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1. モンスター上司
《ネタバレ》 脇役陣が超豪華! まー、こういう映画にリアリティなど求めてもあまり意味はなく、カリカチュアされたそれぞれのキャラを「こんなやつ、いるかーっ?!」とか「いるいる、こういうやつ!!」とか思いながら見て、時々笑えればそれで良しでしょう。あらゆるハプニングで絶体絶命まで追いつめられるけど、ラストは爽快、というありがちなドタバタコメディですが、ま、どんな所にも??な人ってのは必ずおいでになりますので、そういう意味では、そのあしらい方とか、気の持ち方とか、ゼンゼン参考になどなりませんが、ちょっぴりカタルシスを味わえるかも。個人的にはジェイミー・フォックス演じるマザーファッカー、サイコー!![DVD(字幕)] 6点(2014-01-20 23:08:03)
2. モンパルナスの灯
《ネタバレ》 ジェラール・フィリップのモディリアニは、ちょっとイメージ的にキレイ過ぎる。残された写真などで実際のモディリアニの姿を見ているので、なんかね・・・。ジェラール・フィリップはやっぱりどこから見ても「フランス人」だしなぁ。モディリアニの絵は個人的に好きじゃないし、天才で破滅的な人の言動や頭の中は凡人の理解を超えているのだけれど、彼の葛藤が実に丁寧に描かれており共感する部分も多い。やっぱりジェラール・フィリップって素晴らしい。そしてあのラストシーン。まだモディリアニの死を知らないジャンヌが嬉しそうに画商が絵を買い漁るのを見ているのだけれど、観客はその後の事実を知っているだけに、このラストは胸が痛い。アヌーク・エーメの美しさがより悲壮感を醸し出し・・・。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-13 16:42:11)
3. 盲獣
乱歩好きにとって、乱歩映画は、見るのがちょっとオソロシイのです。あの世界観を映像化することによって「ゲテモノ」に成り下がる可能性が容易に想像できるので。実際「ゲテモノ」系映画もありますし。そんな中で、本作は、原作を思いっきり換骨奪胎し、独自のワールドを作ったことで、映画として、なかなか上質なものに仕上がっていると思います。中でも、美術は素晴らしく、あのアトリエは、原作の描写にかなり忠実に再現されており、よくぞ作ったものだ、と感心します。「盲獣」というには、船越英一はキレイ過ぎる感じはありますが、緑魔子を配したのは大当たり。余談ですが、昨年の大河ドラマに彼女が怪しい老婆役で出ていたのを見たときは、感動しました。NHKもなかなか良いセンスしています。てなわけで、ラストへ向けて一気に倒錯世界が全開になるわけですが、まあ、とにかく、こんな作品が40年近く前に作られていたことに注目ですね。乱歩好きとしては、怖いもの見たさで『芋虫』を映画化して欲しいものです。ま、ムリでしょうが。[DVD(邦画)] 7点(2008-07-28 15:49:12)(良:2票)
4. モダーンズ
《ネタバレ》 映画としての出来は、正直なところ凡庸だった、という印象です。ただ、よく見ていないと、真作と贋作が入れ替わったことが分からず、ジョン・ローンが暖炉に放り投げた絵が実は「真作だった」ということが分からないと、この映画自体の意味がなくなってしまうのです。が・・・。公開当時、「ジョン・ローン命」の友人と劇場にわざわざ見に行ったにも関わらず、その友人は肝心の「真作と贋作の入れ替わり」のシーンで爆睡してしまい、最後まで焼かれた絵は「贋作だった」と思って、映画が終わった後「結局何だったの?」と、ポツリ。でも、彼女は「ま、いいや。麗しのジョン様の顔が拝めたから!」と嬉しそうでした。・・・ま、その程度の映画であった、とも言えましょう。なかなかビデオ(DVD)も見かけず、再見が果たせていないのが少し寂しいですが。今後、レビューがゼンゼン増えなかったら、それもまた寂しいなぁ。[映画館(字幕)] 5点(2007-09-19 17:02:18)
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3 | 27 | 6.25% |
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4 | 51 | 11.81% |
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5 | 65 | 15.05% |
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6 | 85 | 19.68% |
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7 | 88 | 20.37% |
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8 | 68 | 15.74% |
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9 | 26 | 6.02% |
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10 | 4 | 0.93% |
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