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プロフィール |
コメント数 |
258 |
性別 |
男性 |
年齢 |
35歳 |
自己紹介 |
<尊敬するクリエイター> ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博 |
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1. ユージュアル・サスペクツ
やはり皆さんの指摘されるように無理に犯人を捜そうとせず、素直に騙される方が良い。この映画の本質はあれこれ推理する楽しみよりも騙される快感を優先しているからである。内容はアガサ・クリスティの小説と非常に似通っている(題名は伏せます)。確かにある意味では非常に狡猾なトリックだ。最も後者は小説だからこそ非難の的となったが、こちらは客観視した映像があるために成り立つといえる。この映画の功績は脚本化のクリストファー・マッカリーだけでなく、伏線を活かした演出をしたブライアン・シンガーに負うところも大きい。犯人の利き腕や日本の描写から推測する事も可能だが、何回か見返してみると犯人を意図的に欠落させたシーンがあることにも気付くだろう。[映画館(字幕)] 8点(2005-05-11 23:41:00)
2. 誘拐犯(2000)
凡作とはどんな映画なのか教えてくれた映画(もちろん感謝しているわけでもないです)。まず、登場人物に魅力がない。登場人物がやたら多いわりに誰も彼もストーリーを進めるための捨て駒のように扱われ、誘拐された女性はギャーギャーうるさいだけ。デル・トロはさすがにうまく役柄をこなしているものの、ライアン・フィリップのほうはやや貫禄不足。おまけにストーリーの焦点が散漫なため、ストーリーは「ユージュアル・サスペクツ」よりも単純であるにもかかわらず、非常にわかりづらい。ここら辺を見ると監督は「ユージュアル・サスペクツ」ではブライアン・シンガーの演出に頼っていたとも考えられる。そしてラストの銃撃戦の取り方も非常に下手。クリストファー・マッカリーにとことん脱力させられた1作でした。[地上波(吹替)] 5点(2005-03-11 20:25:43)
3. ユニバーサル・ソルジャー
こんなにつまらないSF映画は久しぶり。サイボーグ兵士という設定のわりにはセットもヴァン・ダムの演技も低レベルでまるで説得力無さ過ぎ。ラングレンの切れた演技はいいかんじだが、ヴァン・ダムの演技が酷いせいか、ラングレンのほうを応援してしまった。ラストの、実はルークのほうが強かった、っていう設定にも興ざめ。ヒロインもただうるさいだけだし。エメリッヒって昔はこんなB級SFも撮ってたんだ。[地上波(吹替)] 3点(2004-09-27 20:38:53)
4. 遊星からの物体X
好評だったので雰囲気をだそうと暗くて静かな部屋で見たのですが、期待以下でした、全然怖くなかったです。クリーチャーの登場シーンが長くて騒々しすぎるので全く恐怖を感じなくなるし、疑心暗鬼になるのをメインにしているはずなのに、物体Xの言動が後で考えると他の人と何も変わらない事に違和感を覚えます。これで犯人探し、って言っても不可能に近いでしょう。登場人物のキャラの書き分けも過半数はおろそかだし、ラストも盛り上がりに欠け、いまいちでした(ベニングスは物体Xではありませんよ)。結局、この映画は恐怖と緊迫感の境界が不明瞭すぎるんです。まあ音楽は良かったけど、やっぱり「エイリアン」にはかなわないでしょう。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-05-01 21:32:33)
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