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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  もうひとりのシェイクスピア ローランド・エメリッヒが『2012』と『ホワイトハウス・ダウン』の間に撮った時代劇と言われれば、どんなバカ映画が飛び出すことかと思うところですが、これが至極真っ当な出来だったので感心しました。撮影は繊細で美しく、役者の演技も上々。デジタルで蘇った17世紀ロンドンの完成度も非常に高く、さらにはリドリー・スコットあたりに任せれば1億ドル近くかけたであろう作品をわずか3,000万ドルの予算で作り上げたことも驚きであり(ハリウッドでエメリッヒが重宝される理由のひとつとして、比較的少ない予算で超大作を完成させるという点が挙げられます)、そのルックスは事前の予想をはるかに超えていました。。。 以上、映画の見てくれは非常に良いのですが、肝心の中身については少なからずガッカリさせられました。本作の脚本は90年代の時点ですでに完成していたものの、『恋におちたシェイクスピア』とのバッティングを避けるために製作を延期されて以来、10年もの間、ハリウッドを彷徨っていました。その間に脚本は肥大化していったようであり、シェイクスピア別人説を核として、天才作家との力量の差に圧倒される平凡な作家の物語や、宮廷内での人間ドラマ、王位継承を巡る陰謀劇に、老いた女王の苦悩など、構成要素がパンパンに詰め込まれた複雑極まりないドラマとなっていました。熟練監督が3時間超えの上映時間をもってしてようやく収まるかどうかというボリュームの脚本を、ドラマ演出の経験の浅いエメリッヒが2時間強でやっつけてしまったために、映画は終始駆け足で感動もへったくれもありません。ロクな紹介もなく登場人物がどんどんブチ込まれてくる不親切な序盤に始まり、3つの時代を行き来して何をやっているのかがイマイチ掴みづらい中盤を経て、計画の全貌がよく分からないままクライマックスへと突入。観客に何を感じて欲しいのかを考えずに各場面を撮っているために、ドラマもサスペンスもまるで盛り上がらないのです。脚本自体はよく出来ているだけに、もっとじっくりと仕上げて欲しいところでした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-10-02 01:12:38)《改行有》

2.  モンスターズ/地球外生命体 《ネタバレ》 面白いかどうかを度外視すれば、低予算をやりくりしてうまく作られた映画ではあります。「怪獣が日常化した世界」というものを論理的に作り上げており、テレビでは怪獣出没予報をやっていたり、危険地帯から脱出する場合には法外な料金を請求されたりと、なかなか面白いアイデアに溢れています。ビジュアルの作り方もユニークで、日常生活の思わぬところに怪獣戦争の痕跡をさりげなく配置することで独特の世界を作り上げています。SFを前面に出さないことで予算は節約されているし、怪獣映画にリアリティを持ち込むことにも成功するという二重の効果が得られているというわけです。ただし、こうした世界観はあくまで背景に徹していればよいものであって、本編の大部分が世界の紹介に当てられたのではさすがにダレてしまいます。観客が見たいのは怪獣であって、怪獣と同居する世界が主役になられても困るのです。「怪獣の出ない怪獣映画」というコンセプトの本作を怪獣が出ないことで責めるのはスジ違いかもしれませんが、さはされど映画として面白くないのだから仕方ありません。なお、インディーズ作品であるにも関わらず役者の質は悪くありません。特に、女優さんには若い頃のキャメロン・ディアスのような華があって、よくぞこんな素材を見つけてきたものだと感心しました。本編はループ状の構成となっていて、ラストの続きは冒頭に置かれる形となっています。せっかく結ばれた主人公二人が、その数分後には怪獣戦争の犠牲になるという切ない構成はさすがブリティッシュ。[DVD(吹替)] 4点(2012-01-15 11:35:23)(良:1票)

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