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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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1.  ユナイテッド93 911のときの事は今でもはっきり覚えています。 仕事が終わり家に帰ったのが22時頃、でテレビをつけたらちょうどニュースステーションをやってて画面には煙をふいてる世界貿易センターが映ってるわけです。 あれ何事だろう?と着替えながら観てて他のニュースを見ようとチャンネルを替えたら、まさに旅客機がビルに突っ込んで爆発する瞬間なんですよ。 「は???」ですよ。 映画じゃなくてニュースの映像です。しかもリアルタイムです。 本当に何が起きてるのかわからなくて、もうその夜は眠らずにずっとテレビを観ていました。 あの日の事は一生忘れないと思います。 さて、この映画、その911の際に、ハイジャックされながらも唯一目標に到達せず墜落したユナイテッド93便を描いたノンフィクション映画です。 リアリティを出すために、出演者は無名の俳優ばかり、それどころか管制官などの一部は当日現場にいたまさに当事者が本人役を演じるという、本当にノンフイクション映画なのです。 よく考えてみれば、この映画はよくテレビで放送されている「あの事件の真相」的再現ドラマをより大規模に撮っただけのものにすぎないんですが、何しろ元の事件が下手な映画よりよほどすさまじい代物だし、何よりも真摯に映画化されているため、その緊迫感はハンパなものではありません。 映画の間、ずーっと眉間に皺を寄せて映像を見続けなくてはならない、こんなの娯楽じゃありません。 なのに目が離せないのです。 しかも何しろ実話ですから、何が起きるかを僕らは知ってるわけです。ユナイテッド93便は最後は落ちるのです。生存者はいないのです。 そのどうやっても避けられないラストに向けて繰り広げられる機内ドラマ…これはきついですよ、ほんときつい。 しかもきついのに最後まで見続けちゃうんですよね…地獄です。 このサイトには「ネタバレの有無」をチェックする欄がありますが、そもそもこの映画にはそれも不要なのです。 この映画の内容についてはみんなネタバレしてるからです。 93便には早稲田大の日本人学生が乗ってた事でも知られていますが、これも映画中ちゃんとキャスティングされててこの人だってわかるんですよね…つらいつらい。(マサト・カモさんという役者だそうです) さて、今回あらためてこの映画を観て気づいたのですが、これ2017年の今見ると、実に極めてシンゴジラに近いのです。特に前半から中半部。 事件を受けてノーラッドや各空港の管制塔でいろいろな人があたふたするのですが、何しろその瞬間にアメリカの空を飛んでる航空機は4000機以上いるのに、そのどれがハイジャックされてるのかどうなってるのか全くわからないわけです。 情報は錯そうし、何をどう対処していいかまったくわからないままどんどん事件が起きるんですよ。 時間があればなんとかなるんでしょうが、ハイジャックされてから突っ込むまでわずか30分や1時間、混乱してるだけでほとんどなにもできてません。 そして例えば「軍用機がハイジャックされた旅客機を見つけたとき撃ち落としてよいか」「撃ち落とすしかない」「でも誰がその命令をどんな権限で出すんだよ」的な会話が行われるのはまさにシンゴジラの会議室のそれ。 しかし、こちらでは、あまりに時間がなく情報が錯綜し連携もうまく取れずただただ混乱の中で、対応できないままハイジャックされた旅客機が今度はペンタゴンに突っ込み…戦闘機も足りないので「非武装のF16しかないなら体当たりさせてでも止めろ」なんて話になってしまうわけです。 実際のところユナイテッド93便がなぜ墜落したのかについては諸説あり、一説では軍に撃ち落とされたという説もあったりでこの映画についてそのあたりに疑問の声を上げる方もいますが(特にYAHOO知恵袋はひどい)、それはこの映画の価値においては実はどうでもいいところなのです。離陸した時点でこの飛行機には落ちる以外の選択肢は残ってなかったのですから、そこはこの映画としてはどうでもいいことなのです。 あのときの混乱を関係者に真摯に取材して真正面から(一部当事者を出演させてまで)撮った真実の力、この映画の力はそこにあります。 そしてここで示される事実の前に我々は言葉をなくす事しかできないのです。 事実は小説よりも奇なり。 この映画は観ていて本当につらい映画ですし本質的にはテレビの再現ドラマの延長にすぎないのですが、映画の中で語られる真実の前にはどうしても高い評価を与えないわけにはいきません。[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-11-28 20:34:36)(良:1票) 《改行有》

2.  夕陽のガンマン 《ネタバレ》 多分30年ふりに観たわけですが(自分の世代ならみんな大好きな)リーバンクリフのかっこよさは今見ても全く変わらず。 そこにしびれるあこがれる。 そしてこの映画の魅力はもう一つ。 先月お亡くなりになったエンリオモリコーネの手になる有名な劇伴です。 日本の時代劇であれアニメであれドラマであれ、劇中で西部劇っぽい楽曲が使われる場合、このエンリコモリコーネの曲をイメージした曲が使われるケースがほとんどです。 日本人が思い浮かべる「西部劇っぽい曲」が本家アメリカの西部劇のそれではなく、マカロニであるこちらの曲がイメージされるってのは、それつまり彼の楽曲が素晴らしかったから、それにつきると思います。 最後に「いやこれで数があった」で締める小粋さ含めて、マカロニウエスタンらしいかっこいい映画だと思います。[地上波(吹替)] 8点(2020-08-21 23:49:03)(良:2票) 《改行有》

3.  U・ボート 戦争映画というと「事実を元にしつつ派手にドンパチする娯楽作」が主流だった時代に全く違うスタンスで投じられた戦争映画の傑作。 公開当時、映画の内容とめずらしいドイツ映画(今のように多彩な映画が上映される時代ではなかったので)という事でずいぶん話題になったのですが、劇場に足を運びたくなるような映画ではなく後日レンタルビデオで観たのが初見です。 「潜水艦映画にハズレなし」を体現するような映画で、とにかく暗くて重いストーリーを類まれな緊張感でぐいぐいと最後まで引っ張って見せてくれたあげく、最後にはあっけないほどの虚しさを味合わせてくれる情け容赦ないストーリー。 観ている途中の圧迫感はほんとうにしんどくて、観ていてつらいのですがこの潜水艦に乗っている乗員同様逃げだす事が許されないのです。やっとほっとしたと思ったら最後のアレですからね… それほどの「潜水艦に乗ってる感」を観客に与えてくれる映画なんかそうはないわけで、この映画が戦争映画の傑作である事は間違いないんですが、しかし基本的に陽性の映画を好む僕としては「面白いか?好きか?」と聞かれると、素直に「うん」と言い難いところもある映画です。 それでも、それでも「…好きじゃないけど面白い」と最後には言わされてしまうほどの力がある映画で、紛れもない傑作であることは疑う余地がありません。とくに戦争の虚しさを味合わせてくれる有名なラストは、映画史上に残る傑作ラストシーンだと思います。[ビデオ(字幕)] 8点(2016-11-12 11:00:02)(良:1票) 《改行有》

4.  遊星からの物体X この映画を初めて見たのは、三鷹か吉祥寺の名画座でのエイリアンと2本立て興行。 エイリアンがえらく面白かったこともあって相対的にこっちの方はイマイチ感を強く感じたのだが、その後何回か見て「いやいやこの映画も相当面白いぞ」と。     最初にエイリアンと併映だったのがいかんかったわけだ。 「ここでくるか?ここでくるか?」と緊張感のあるシーンでずっと引っ張られ しかも「ここでくるだろう」というシーンできっちり「バクー」「ピギャー」と きてくれるので、安心。(って、安心はどうか?)  カーペンターお得意の単調な音楽もこの映画に関してはぴったりでした。 8点(2003-11-18 19:04:51)《改行有》

5.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》 前作の前日譚として真摯に作ろうという姿勢をヒシヒシと感じるのはとてもいいと思います。 私は(続けて観られる環境だったため)これを観たあと続けてオリジナルを観たのですが、想像以上に見事につながっていて、あぁほんとに前日譚としてちゃんと作ろうとしたんだなというのがよくわかりました。 さて、それはいいんですが、しかししかし、結局のところやってる事がほとんど同じなのです。まぁそうならざるを得ないんですが、やってる事がほんとに同じなんですよね。変わってるところは前作以上にアクションホラーに振ってるところで、まぁ時代の進歩でそれが可能になったんですが、しかしそれはこの映画の本筋として違う方向性なわけでもっとジワジワくる推理物のような怖さじゃないと……と文句は書いてますが、ほんとにそんな感じで撮ると本当に同じものになってしまいます。 じゃぁどうすればよかったのか…と聞かれると、結局こうするしかなかったのかな…と思ってしまう、ちょっとかわいそうな映画だと思います。 ちなみに最後に助かったように見える女主人公のその後が気になるわけですが、ノベライズ版だと見事に最後はThingになってますので結局助からなかったようですね。[インターネット(字幕)] 7点(2018-09-21 11:23:48)(良:1票) 《改行有》

6.  ユー・ガット・メール 《ネタバレ》 1998年製作という事はWindows98が発売された年の映画です。モデムの音が懐かしいです。 日本にスタバが上陸したのは1996年。この映画の頃はまだまだめずらしい店でした。 いまやネットで知り合い結婚した人の数が1割を超える時代になり、ネット出会いネット恋愛はまったくめずらしくなりました。リアルを知らないからネットでの恋愛は(リアルを知らないからこそ)急速に深まるという「ネット恋愛5倍速の法則」という言葉がありますが、まさにそれを地で行く映画です。ネットでの恋愛経験ある人なら、誰でも思い当たるフシありますよね。そして時代の変化を感じる事としてはもう一つ。この映画が出来た頃にはまだハシリだったamazonが今はリアル書店を圧倒しています。おそらくはフォックス書店も今は苦しい経営を強いられてるはずです。世の中いろいろ変わっているわけです。でも恋愛の苦しさ楽しさはほんとーに全然変わりませんけどね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-23 15:40:12)(良:1票) 《改行有》

7.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 昔イマイチだと思った世間的には評判のいい映画を再見してみるキャンペーンを最近やってるので、この映画を観てみました。 条件を変えるために今回は吹き替え版です。(もともと字幕版で観てました) 10年以上ぶりに観た感想は…あぁ全体的に意外とよくできてるんだな、と分析的に見て感心しました。 なるほど一般的に評判いいのはわかるかも、というところです。 ではなぜこの映画を観て初見のときにがっかりしたか…ですが、そもそも私は、子供のころからそこそこのミステリー小説フアンなわけです。 で、ミステリー小説フアンであれば、「ミステリーにおいて語り部の主観による内容は疑ってかかるべし」というのはエクロイド殺し以来基本の基本なわけです。 この映画、思いっきり「一人の主観(過去の記憶)語り」にて構成されていますから、ミステリのセオリー的に一番怪しいのはこいつに決まってるわけです。 ご丁寧にもライターを使えない描写とかもあって、余計怪しいっていう。 で、実際にオチで犯人がそいつとなると、「え、この映画のどこにそんなに驚くわけ?セオリー通りじゃん」としか思えないわけです。 という事で期待してこの映画を観た初見のときはがっかりした私なのですが、しかしオチを把握して客観的に観た今回は「この映画、割ときちんと撮ってるんだな」というのが分析的に確認できました。 あくまでも「客観的に分析的に」ですが、いい映画だと思います。 主観ではやっぱり「いやどう考えても怪しいのこいつでしょ」って人が犯人なので、オチの弱さが気になるわけですが。[インターネット(吹替)] 7点(2004-06-28 12:04:18)《改行有》

8.  ユニバーサル・ソルジャー エメリッヒのハリウッド監督デビュー作で、この映画がヒットしたからこの後エメリッヒは次々と大作娯楽映画を撮れるようになった…そうなんだけど… あわよくばターミネーターのような人気作になればなぁ…という感じが見え見えでごくごく並のB級娯楽映画にすぎず、それ以上でもそれ以下でもないっていう。[地上波(吹替)] 5点(2017-10-26 01:20:42)《改行有》

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