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プロフィール |
コメント数 |
67 |
性別 |
男性 |
年齢 |
39歳 |
自己紹介 |
最近、映画の評価基準はこんな感じです。
①ストーリー、演出、設定の妙、自分に影響を与えたかを考慮する。
②それらを含めた上で「映画を通してでしか表現できない作品である」といえるかどうか。 という感じで見ています。
スタッフロールが終わり、スクリーンに拍手を送りたくなるような映画に出会えることを願っています。
◆最近グッと来た映画◆ 『ショーガール』 『colorful』(原恵一) 『ヒーローショー』 『ゴッドファーザー』
ポール・ヴァーホーベンが最近好きなんだと気がつき始めました。あとは山田洋次と井筒和幸がご存命の監督の中では好きです。 |
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1. もののけ姫
◆「もののけ達」と「タタラ場の住人」という二項対立の間に、大和から迫害され続けてきた蝦夷の一族、アシタカが介入してきて、その争いを「曇りなき眼で見定める」というお話です。◆アシタカという中立の視点を通して、それぞれの言い分を実に丁寧に描いていてとても面白いです。見ようによっては、「アシタカはどっちつかず」の印象を受ける人もいるでしょうが、じゃあ自分だったらどのような結論を下すだろうか?と考えてみるのも悪くないとおもいます。物語は必ず明確な結論を出さなければいけない、というルールはないわけで、あの終わり方も一つのパターンでしょう。もし、安易にエボシを殺して、タタラ場がなくなってしまえば説教くさくなりかねないし、そこで問題は完結してしまう。見る側に「私だったらこんな解決手段をとるなあ」と考えさせることが、この映画の最大の目的なのだと思います。◆アシタカは凛としていて、落ち着きがあって僕の理想像ですが、気がつくとサンの腰に手を回したり、カヤの小刀をあげちゃったりと、ここはさすがにいただけない。なので1点引いて9点を献上させていただきたい。[DVD(吹替)] 9点(2005-12-14 00:03:34)(良:3票)
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