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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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評価順1
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1.  モンパルナスの灯 《ネタバレ》 マックス・オフュルスが計画していた企画を、ベッケルが受け継いだ傑作。 人々が談笑し酒を嗜むカフェ、机の向こうを見つめ何かが終わるのをひたすら待ちわび、隣で見守り、窓の向こうで振り返り、何かを紙に書き続ける男たちの姿。 不満げな反応に酒代まで払うと言われ、それに紙を破いて返答する意地っ張り。この映画のモディリアーニは芸術家ではなく、酒と芸術に“酔った”ろくでなしとして描かれていく。 ベッケルの興味はモディ(モディリアーニ)の絵ではなく、彼そのものが破滅していく様にあるのだろう。「この物語は史実にもとづくが、事実ではない」と一応断りを入れて好きに描いてやろうという具合。 女と近づき寝るために彼女たちを描いているような気さえしてくる。熟れた御婦人も、うら若い乙女も、階段を力強く登り灯の管理も手ぬかりない大家まで心を奪われそうだ。 酒と雨を浴びるように楽しみ、貰ったばかりのマフラーもびしょ濡れにし、酒のツケはたまり放題、鍵が無いからといって体当たりでドアをこじ開け、酔った勢いで平手打ちを浴びせるなんてことも日常茶飯事らしい。 だが絵は売れなくても不思議と彼の世話をし“巨匠”と親しげにしてくれる親切な知人には恵まれる。 色男というだけじゃない。自分の好きなように絵を描き、それが曲げられるくらいなら殴り合いさえ辞さない覚悟、すべてに絶望した虚ろな眼差しを自身の絵にも描きまくり、己を貫くためなら死んでも構わないという危なげな姿をみんな放っておけず駆け寄ってしまう。だがその優しさも過ぎれば単なる甘やかし、モディを破滅に向かわせる原因の一つにもなっていく。 でも暴力を振るわれても隣に座り、甘い声で謝られてしまったら…モディに関わる女性たちは何もかも寛容に、気づけばほつれたボタンを付け、マフラーを首に巻き、一夜を過ごし肉体まで許してしまうのだ。繰り返される口づけのような抱擁。 閉ざされた扉を叩く虚しい響き、画塾に通い詰める人々のタッチとそれぞれのモデル、出遭った瞬間に惹かれ合い絵によって結びつく恋、扉を閉ざす待ち伏せ、鍵を閉める沈黙、ダンスホールで踊る人々を反射する鏡、外人部隊の国だからか黒人もアジア人も自然に溶け込む街。 葛飾北斎のように絵を広告として活用することを選んだ者も入れば、モディのように金で思うがままにされることを許せなかった画家たちもいただろう。 尊敬するゴッホを侮辱されたと思い“苦悩を忘れるためだ”と情熱を持って擁護する。表に裸婦の絵を置いて歓迎しているとは思えない態度だった者が、愛する者のために売り払い“かなぐり捨てる”ことが出来なかったくだらねえプライドが、あの瞬間だけ光り輝いて見えた。街の片隅でヴァイオリンを弾く孤高の奏者に向けたあの一瞬の輝きを。 女はそんな男を最後まで慕い続けた。札束も身も投げようと狂っていた男を正気に戻す女の眼差し。ベッドで睡眠を貪る傍らで内職までして尽くす。 その視線を誰も向けてくれなくなり、絵を突き返され金を“恵まれる”ことが繰り返された瞬間…高すぎたプライドは崩れ去り、絶望に向い歩み始めてしまうのだ。 薄れゆく中で見たもの…。 そんな彼等を嘲笑うように、黒い帽子姿で現れる死神のような画商。 くたばるのを待つように見守り続け、胸像を投げ破壊された窓ガラスの向こうでさえ挑発を続ける不敵な笑み。とぼけた表情で挨拶をし、馬車を走らせ、札束のように掲げまくる絵、絵、絵、顔、顔、顔![DVD(字幕)] 9点(2016-12-01 09:26:29)《改行有》

2.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 実は公開された直後とTV放送は見逃してしまい、初めて見たのが学校の授業だった。 CGであの毛の「さわさわ~」って感じを表現してしまうのは凄い。やっぱりフルCGは良いねえ。 子供をおどろかせる“だけ”に総てをかけるモンスターたち。脅すでもなくおどかすだけというのが何か微笑ましい。子供にしてみれば超トラウマ&心臓の弱い子に対しては冷静に考えるとただの殺人。ま、向こうも心臓のタフな子供を選んでいるとは思うけど(多分)。 その中でトップのモンスターがビックリしない子に遭遇してさあ大変。最初最大の敵として見ていたのに、何時の間にか情が移ってしまい子供を守ろうと奮戦する姿が良い。相棒も何だかんだ言ってダチを助けてくれるツンデ(ry 一つ目のキャラが可愛いと思えたのは目玉親父とバックベアード様以来です。[DVD(吹替)] 9点(2014-12-29 22:55:56)《改行有》

3.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 イップ・マンに師事し、キン・フーといった武侠映画にも親しんだブルース・リーの武術を活かすため、極限までシンプルにまとめられたアクション映画。 一見すれば荒唐無稽で無茶苦茶な世界観を、ブルース・リーの足運びの静けさ、気を一気に放出する動の空気が包み込む。 映像で魅せる映画にはもってこいのアクションの連続。 そこに貫かれるのは、道を外した者への「復讐」。 彼らにとって武術は「殺し合いの手段」である以前に「己を高める道」の武道。 アクション・スターとしてその武を極限まで高めたブルース・リーは後者であろう。 他人を守るための武術。己を制してこその武術。 その道を逸れ、人を殺すためだけの道具として武を使う者には破滅が待っている・・・そんな所も込みで楽しめる映画。 サモ・ハン・キンポーとのスパーリング(後の総合格闘技)、訓練、船の上での騒動、要塞での大会、潜入捜査、殺し合い、大乱闘! クライマックスの「上海から来た女」を思い出す鏡の中での死闘![DVD(字幕)] 9点(2014-12-19 19:41:33)(良:1票) 《改行有》

4.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 「サイレント映画なんて、今見たら絶対面白くねえだろ」なんてイメージを粉々にブッ壊してくれたのがバスター・キートン、そしてチャップリンだった。 そんなチャップリン映画でも1、2を争う傑作がこの「モダン・タイムス」。 チャップリンはサイレント映画にトーキーの“音”を巧みに混ぜて演出。 サウンドの中で映像に合わせて響く機械音やベルの音。そしてラストのダンスシーンはチャップリンの歌声が収められる。 「歌の時くらい音を出したいな」と誘惑にかられたのか、それとも「音ってのはこういう時に使うんだよ」とアピールしたかったのか。いずれにせよ「ティティナ(ティティーナ)」の演奏が美しい見事なシーンだ。 「モダン・タイムス」の冒頭はフリッツ・ラングの「メトロポリス」を思い出すような工場の場面から始まる。 部品を流す機械、その上で機械のように部品のボルトを締め続ける人間たち。延々と続く流れ作業で狂ってしまう人間の滑稽さと恐怖。 冒頭の工場のやり取りだけでも面白いのに、後半はチャップリンが貧乏と向き合いながら起こす騒動でさらに盛り上げてくれる。 チャップリンが捕まるのは「偽牧師」以来じゃないか?散々法権力から逃げ続けてきたチャップリンも、とうとう捕まってしまう・・・世の中に対する皮肉がたっぷり込められているぜ。ただ、そこはチャップリン。 何度捕まろうが何度でも戻ってくる。愛する者のためなら何度でも。愛が成せる展開だね。 「今回がダメでも、また次があるぜ!」と語りかけてくれるようなラストシーンが素晴らしい。[DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 09:49:41)(良:2票) 《改行有》

5.  モホークの太鼓 フォードファンには不評の作品だけど、俺は「駅馬車」や「荒野の決闘」よりも好きだぜ。 アメリカが独立戦争始めた時期を舞台に男女二人が運命に翻弄されていくストーリー。 何処かユーモラスな部分もあって面白い。ベッドこと運ばれるってアンタ・・・。 ひたすら走りまくるヘンリー・フォンダは応援してしまう。 幾度となく攻めてくるインディアン、不幸の連続、それでも諦めず前を歩み続ける二人の姿は感動的だ。 カラーよりも白黒の方が雰囲気あるかも。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-21 17:44:24)《改行有》

6.  もののけ姫 《ネタバレ》 アニメ版「ナウシカ」の補完とも言うべき本作。実在したであろう日本古来の世界観の再現、それを取り巻く神々の幻想的な存在・・・。自然の呪いに蝕まれつつも最後まで人間として生きようとしたアシタカ、自然で育ち人間と自然の狭間で苦しむサン。そんな彼女もアシタカに惹かれて少しずつ変わってく。「自然」のサンに惚れてしまったアシタカ、「人間」のアシタカに惚れてしまったサン。どんな映画でも淡い恋心を匂わせる。けれども一線は超えない。それがジブリ映画の良さかも知れません。「共に生きよう」と二人は苦難に立ち向かっていく二人・・・「ナウシカ」のアスベルとナウシカを思い出しますね。[地上波(邦画)] 9点(2014-01-03 17:16:01)

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