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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  用心棒 黒澤映画で今のところ、観た回数が一番多いのがコレ。だってオモシロいもん・・・という訳ではなくって、この作品、どうにも違和感があって、こりゃ一体何なんだろう、と確認したくなってついまた観ちゃう。 2大グループが対立する宿場町に、風来坊の侍がやってきて、両者の対立をあおり一気に殲滅しようと企む。ってのはいいけれど、普通なら、その前段階が詳しく描かれ、クライマックスで抗争がピークに達して一大バトルが描かれるところ。七人の侍と同様の作劇であれば、そういう展開になるはず。ところが本作はむしろそれが前フリでしかなくって、三船敏郎演じる主人公、何の理由もなくいきなり作戦に打って出て、いきなり頓挫する。 対立するグループと、その間に挟まれた初代黄門様・権爺の店、というこの宿場町の構図、大変わかりやすく、さらに抗争が進むにつれ荒廃が進んでいく様子など、個人的にはとても好きなのですが、さすがにコレ、図式的に過ぎる気もするし。また、出てくる面々、どいつもこいつも、みんな汚そうで悪そうで、見事なアウトレイジ感(悪そう、と言えば、二代目黄門様も出てますが)。なんと加東大介ですら、この悪人ヅラ(もうヒドイのなんの)。だけどこの登場人物の模様もまた、図式的、機械的で、気がついたらどんどんオハナシが進みどんどん登場人物が増えていってしまってる。妙にドライなオハナシかと思えば、妙に人情話みたいになったり。 奇妙に幾何学的で、実はコレ、結構、実験的な作品なんじゃないの、という気もしてくる。いかにも無国籍な音楽に、やはり無国籍な敵役の仲代達矢。雰囲気も時代劇なんだか西部劇なんだか何なんだか。いや、あのG馬場とリチャード・キールを足して2で割ったような大巨人にいたっては、もう、SFです。 そんなハチャメチャな異常な中で、いかにも飄々とした三船敏郎、やっぱりカッコいいよね。何考えてるのやら、颯爽と歩き、ガツガツ物を食い、ひたすらタフ。やっぱり光ってる。光ってるから、作品が締まる。作品がカッコよくなる。何だかよくわからんけどカッコいい、だからまた観たくなる。[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-29 12:17:48)《改行有》

2.  妖星ゴラス これぞ“センス・オブ・ワンダー(笑)”。この映画をどうにかして褒めようというヒトのために存在してくれているような言葉ですね、これは。まさに、なんでもアリアリ、まるで、企画段階で行ったブレイン・ストーミングのメモをそのまんま映画にしちゃったかのような、闇鍋ワールド。あの「隼号」って、宇宙船じゃなくてどう見ても潜水艦ですね。宇宙飛行士っていうより、兵隊さんですね。そういう要素も入れたかったんですね。怪獣も一匹お願いします。大災害もちょっぴりお願いします。等々等々。気合いの入ったセットに気合いの入った特撮、その割に、何だか底が思いっきり抜けてしまっているような作品です。ちょいと残念なのは……「盛り込み過ぎ」の自覚があるのか、映画を何とか段取り良く進めようとして、その結果、せっかくのハチャメチャな内容の割には意外に整然とした、理屈っぽい印象を受けてしまうところなんですけれども……。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-17 08:34:19)

3.  夜霧よ今夜も有難う この映画、ジャンルとしては“ポリティカル・サスペンス・アクション映画”な訳ですが、そこにあのマッタリとした主題歌「よぎり~よ~ぎり~~」ですから、まあ、観てて眩暈も起こそうというもんです。主演の裕次郎、すでに私の世代に馴染みのある丸々とした顔に近付いてきていて、要するに「裕次郎って、こう見えても昔は男前だったらしいぜ」という顔になってきてます。で、この裕次郎フェイスが、映画の要所要所においてアップで挿入される。これが結構キツイので、油断すると笑ってしまう。油断禁物。でまあ、とにもかくにも“ポリティカル・サスペンス・アクション映画”、裕次郎の表の顔はバーのマスターだけども、実は裏では困っている人たちの密航を手助けしている。しかし、ある外国政治家の密出国に関わろうとしたことから、危機が迫ってくる。しかもそこに、裕次郎の元フィアンセであるリリー松岡ルリ子との再ロマンスも絡んできて・・・という訳で、溝が出来た2人の間が縮まっていくところが見どころ。最初は2人の姿を別カットで、それも遠目に描いていたカメラが、徐々に2人の距離を近づけてゆき、ついに打ち解け合った時、またカメラが引いていく、しっとりとした演出。実にまどろっこしい(笑)。ベタな映画を楽しみたい方には、お勧めです。あとちょっと気になったこと、二谷英明が自室でタイプを打っているシーンで、窓から景色が、どう見ても書割にしか見えなくて(しかし“空気遠近法”が活用されている)、まあそれはいいのだけど、その書割の絵にシワが寄っているように見えるのが、これはもう気になって仕方が無いのです。見間違いだったらゴメンよ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-11 08:53:02)

4.  世にも怪奇な物語 タモリの解説はついていない本作。大物監督がよってたかってポーの小説を元に怪奇モノを撮ってみよう!ってな趣向のオムニバス映画ですが、何しろ、怪奇モノっちゅうと、手練の監督よりも、脳ミソの一部に誤回線がありそうなヒトが撮った方が、変に味があったりしますからね~、さてどうなることやら。で、蓋を開ければ、三者三様の出来栄えではありますが、短編ならではの密度の濃い演出がそれぞれ楽しめて、おお、なかなか面白いんでないの。ま、さすがにトイレ行けなくなるほどの怖さは無いですが。映画化にはなかなか難しい面もあると思います。ポー作品の怖さというと、モンスターが襲ってくるような具体的な怖さじゃなくて、いわば見えない怖さ、抽象的な恐怖感の具象化とでも言いますかね。一方、映画の方は、まず具体的な「映像と音」から出発して、そこから、どこまで抽象的観念としての「恐怖」を引き出せるか。ポー作品を映像化する行為自体が、ポー作品の意義と逆のベクトルを向いているのかもしれない。そこで、ここでは映画なりの工夫が三者三様、なされている訳で。第2話のかなりアブノーマルな味付けされた『ウィリアム・ウィルソン』、構成からオチに至るまでうまくアレンジされ、これぞ「映像化」ではなく「映画化」と呼ぶべきものでしょう。さらには第3話。ははは、絶対、3人の監督の中で一番楽しんで撮ってたのはフェリーニに違いあるまい!と思わせる、独特の世界。このブッ飛び具合、もしや映画の企画の趣旨を理解していなかったんでは?と心配になる程ですが、トリを飾るに相応しいパンチ力。で、第1話はどうかって?あ、あのB級っぽい音楽が、タマリませんでした・・・。7点(2004-08-10 23:48:28)(良:1票)

5.  妖怪大戦争(1968) うぉー、カッパが可哀想だ、何て事をするんだ。しかもろくろ首にもそんなことするなんて! さあ、古代バビロニアの妖怪と日本の妖怪の大戦争だ! と書いてるとちょっと寂しくなってきました。ところで、本当にリメイクするのかい?5点(2003-09-20 01:01:21)

6.  夜の大捜査線 大筋では白人と黒人が一緒に難事件を解決しちゃう、というエンターテインメント作品なんですが、そこに差別問題が絡む紆余曲折が何やかんやとあって、そういう丁寧な作りに好感が持てます。最後のロッド・スタイガーの笑顔が、いいですね。8点(2003-08-17 11:49:55)

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