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プロフィール |
コメント数 |
86 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
日本人なので邦画好き! 淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。 不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・
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1. 蘇える金狼(1979)
《ネタバレ》 1シーン1カットの緊張感は松田優作に限らず、役者さんたちの勢い、スタッフの勢いを感じます。
今ではなかなか作りにくい不道徳な内容なのに、とにかくかっこよく、面白い。
あらゆるシーンで、セリフ回し、役者の演技が印象に残っている。
役者の魅力を最大限に活かすための、1シーン1カットの演出は本当に楽しいです。
命を賭けたシビアなシーンでも楽しいのは、役者たちのユーモアのある演技に他なりません。
有名な岸田森のエルボドロップ、明らかにNGであっても勢いで許されてしまう空気って、今の映画には見られない魅力です。
この映画、ストーリーより「役者」を楽しむ映画です。一人一人の役者の演技が実に印象に残ってます。
仙元誠三カメラマンの素晴らしいカメラワークも印象的です。
アクションシーンを1カットで見せるアクション映画って、役者の力量がなければ絶対にできないし、今の映画には無いリアリティがあります。
最近、DVDで観ていて、カウンタックのディーラーが村川透監督だったと初めて気づいた。
このディーラーの反応もリアルで印象に残っていたのである。
ディーラーが「せんげんです」と言う意味がわからなかったのだが、「仙元」だったのですね。
こういう遊びがあるって現場に勢いがあった証拠です。
この作品、昔、文芸座の上映で観客が大笑いしていたのを思い出します。
映画館で観て、ハードボイルドだけど、自分と同じように笑っていい映画なのだと思えました。
アラは多いかもしれないが、ハードボイルドであっても、笑いがあり、役者の魅力を堪能できる名作だと思います。[映画館(邦画)] 9点(2003-09-02 12:46:33)《改行有》
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