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1. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 原作未読だが、トリックが強引過ぎる。あんなに都合よくホームレスが動いてくれるものか。天才数学者の割にトリックに数学的要素はまるでないし、設定自体が特に生かされているわけではない。関数に見せかけてどうとかは性格の問題だし。役者はみんなよかったんだけど、興行的観点を捨てればダンカンと堤真一は逆にした方がリアリティがある(まあ絶対無理なんだろうけど)。最初の爆発や山登りのシーンなど特に必要とは思えず、それより犯人達の人物像をより深く掘り下げるシーンがほしかったとは思う。とはいえ、テレビで見る分に関しては十分に面白かったと思います。[地上波(邦画)] 5点(2011-01-09 18:55:14)
2. 欲望という名の電車(1951)
いやー痛い映画です。これとスカーレットのおかげでビビアン・リーという女優自体が嫌いになりました。そんだけすばらしい演技だったということですが。ところで、主要人物のうちマーロンブランドだけこの映画でオスカーが取れなかったんですね。今考えたらどう考えても違和感がありますが(とったのが「アフリカの女王」のボギーと聞いて、ますます違和感)当時のハリウッドの風潮がああいう演技を受け付けなかったという解説を読んで妙に納得。後年のマーロンブランドのハリウッドへの振る舞いがこのときの復讐だったのではという解説を読んでますます納得。伝説的名優マーロンブランドをハリウッドの反逆児へと駆り立てたという意味においても記念碑的作品でありますね。[DVD(吹替)] 6点(2007-08-10 23:13:55)
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