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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録 20年以上に渡って細々と続いている本シリーズですが、今回でまさかの4作目に突入(他にTVMとして制作された『Ⅱ』『Ⅲ』がありますが、これらはシリーズにカウントされていない模様)。第1作の生みの親であるローランド・エメリッヒもマリオ・カサールも遠の昔にシリーズを去り、ヴァンダムが半ば私物化していた本シリーズですが、ここに来てまさかの主役交代。スタントマン出身で今もっとも動ける男・スコット・アドキンスが新たな主人公・ジョンを演じ、「俺が俺が」のヴァンダムは脇役に徹しています。この世代交代が吉と出るのか凶と出るのかが鑑賞前の最大の関心事だったのですが、嬉しいことにこの交代によってシリーズは見事な若返りを果たし、B級アクションとしてはかなりのレベルに達しています。ジャンルに関心のない方までを振り向かせるほどの傑作というわけではありませんが、こういう映画がお好きな方であれば、概ね満足できる仕上がりではないでしょうか。。。 舞台となるのはユニソルが普及し、闇の世界で多用されている世界。設定上、第一作以外はなかったことにされるという平成ゴジラ的な強引さには呆れ返ってしまいますが、シリーズに係る予備知識がなくても話に入り込める親切設計だと考えれば、これはこれで有り難くもあります。本作でユニソルを使用しているのはFBIであり、軍事アクションだった過去作品と比較すると全体の雰囲気がかなり変わっています。見せ場は銃による派手なドンパチから刃物を使った凄惨な殺し合いにシフトし、スプラッタホラー並の血糊が飛び散る修羅場と化しているのです。予算に見合う小さな舞台に設定し直したことで個々の見せ場のクォリティは驚くほど向上し、肉体と肉体のぶつかり合いを基礎としたことでアドキンスによる勢いのあるアクションが活かされまくっています。ラストの長回し大殺戮などはメジャー映画にも引けを取らない完成度であり、本作の監督を務めたジョン・ハイアムズ(ピーター・ハイアムズの息子)は、今後要注目の監督になるのではないかとの期待を抱きました。。。 登場場面は少ないながら、ヴァンダムも光っています。何かとバカにされがちな御大ですが、この人は決して演技が下手ではないので悪のカリスマ役が意外と様になっているし、アドキンスとのタイマンではいまだ現役レベルの動きを披露しています。50歳過ぎてこの動きができるのかと驚いてしまいました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-04-15 22:14:34)《改行有》

2.  誘拐の掟 『96時間』の大ヒット以降は暗い過去を抱えた暴力オヤジ役をひたすら演じ続け、もはやどれがどれだか分からなくなりつつあるリーアム・ニーソン。本作の主人公マット・スカダーもその系統のキャラクターであるためニーソンはいつものニーソンではあるのですが、80年代にもジェフ・ブリッジス主演で映画化されたことのある人気ハードボイルド小説を原作とし、『アウト・オブ・サイト』や『マイノリティ・リポート』で知られるスコット・フランクが脚色を担当したことから、作品のクォリティは従前のニーソン作品と比較して格段に優れたものとなっています。 ひょんなことから舞い込んだ依頼や、思わぬ相棒の登場など、前半部分は探偵ものの定石に当て嵌めた作りとなっており、これら一種の様式美が微笑ましく感じられます。点と線をつないでいく捜査過程にはビジュアル的な刺激が少ないため少々退屈させられるのですが、この部分ではかなりの情報量がコンパクトにまとめられており、ひとつのセリフを聞き逃すと全体を見失うおそれがあるため、まったく気が抜けません。この辺りはただ情報をまとめるだけではなく、もっと動きのある展開にしてくれると良かったのにという点が不満でした。 ただし、新たな誘拐事件が発生し、犯人との直接交渉が始まると、映画は急速に熱くなっていきます。ゲスな犯人に対抗する主人公のタフネゴシエーターぶりがとにかくかっこよく、切れ味抜群な言葉の応酬戦だけで、ド派手なアクションを見せられているような高揚感があるのです。この辺りはスコット・フランクの面目躍如、素晴らしいものをみせていただきました。クライマックスに向けて妙に説教臭くなっていくのが玉にキズですが、事件が解決しても「めでたしめでたし」では終わらない陰鬱な空気感は最後の最後まで維持されており、探偵ものとしては優れた作品だったと思います。[DVD(吹替)] 7点(2016-01-03 01:38:27)《改行有》

3.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 全米での度重なる上映延期、そして、その全米公開から1年も空けての日本公開というあんまりな扱いを受けた本作。古典のリメイクは興行的にも内容的にも失敗するケースが圧倒的に多いため、本作についても失敗作なのだろうかと思っていたのですが、これが意外な程よく出来ていました。映画とは、自分の目で観るまではわからないものです。現在では傑作とされている82年版だって、公開当時には「ハワード・ホークスの名作に泥を塗る駄作」などと言われていたわけですから。。。 『遊星からの物体X』の前日談という設定にはなっているものの、その内容は82年版を忠実になぞったものであり、実態はリメイクであると言えます。『ニューヨーク1997』と『エスケープ・フロム・LA』のような関係でしょうか。82年版を上回る要素は少ないものの、同等のものはきっちりと作ってきているので、あの世界にまだまだ浸りたいという方には最適な映画だと思います。疑心暗鬼のサスペンスや飛び上がるようなショックシーンなど、必要なものはすべて揃っています。82年版と同じ雰囲気を作るためにCGは極力排除し、わざわざ機械仕掛けのモンスターを製作したという気合の入れよう。機械の動きがあまりに滑らかで、CGに見えてしまっているのはご愛嬌です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-29 01:03:07)(良:1票) 《改行有》

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