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1.  八日目の蝉 《ネタバレ》 話題だったので今更ながら見たが、なるほど面白い。かなりずしりと重い内容だが、見応えはある。 ■一度ずれてしまった歯車は二度と戻らない。誰かが決定的な悪魔というわけでもなく、軋んだ運命は巻き込まれた人々を不幸にしていく。「悪」と「糾弾」の構図を拒絶するのが冒頭の「感謝はしても謝罪も反省もしない」という裁判シーンであろう。 ■巻き込まれたものは元には戻せない。それは八日目まで生き残ってしまった蝉のように不幸に引きずり込まれる。しかし、八日目まで生き残ったのは事実だが、それが本当に「不幸」なのか、それは分からない。違う世界が見れたことで広がるものもあるかもしれない、ともするとそれはそれで幸せなのかもしれない。確かに普通に見れば不幸な人生かもしれないけど、でもそうした人生を歩んできたからこそ掴めたものもある。それを取りこぼさずに生きることが重要なのかもしれない。[DVD(邦画)] 9点(2012-01-06 01:01:23)《改行有》

2.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 淡々としていながら、どこか人の心に響いてくる作品がある。ヴィースラーの触れたのもそうしたものだったのだろう。彼は盗聴により初めて「人」に触れた。彼は電波を通じてしか聞こえてこないグロスマンらの生きざまに共感し、心を動かされていく。 ■彼は誰に評価されることもないが、まさに「グロスマン・クリスタを助けたい」がために虚偽の報告を繰り返し、最終的には不遇の地位に追いやられる。最後まで報われることはないが、しかし彼は「善き人」になれた。ドイツ統一後も日陰に追いやられ、ラストで「これは僕のための本だから」というのはそういうことなのではないだろうか。 ■クリスタはああやってみてしまうと夫を売った悪人にも見えるが、あれが「生きるために誰もが取っていたこと」であったのだろう。共産主義体制は「人が人として生きられなくしてしまう」そういう状況であったのだ、この映画はそう訴えている。[DVD(字幕)] 8点(2011-03-22 00:09:31)《改行有》

3.  夜よ、こんにちは 《ネタバレ》 パッケージに政治サスペンスと書いてあるけど、政治サスペンスと思って見ると失敗します。人間ドラマとか、そっちの方向でしょう。ハラハラはしません。考えるところはあると思いますが。 ということで、僕はリアルタイムでこの事件を知らないし。[DVD(字幕)] 2点(2010-07-10 14:15:51)《改行有》

4.  用心棒 《ネタバレ》 つまらないわけではないんだけど、「椿三十郎」を先に見てしまうと、テンポの良さも笑いもアクションもラストもあちらの方が上だなぁ、という印象ばかりする。 とりあえず、冒頭であんなに一生懸命切れた手首を出す必要はないと思う。グロに走る必要はない。 知的な攻撃も悪くないんだけど、途中まで知的な攻撃「だけ」ってのはいただけない。伏線の張り方とかは椿よりこちらの方が上だと思うのだが、どうも知的な面が空振っているように思える。 ラストの決闘もなんか・・・1対1にしたほうがよかった気がする。[DVD(邦画)] 7点(2010-01-09 01:23:09)《改行有》

5.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 数学・物理好きで元山岳部なんだからこりゃ見るしかないでしょ、とドラマ未見・原作未読で鑑賞。 まあ多少変なシーン(おそらくドラマ由来)はあるが、総じて楽しめた。 もうちょっと「天才同士の対決」をフォーカスしてもよかった気がするが。 (あ、私は普通にネタとして楽しみましたが、あれを真に取られると困るので注記すると、数学者も物理学者もあんな風に「論理的でない」とか言いませんから。 物理の理論を見つけるのは普通に「直観」に依拠しますし、数学の解法もしかりです。むしろそういう学者は論理の適用範囲の限界を分かっているので) 山のシーンは無駄。むしろ心理的部分をもっと深めていい。 あと、「安易に人を殺すのに興ざめ」という否定的レビューが散見されたが、「殺した人間の咎」という側が今回のスポットだし、人を殺すことがそこまでよくないことである(殺される側がかわいそうである)からこそ、殺した側はますます重い十字架を背負うのであり、だから別に問題ないと思う。[DVD(邦画)] 9点(2009-04-01 23:42:13)(良:1票) 《改行有》

6.  4ヶ月、3週と2日 《ネタバレ》 主人公が身勝手な周りの連中に散々振り回される、せっかく主人公はいろいろ考えて動いているのに、ちっとも報われない、しかしそれでも頑張っている・・・というのが一般的な解釈のようだ。確かに周りは身勝手だ。周りは皆自分の都合で動き、主人公がせっかくいろいろと配慮してもそれを踏みにじっていく。 だが、人々の行動には皆前後のコンテクストがある。外側から見たら非常識極まりないような行動であっても、その人の置かれた前後の環境を鑑みれば理解はできることも多い。いやむしろ、コンテクストを無視してはその人の行動を理解することなど出来ない。 さてこの映画のミソは主人公につきっきりでカメラが回っており、主人公の心理変化「のみ」が完璧に観客に伝わってきて、逆にそれ以外の人は主人公の見た範囲でしかわからないように作られている。だから主人公の行動は非常に誠実で理解可能だし、他の人の行動は身勝手だ。だがそうなるのは、あくまでも「観客が主人公のことしか知らないから」だということを忘れてはならない。 別の人のコンテクストから眺めてみると、この映画はがらりと変わる。せっかく母親がその人のためにケーキの準備までしているというのにあまりにも不愛想に誘いを断る彼女、危ない橋を渡る仕事なのに約束を全然守ってくれず金さえろくに用意してくれない客、堕胎の一番必要で苦しい時にほっぽり出してどこかへ行ってしまう友人、パーティーに来たと思ったら即帰ろうとし、パーティーの途中で「妊娠したらどうするの」とわけのわからない理由で責め続ける彼女・・・主人公の言動が自然であり、それに対する周りの対応が無理解に映るのは、彼女の前後のコンテクストを知っているからであり、逆に別の人のコンテクストを前提において主人公のコンテクストを知らないものとすれば、主人公こそ「身勝手な人」に映るのだ。 この映画を、「一見周りは皆身勝手だが、一歩引いてみれば自分もまた身勝手であることがわかる」映画ならば10点あげてもよいが、どうもそのようには見られていないようだ。身勝手な周りとそのなかでけなげに生きる主人公、暴力的な男性中心主義とそれに立ち向かう主人公・・・悪いのは皆周りで、自分の考えは正しいのだ、こういう発想こそが一番「身勝手」なのだ。[DVD(字幕)] 2点(2009-01-02 22:49:05)(良:4票) 《改行有》

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