みんなのシネマレビュー |
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2. もつれタンゴ 素顔のチャップリンを映画に出演させたことが本作の偉大なところ。でも、冒頭のチャップリンのギャグ以外はちっとも面白くない。三つ巴になってもなあ…。[インターネット(字幕)] 2点(2015-05-30 17:47:46) 3. 桃太郎 海の神兵 初めて見た戦前の国産アニメです。ちゃんとアニメーションしてて驚いた。アニメーターがどんどん徴収されていって大変だったというエピソードしか知らなかったので、なかなかやるなぁ、と。話はプロパガンダを抜きにしてもどうでもいいものでした。ただ、描写には注目したい。反戦的な描写がいくつかありますね。たんぽぽの種が空に舞う幻想的なシーンに軍隊の号令を流すシーンの意図は明らかだし、小鳥を残して戦死したパイロットを巡る描写は戦争の悲惨さを表現しているのでしょう。海軍省が大金を投じた映画なのにこのような描写があるのは、瀬尾光世が優れた演出だったからでしょう。さて、この映画を見たちびっ子は「動物もお国のために戦っている!僕も頑張ろう!」と思ったのでしょうか?もし私が当時の子どもなら、「そんなことより桃太郎とサルの顔が怖い」と思うのではないかと… [DVD(邦画)] 6点(2015-02-09 19:39:24)《改行有》 4. 盲獣 《ネタバレ》 やや、びっくりしました。江戸川乱歩の原作は未読ですが、おそらくエログロな話なんだろうなぁ、と思っていたのですが、違いましたね。これは怪獣映画だ!母を殺された道夫は怪獣と化し、アキに欲望の限り襲いかかります。しかし、怪獣になったのは道夫だけではなく。道夫に感化されたアキまで怪獣になり、終盤は阿鼻叫喚のSM劇場が開演されます。船越英二の顔がめっちゃ怖い(盲目だから焦点があってないというだけでも恐ろしいのに)上に、緑魔子の鋭い目つきと悲鳴がヤバい。怖い。終盤からの怒涛の狂いっぷりで忘れてしまいそうだけど、道夫のアトリエは考えられないほど怖い。道夫の母の過保護っぷりも怖いし、若さに嫉妬する心も怖い。音楽も怖い。なにこれ、エロコワイ…。[DVD(邦画)] 8点(2014-07-20 19:36:16) 5. モダン・タイムス これまでに見たチャップリンの映画の中で、唯一「これ、そんなに面白いかな…」と思っている映画です。最近、面白さと楽しさは別だという価値観を持つようになり、映画の見方が変わりました。モダン・タイムスは楽しいです。チャップリン映画の典型とも言える情のある話で、チャップリンが初めて肉声を披露したシーンは最高に楽しい。ラストショットも最高です。ただ、途中の話はあまりおもしろく感じません。チャップリンの映画を見るのだから、当然声に出して笑える映画を見たいわけです。そこでフィットしなかった。あくまで個人的な感想ですからね。とんでもなく楽しい映画に違いありませんよ。[DVD(字幕)] 6点(2014-06-21 16:26:12) 6. 燃えよドラゴン 見るたびに勇気をもらえる大好きな映画。燃えよドラゴンのブルース・リー以上にかっこいい男はいないと思う。突っ込みどころはたくさんあるけれど、それも含めて大好きなんだ![DVD(字幕)] 9点(2013-08-18 15:36:18)(良:1票)
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