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1. 用心棒
黒澤明監督の作品の中の古典中の古典。昔、途中まで観たのを今回最後まで観た。やっぱ面白いわぁ。黒澤さんの作品は面白いのだけれど、言葉がうまく聞き取れなかった。それがDVDで日本語字幕をつけて観ると、もっと内容が分かって面白い。好きなセリフがこの映画でも多いが、一番はボロボロの体で敵地へのり込んでいく時のセリフ「刺身にしてやる」。良いよねぇ。[DVD(字幕)] 9点(2010-10-26 15:08:23)
2. 欲望(1966)
《ネタバレ》 自分はこの映画は「芸術論」のように思えました。そこに複数の人があると思えば、それはあるのだと。夜、自分の世界に浸って、かっこよく飾り付けた部屋のインテリアも、朝、太陽の日があたり、一瞬、「なんだ、ガラクタじゃねえか」と思う事ってありません?この写真家の追及してる世界も、ライブで取り合いになる壊れたギターの一部も、大したもんじゃないかもしれない。そして、そんな世界を追及する人が、リアルな現実にぶつかった時、彼は何も出来ない。「芸術」って儚いものかもしれない。そんな印象をうけました。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-08-27 17:34:13)
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