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1. モリのいる場所
大好物の沖田修一映画だが、これも当たらないだろうな。
熊谷守一という人となりを知らなかったので
時代背景が解らず、当初困惑したが
ドリフやフィルムカメラなどで徐々に緩和
山崎努と樹木希林の演技に頼りきった感じが
作品として弱いが、まあ楽しめる
30年自宅の外に出ないといっても例外はあり
仙人のような風貌ながら、偏屈者ではなく
妻と自分のスペースを愛おしく思う演出は好感
いくつか変わった演出と展開があるが
その場に居合わせた誰かの脳内設定と思えば微笑ましい
「キツツキと雨」で大御所役者役として好演した山崎努。
新人監督相手に「また、呼んでよ。」と言わせた沖田監督作に
主役でガッツリ出ている事が、とても感慨深い[映画館(邦画)] 6点(2018-06-14 15:19:11)(良:1票) 《改行有》
2. モヒカン故郷に帰る
「滝を見にいく」の時に次回は金のかかった全国公開作を・・
とレビューしたが、前言撤回!
沖田節が、有名役者の演技を前に萎縮している感じ、
微妙なズレと間で、観客をクスッとさせるのが持ち味なのに、ことごとくハマらない
この監督に大袈裟な演技は似合わない
前半で雰囲気を創り上げて、ありそうな物語に引き込む演出がとても上手いのに
この作品は、キャラの立っている役に濃い役者を抜擢するもんだから
とっちらかった出来になってしまったのが残念
印象に残るのは、ピザ屋や吹奏楽部との絡みのシーンなどだから
やはりそこにこの監督の真骨頂があるのだと思う
今作を踏まえて、南極~横道のような、滝とモヒカンの中間あたりの良作を期待しています[DVD(邦画)] 6点(2017-01-12 10:54:03)《改行有》
3. モテキ
凄い、こりゃ面白い~!っと思ったのは、開始30分「サンキューPerfume!、サンキューダンサーズ!」まで。
最初は1、2分に1回は笑わしてくれたり、ニヤケさせてくれたのに、それ以降はポツ・・ポツとしかテンションが上がらず仕舞い、とても残念というかバランス悪すぎ。
モテキというほどモテてはないし看板に偽り有り、ただしキスシーンのエロさは特筆もの。結局、女性陣は泣いたり、牛丼おかわりして成長したのに主人公は全く成長してないんじゃね?エンドロールでステージ立ってたりして全部チャラにするほど完成度が高くないと思うが?
途中でいろいろ流れる知らない楽曲も地味に長い、なんか意味があるのかと聞き耳を立てて聞いていたが、そうでもないようだった。唯一意図してたかは解らないが耳に残ったこの映画を象徴するフレーズ ♪物語はちと不安定~ これが評価の全てかも。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-16 09:45:16)《改行有》
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