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プロフィール |
コメント数 |
1885 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
自分なりの評価の基準は、 10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。 9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。 8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。 7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。 6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。 5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。 4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。 3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。 2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。 1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。 0・死霊の盆踊り。 |
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1. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 現代ハリウッドの歴史と共に生きてきた、もはや生ける伝説と化していると言っても過言じゃないクリント・イーストウッド監督。その代表作と呼ばれるものはだいたい観てきたし、その何作かは僕の感性に少なからざる影響を残してきたのだけど、この数々の権威ある賞に輝く彼の代表作だけはずっと未見のままでした。理由は単純で、ひとえに僕が西部劇が苦手だから…。でも、そんな個人的理由でもしかしたら傑作を観ずじまいでこのまま一生を終えるかもしれない(大袈裟?笑)という懸念を払拭するためにこの度鑑賞してみました。いやー、さすがイーストウッド、シブいですね~。まだ俳優として脂の乗り切っていたころの彼が演じる主人公は、荒野に建てられた一軒の寂れた小屋で子供と共に平凡に暮らす初老の男ウィリアム・マニー。しかし、彼の元を一人の若い賞金稼ぎが訪ねてきたことから、マニーの隠された過去が明らかとなる。彼はかつて無法の限りを尽くした伝説のガンマンだったのだ。そんな今や落ちぶれてしまった老元ガンマンの過去を回想形式で描くのかと思いきや、そこには一切触れず、あくまで金のために再び銃を手に取り賞金の懸かった悪逆なカウボーイを殺すために荒野をゆく彼の姿を淡々と追った、シンプルでありながら深いストーリーは見応え充分でした。賞金首である、女の顔を切り刻んだカウボーイよりも、強大な権力欲を糧に街を支配する悪辣な保安官を最大の悪役に設定したところもお話に奥行きが拡がり良かったです。そんな治安維持に関しては惜しみない情熱を注ぐ保安官に、愛する妻の尽力により立ち直った老ガンマン、人を殺すことを単純に格好良いと思う血気盛んな若者、金のことしか頭にない娼館の経営者、男の暴力に怯えながらも娼婦として生きざるをえない女たち…、それぞれに許されざる者がいて、誰もが単純に正義でも悪でもないという、そんな登場人物たちの深甚なる人物造形はさすがイーストウッドですね。人は誰しも自分本位なエゴを抱え、その感情のぶつかり合いの果てに様々な悲劇が巻き起こされるという、現代社会にも通じる今作のテーマは、それまでの勧善懲悪の娯楽西部劇への彼なりのある種の総括ともとれると思います。うん、やっぱり僕の個人的に苦手なジャンルである西部劇ということで、彼の数々の名作群の中では若干落ちるとはいえ、素直に観て良かったと思います。良作。[DVD(字幕)] 8点(2014-08-20 10:38:38)
2. ユニコーン・キラーを追え(前・後編)<TVM>
《ネタバレ》 私生活は碌でもないのだけど、人を惹きつけるカリスマ性だけは異常に高い男とその恋人。十数年にわたる彼らの同棲生活と、その後に起こった彼女の失踪事件、そして男にかけられたある疑惑をテンポよく追った作品。だが、事実を基にしているとはいえ、あまりにもカタルシスに欠けるのではないか。恐らく残忍な方法で女を殺しておきながら、ありとあらゆる方法で逃亡を続け、しかもいつも傍らには女の姿がある酷い男の逃走劇を延々見せられても不快感しか湧いてこない。この男に何らかの形で鉄槌が下されるか、もしくは遺族の魂の叫びのようなものがなければ、やっぱりもやもやとした後味の悪さしか残らないと思う。「だって実話だもん」って言われれば、それまでかも知れないけれど。ヒッピー崩れで女にだらしなくて徹底的に自己中心的な髭もじゃ男のいやらしさだけは充分に伝わってきたので5点。[DVD(字幕)] 5点(2013-09-26 09:08:39)
3. Uターン
《ネタバレ》 このシニカルな映画は、無駄に豪華なキャストと相俟って、とても贅沢なB級グルメのような味のある映画に仕上がっている。このどうしようもなく閉塞感漂うアメリカ南部の描き方が、悪意に満ちていて好き。そして最後までそこから抜け出ることが出来ないショーン・ペンがなかなか楽しい。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-27 23:21:03)
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