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1. ミザリー
キャシー・ベイツはアップにすると映えますねぇ、違う意味で。初めてキレたとき、スクラップ記事の一面を飾ったとき、雷光に浮かび上がったとき。本当にドキッとしました。どこまでもオーソドックスな作りながらここまで怖いのは、やはり演技演出の賜物でしょう。ラストは化物にふさわしい最期でした。しかし、カーンさんもあんなメリケンナックルで使ったらアカンでしょう。女性への気遣い0です。[CS・衛星(字幕)] 10点(2007-12-09 01:34:47)
2. ミュンヘン
《ネタバレ》 役者達の演技が良く、音楽も素晴らしい。物悲しいテーマ曲から緊張感あふれるBGMに代わり、ミュンヘン事件が発生するオープニングの出来も秀逸です。
しかし、リアリズムの観点から言えば、シンドラーやライアンには及びません。ディティールの鬼であるスピルバーグにしては「あれ?」と思うくらいチープなシーンが目につきました。
1人の暗殺者の苦悩はひしひしと伝わってきましたが、暗殺者の非人間的な仕事に説得性を持たせるために必要な言い訳だった中東問題は、メインテーマではないにも関わらずこの映画をで政治的な色に染めてしまい、本題である"愚かな報復の螺旋"がぼやけてしまっています。ですから、象徴として映るあのビルは二重の意味に受取れてしまい、少なくとも私の胸には迫ってきませんでした。[映画館(字幕)] 6点(2007-09-01 01:09:26)《改行有》
3. ミッドナイト・ラン
デニーロが出てて、「ミッドナイトラン」なんてタイトル。ものすごく濃いアクションをイメージしがちですが、音楽といい雰囲気といい、まるでホームドラマを観てるようなゆるさ。でも、ところどころの小ネタが効いてるので飽きずに観れました。
しかし、あんな飄々としたデニーロは他では見れませんね。そういった意味でとても貴重な作品化と思います。FBIに「みんな同じとこでサングラス買ってるのか?」とのたまうシーンは爆笑でした。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-31 00:25:37)《改行有》
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