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1. ゆれる
この映画を観ると、人間の認識能力といものは、如何に不安定なのかということを改めて気づかされる。人間は物事をありのまま知覚することはできず、自らのフィルターを通してでしか認識できない。しかも、その記憶でさえ、後の心境の変化などが影響し、曖昧なものになってしまう。人間の記憶は、決して記録ではないのだ。
そんなことを自覚させてくれる素晴らしい作品である。[DVD(邦画)] 9点(2019-01-20 18:20:13)《改行有》
2. 許されざる者(1992)
ダーティハリーなどで悪を問答無用で断罪してきたイーストウッドが描くからこそ、深い意味を持つ。
従来までの勧善懲悪の西部劇へのアンチテーゼになっている。
この作品以降、イーストウッドは人間の業と赦しについて一貫して描き続けている。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-07-28 18:23:51)《改行有》
3. 夢売るふたり
この監督らしく、登場人物の心理描写は非常に上手い。
ただ、ラストの展開は唐突に感じられ、肩透かしを食らったような気分。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-03-17 18:00:15)《改行有》
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5 | 6 | 9.84% |
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6 | 5 | 8.20% |
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