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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 緑の光線 《ネタバレ》 まるで、他人の日記を覗いているような感覚になりましたね。プライドは高いけど、自分に自身が無く奥手になってしまっている女性のバカンスの日常を、まるでドキュメンタリーのような手法で見せてくれています(ちょっとストーカー目線のような気もしますがw)。 しかし、ありのままのようでありながら、1本の映画作品としてきっちりと作りこまれているあたりはエリック・ロメール監督の技量の巧みさを感じましたね。 ラストはずーっと画面をガン見してしまいました。いつかは生で緑の光線を見たいですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-01-16 18:29:11)《改行有》 2. 水のないプール まあ、内容は最低なんですが、内田裕也 がいちいち格好良すぎて素敵です。 「ジンジャーエールはジュースじゃねえ!」最高です。[ビデオ(邦画)] 6点(2009-12-14 23:04:45) 3. ミュージックボックス 《ネタバレ》 非常に難しいテーマを興味深い手法で描いています。 戦争犯罪、特に罪のない市民の虐殺は絶対に許すべきものではないということは当然の事ですし、その犯罪に携わった人間は厳しく罰せられるべきであるということも十分わかっています。ただ、自分がジェシカ・ラングの立場に立ったときに同じ行動を起こせるかというと、正直なところ難しいですね。 ただ、これはホロコーストの問題に限らず、自分が生き残っていくため、仕えている国家や企業、そして自分の家族を守るため嘘を貫き通し秘密を墓場まで持っていく人間というのは確実に存在しているということは良く理解できました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-08-30 13:34:54)(良:1票) 《改行有》 4. 路 《ネタバレ》 トルコの風景の美しさと、登場人物たちが抱える問題の重さが非常に対照的でしたね。家族制度の束縛の強烈さや、クルド問題などが生々しく描かれていて興味深かったです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-29 19:35:00)《改行有》 5. ミッシング(1982) 《ネタバレ》 ジャック・レモンのシリアスな名演技が光る、見応えのある社会派ドラマでした。 クーデターを成功させたチリ軍事独裁政権による残虐行為や国益のためには自国民の犠牲も厭わないアメリカの本音の姿をまざまざと我々に提示しています。 [DVD(吹替)] 8点(2008-06-23 18:44:47)(良:1票) 《改行有》 6. ミスター・ミセス・ミス・ロンリー 《ネタバレ》 とにかくキャスティングが非常に素晴らしい作品です。ストーリーを楽しむというよりも、出演者一人一人の演技を楽しむという感じで鑑賞していました。特に、原田芳雄と宇崎竜童の軽妙なやり取りは良かったですね。 しかし、原田美枝子は当時22歳ですか・・・・凄いですね(いろんな意味で)。 [ビデオ(邦画)] 7点(2008-01-07 12:27:51)《改行有》
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