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1. 夕凪の街 桜の国
《ネタバレ》 感涙、前半。泣かせていただきました。広島に落ちた原爆の被害がまだ続いていることを、人間の絆に絡めて切なく描いていました。 二部構成は良かったのですが、「桜の国」になると表現がまわりくどくなった。現代を描くのは少々拙かったかも。「夕凪の街」では、役が生きていたが、「桜の国」では役者が勝ってしまって役柄が感じ取れなかった。堺正章のミスキャストには私も賛成・・(ついでに中越典子も)。これなら、時系列で素直にそのまま進んだほうが良かったかも。それでも、この映画の志、誠実さ、ひた向きさは心に残るものがたくさんあります。麻生久美子(名演!美声!)の平野皆実が、神様のように全てを包み込んでいる感じがしました。[試写会(邦画)] 7点(2007-07-24 23:06:14)
2. ユナイテッド93
爆破、墜落・・。人は究極の生命の危機になると成功と失敗の割合を考えてどこまで動けるか?この場合大変崇高な行動となる。そしてそこでは、残されるであろう地上の愛する人に対する気持ちも強くなる。陳腐な表現で申し訳ないが、この映画にはきちんと愛と勇気が描かれている。しかし、映画として退屈になる面も見られる。ドキュメントタッチでもあり、ドラマでもありというもどかしさから来るものだ。何はともあれ、黙祷ですけど。[映画館(字幕)] 7点(2007-01-31 21:32:45)
3. 誘拐犯(2000)
脚本書きながら、思いつきでプラスプラスしていったような映画でした。前半4分の1ぐらいで,息切れしてました。「ユージュアルサスペクツ」の信者としては,ただひたすら「ファイト!クリストファー!」。ブライアンシンガーもいろいろな方向に手を出してしまっているし,またコンビで推理サスペンスを作っていただきたいです。この点数でも贔屓目かな・・・?最後の「妊娠したわ」はバーバルの「フッ」。5点(2002-02-24 16:46:18)
4. ユージュアル・サスペクツ
映画の志に大感動。こんなに穴があるのに、ぐいぐい引き込まれてしまう映画も珍しい。とにかく伏線の嵐、意表をつきまくりの嵐!舟の中で顔を知る者が叫ぶ「カイザーソぜー!(語尾が上がる)」が何度もよみがえる.10点(2001-09-26 17:55:05)
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3 | 12 | 2.30% |
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4 | 47 | 9.00% |
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5 | 81 | 15.52% |
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6 | 149 | 28.54% |
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7 | 122 | 23.37% |
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8 | 56 | 10.73% |
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9 | 34 | 6.51% |
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10 | 18 | 3.45% |
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