくっている。ル・マン、ラリーといった歴史・伝統があるモータースポーツが良く許可したなという感じ。仲間とつるんで相手を面白半分に妨害するチャンピオンに威厳など最初から無く、圧倒的な強さと最後まで余裕をかまされても、観ているこちらは冷めるだけである。公道を走るシーンが唯一爽快だったが、それもガソリンスタンドでアウトである。「TAXI」の様なコメディなら許されるが、レーシングマシーンに普通のガソリンは無いだろう。技術者が1/1000秒速く走るためにどれだけ苦労しているかという努力すら踏みにじった気がした。4点(2004-12-19 15:42:55) 9. ミステリー・ツアー 《ネタバレ》 年に1本は「スクリーム」タイプのホラーを観たいという私にとっては待ちに待った一本だったのだが、完全な駄作であった。パッケージは女性の尻にアサシンナイフと魅力的なのだが、騙されてはいけない。内容は「アガサクリスティー」を真似たはいいが、肝心の謎解きがおざなりになっており、動機にしても”結局人殺しをしたかったのね!”という感じ。せめてそれで大人しく終わればいいものを「ジェイソン」まで付け加えるからたちが悪い。全く作品としてのプライドというかオリジナリティーに欠ける。また、男性のヘアーという我が映画史上最大の汚点シーンがあり、私のような犠牲者が出来るだけ少なくなることを願って止まない。2点(2004-11-21 08:53:14) 10. 未知との遭遇 自然が創り出した芸術”デビルズタワー”と比べ、UFOのデザインのショボイこと。どう見てもパチンコの看板である。それに、あの5音はどうだろう、苛立たせる何かを感じる。スピルバーグはやはり「激突」「ジョーズ」の様なストレートな映画に限る。このような迷走とも読みとれる、中途半端で回りくどい展開は観ていて気持ちの良いものではない。せめて誘拐=悪ぐらいははっきりしておいて欲しいものだ。テレ朝には、お馬鹿アクション映画にはもうウンザリなので、今後も過去の名作を放映してい貰いたい。3点(2004-07-03 17:07:27) 11. ミニミニ大作戦(2003) ミニ♪ミニ~♪といった感じの、ミニクーパー魅力全開映画。期待どおりの楽しく・爽快なアクションの数々であった。難といえば、「猿の惑星」でも感じたが主役がパッとしないのと、敵がショボすぎることである。普通に考えてエドワード・ノートンは、襲撃の仲間と一緒にいるか、その仲間に殺されていると思う。”契約”を守らなければ××されるという教訓の意味合いもある映画?7点(2004-02-01 23:24:01)
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