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プロフィール |
コメント数 |
176 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
DVDボックスセット売りしかされてなかった「未知への飛行」が遂に単品発売されたぞ!しかも廉価版だ!期間限定!絶対買いだ! 期間限定でオリジナル公開版が収録されているスターウォーズシリーズも発売中。「エピソードⅣ A NEW HOPE」は特別版で最も変更点が多かっただけに、オリジナル作はある意味貴重だ。82年に日本語版のみで公開された時の音声が収録されており、特にC-3POとダースベイダーの吹き替えは、今の吹き替えの声優よりも、アンソニー・ダニエルスのしゃべり口調やジェームズ・アール・ジョーンズのトーンにより近い。 |
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1. 誘拐(1997)
撮影は、日本映画界きっての名前が「冠」にできる数少ないカメラマンの一人、
木村大作。
彼は、黒澤明監督作品を始め、極寒の中での過酷な撮影で知られる『八甲田山』や
『南極物語』、オリビア・ハッセーやチャック・ノリスと言った当時のハリウッド大
スターと対等に渡りあって撮影を慣行した『復活の日』などのカメラマンで知られている。
近年の作品では、高倉健に指名を受け撮影を担当した「鉄道員(ぽっぽや)」があるが、彼の現場での影響力は監督をも上回り、撮影指導や演技指導を自らこなしたり、特異な撮影秘話が豊富なことで有名であるが、本作品では、白昼の銀座でのロケーション撮影を無許可で強行しているという裏話がある。
この作品で圧巻なのは、やはりこの銀座でのロケ。
テレビ中継され、大勢の報道陣や警察関係者に囲まれながら、犯人に指名された
人物が3億円の身代金を背負って、銀座の繁華街を犯人の指示通りに移動して行くと
いうシーン。
撮影によって銀座がパニックになるであろうことから、申請しても撮影許可がおりないと睨んだ木村氏は、こっそり無許可で撮影を敢行する。
その上空にテレビ局や報道のヘリという設定で、たくさんのヘリを飛び交わせ、上空からの撮影を行うと共に、報道陣に扮した何十人ものカメラマンが、何十台ものムービー
カメラを抱えてリハーサルなしの一発本番撮影を行っているのだ。
ストーリーも非常に良くできており、一大エンターテイメントに仕上がっている。
7点(2004-06-11 19:58:22)《改行有》
2. ユージュアル・サスペクツ
とにかく、最初からクライマックス直前までにかけては、恐ろしく退屈な作品である。
中身自身、何がどうということの無い内容で、ただ牽引力となるのは、「カイザー・ソゼの正体」が誰かというただそれのみだ。
それすら、あまり魅力的な牽引力になっていないのは、恐らく、脚本と、カメラワークと編集のまずさの現れだろう。
とにかく編集がまずい。編集がまずいという事はシナリオのまずさの現れとも言えるので、どちらがどうとは言えないが、クライマックスまでのほとんどのシーンが回想シーンであるのに、ちゃんと編集を「キメていない」ために冗長的になり過ぎているのと、前後の時系列をうまく処理しきれていない。
これは本作の最大の致命傷である。
ただ、最後の見せ方だけは、素晴らしくうまい。
それのみである。
クライマックスのみ、絶品のうまさがある。
もう少しクライマックスまでを丁寧につないでいれば、トータル的にも素晴らしい作品に成り得たかもしれない。惜しい。4点(2004-05-04 20:20:06)《改行有》
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1 | 4 | 2.27% |
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2 | 6 | 3.41% |
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3 | 7 | 3.98% |
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4 | 14 | 7.95% |
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5 | 15 | 8.52% |
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6 | 19 | 10.80% |
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7 | 39 | 22.16% |
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8 | 35 | 19.89% |
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9 | 16 | 9.09% |
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10 | 16 | 9.09% |
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