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プロフィール
コメント数 1252
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  ユメ十夜 《ネタバレ》 原作の並び通りの10話オムニバスである。少しでも原作に引っかければいいとの前提で自由に作ったということらしい。 【序】女学生が可愛らしい。 【1】映像面のインパクトは別として意味はわからない。尻をまくるのと遠景の観覧車が印象的。 【2】原作+オチ、最も真面目。堅実。 【3】怖さで印象に残る原作の第三夜を丸ごと取り込んだホラー。解釈が面倒くさいが子どもらが微笑ましい。 【4】切ないお話。今度は忘れるなと言いたいところだが、この男はこれまで何回この夢を見たのか。仮に年1回のペースとすればもう死んでいる。 【5】難解。こういう意味か、と感覚的に思うところはあるが確証はない。 【6】劇団員のような人々がネットスラングをそのまま口にするのは斬新だったかも知れないが、見ている側は気恥ずかしい。 【7】絵柄もそうだがラストがいかにも現代風。若年者向け翻案ということか。 【8】最も支離滅裂。少女3人組が可愛らしい(顔が見えないが)。 【9】女の容貌には惹かれるが深い仲にはなりたくない。 【10】ドロンジョ様が豚の化身だったかのような印象。自分としては結構好きだ。 【終】女学生の生まれ変わりが可愛らしいと言いたいところだが100年前ほど可愛く見えない。 ほとんどわけがわからないが、そもそも夢であるから気にしなくていいことにする。特に心を動かすようなものはないが内容が多彩で飽きることはなく、また魅力的な女優が出ている(個人的には特に4、9、10)ので悪い点にはしない。美女ばかり見るなという第十夜の教訓は観客に向けた皮肉か。[DVD(邦画)] 6点(2015-11-11 20:08:37)《改行有》

2.  誘拐(2009)〈TVM〉 《ネタバレ》 文庫で厚さ2cmくらいの原作を2時間弱にまとめてあり、内容は薄くなっているが不自然なところはなく、ストーリー的な面白さもちゃんと再現されている。背景音楽は軽いがTVドラマなので仕方ない。 時代背景としては明らかに第1次安倍内閣の頃を想定しており、謎の辞任で退いたのも実在の首相に似ているが、人物像まで似せようとはしていない。また当然ながら劇中の友好条約も史実にはないが、原作によれば日本側が適当に譲歩して格好だけつける類のものではなく、過去の完全清算を前提としたものだったようで、これが成功すれば確かに画期的だったろうと思われる(その後にまたひっくり返されるかも知れないが)。 ストーリーに関しても原作をほとんど忠実に再現していると思われる。「金で買えないものはない」とかいう表現は簡単すぎないかとか、最後に明らかになる真相が意外性に欠けるとかいった苦情はないではないが、人情に縛られていてはまともな経営はできない、といった風潮への反発に関しては同感であり、原作者の思いは真直ぐに受け止めることができる。 登場人物としては、まずは何物にも代えられない大事な孫娘というのがちゃんとビジュアル化されており、これが政治家の信念を覆すことにも一定の説得力を付与していた。またドラマ独自の趣向として、捜査官役に二枚目俳優を起用したのは個人的にはどうでもいいことだが、主人公の娘を大きく扱っていたのは非常に印象的だった。劇中ではこの娘の存在が主人公の動機を大きく支える形になっており、これは少しドライな感じのする原作を感情面から補完したものになっている。劇中で最も泣かせるのがこの娘のエピソードであり、いわば切ない愛らしさを表現できている点で非常にいいキャスティングだった。 そのほか最大の特徴点はラストが原作と違っていたことである。ここで主人公がけじめをつけると言ったにもかかわらず、その意図がわからないまま終わっていたが、これがかえって最後に余韻を残す形になっていた。この後に彼がどうするのか、制作側が何を想定していたかはわからないが、自分であればこうするだろうという思いはある。[DVD(邦画)] 6点(2015-05-06 01:28:23)《改行有》

3.  夕凪の街 桜の国 《ネタバレ》 一見いい映画のように感じられるが、原作に乗っかって作られているわけなので、純粋に映画として評価するのは難しい。 まず映画では、観客に見えるように泣く人物が多すぎる。病人を屋外へ連れ出した上に長々としゃべらせる場面もあったが、そうまでしないと映画というのは成り立たないのかと思う。 またこのストーリーには「…死ねばいいと思われた」とか「…ちゃんと思うてくれとる?」というような、皆実の心情を伝える悲痛な言葉があるのだが、映画ではさらに「…落とされたんよ」という告発型の(碑文の問題を連想させる)台詞が加えられていたので驚いた。原作がかろうじて踏みとどまっていた一線を無造作に踏み越えている気がする。 もう一つ、桜の国編について。映画のラストは七波が泣く場面だったが、その前段に出ていた七波の心の変化が桜の国編の核心だったわけで、それが観客に充分印象づけられていたかどうか。これがあるから「夕凪の街 桜の国」の2部構成が生きるので、もしこの映画を見て後半が不可解とか不要と感じる人が多いようなら、原作の映画化としては明らかに失敗ということになる。 ただ、時代的に「夕凪の街」に属する場面が終盤にまた出て来ることからしても、映画は初めから夕凪優位の構成にして観客を泣かし、それで点を稼ぐ目論見だったとも思える。映画の七波は“現代の若者の視点で皆実の悲劇を見つめる人”という位置づけになり下がっている気がするが、それでも一応は全てのストーリーを追う形にして、原作ファンを丸め込もうとしているかに見えた。 自分としては、原作はほとんど全面的に支持するが、この映画を同じように評価することは全くできない。ただ、それほど低い点にもできないので困るのだが、それは原作をいわば人質に取られたような格好になっていることと、映画の持つ広い意味での娯楽性によるものと思われる。 なお映画の登場人物の中で、特に京花は少女から大人への変化がわりとスムーズで、どちらも可愛らしく優しい感じなのは納得した。七波と東子も、これはこれで好感が持てる。男連中も好人物でよかった。 [2013-1-20変更]変更前は6点だが、評価方法を見直し、原作を10点、映画化による改変部分を-8点とする。残2点のほとんどは劇中の京花へ。 [2013-11-18変更]評価方法を見直し、原作と上記プラス要因の評価はそのままとして全体を0点とする。[DVD(邦画)] 0点(2012-01-22 12:58:23)(良:1票) 《改行有》

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