|
1. 模倣犯
猟奇殺人やそれを取り巻くメディアを観念的に描くことによって、
あけみの殺害・ピースの子供などのシーンに象徴される即物的な実生活も浮き彫りになるという、いわばデジタル社会におけるアナログ感は非常に上手く表現されていたと思う。
映像的にも「(ハル)」での文字だけの画、「黒い家」での悲劇的シーンでの対位法、
「39」での草木の揺れるモンタージュ等々の実験をより洗練された形で
詰め込んだ集大成的な映画だった。
[DVD(邦画)] 9点(2006-04-16 20:07:34)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 0 | 0.00% |
|
6 | 0 | 0.00% |
|
7 | 2 | 28.57% |
|
8 | 2 | 28.57% |
|
9 | 3 | 42.86% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
|