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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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21.  ランナウェイ/逃亡者 ロクな予備知識もなく観たので、平凡な主婦がFBIに包囲される冒頭には心底驚かされました。また、レッドフォードの人脈の為せる業か、セリフがある役には須らく有名人が起用されているというキャスティングも豪華であり、見るべきものの多い作品だと感じました。。。 ただし、レッドフォードの悪い癖で映画が冗長になりすぎているし、イデオロギー色の強い社会派ドラマと謎解きサスペンス、家族を巡る人間ドラマの間で絶えず彷徨う脚本も散漫に感じられました。あと、レッドフォードが若さ自慢をしたいのか、やたらと走るシーンが多かったことも不自然でした。桂歌丸や楳図かずおと同い年のレッドフォードがこれだけ走れていること自体は素晴らしいのですが、本筋とあまり関係ないところでも走る姿を披露しているので、その若さ自慢には笑ってしまいました。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2014-04-08 00:12:15)《改行有》

22.  ラストマン・スタンディング 《ネタバレ》 主人公が何の目的で戦っているのかがよくわからないし、悪党のワルぶりも足りていません。さらにはキャラクターの戦力描写も不適切であり、銃を持たせた時の主人公が最強すぎて、彼が二つの組織の間をコソコソと動き回ることが無意味に感じられてしまいます。実際、クライマックスではたった一人でヤクザの拠点に殴り込んで、全員を射殺してしまうわけだし。だったら最初からそうしろよと思ったのは私だけではないはず。そもそものミスとして、謎の男であるはずの主人公に映画のナレーションをさせてはいけないでしょう。彼は、どこで何をしてきたのか分からない、何を考えているのかも分からない男でないといけないのに、ナレーションでその心境がご丁寧に説明されてしまうのでは、ダークヒーローに必要な神秘性というものが失われてしまいます。。。 ウォルター・ヒルは黒澤明やセルジオ・レオーネに対して敬意を払いすぎるあまり、本作では完全に調子を狂わせてしまったようです。オリジナルにあった要素を自作にも反映させようとしたために、作品全体のバランスが崩れてしまったのです。彼はオリジナル脚本でこそ光るタイプのクリエイターであり、他人のふんどしで相撲をとることは出来なかったようです。とはいえすべてがダメというわけではなく、ヤクザの女が耳を削がれたり、主人公が半殺しのリンチを受けたりする中盤のバイオレンスはなかなかショッキングだったし、そこからペースを上げてクライマックスへと突入していくテンポの作り方も良く、バイオレンスの巨匠の面目はある程度保たれています。また、『フェイス/オフ』が世に出る前年において、二丁拳銃によるアクションをかなりの完成度で披露した辺りのセンスの良さも評価すべきであり、本作は決してダメな映画ではありません。。 ただし、この映画で6,700万ドルは使いすぎですが。同年公開の『インデペンデンス・デイ』『ザ・ロック』の製作費が7,500万ドル、『セブン』に至っては3,300万ドルで作られている中で、狭い舞台で登場人物の数も限られている本作の製作費の割高感は突出しています。どこに大金が使われたのかを推測しながら本作を見れば、意外と楽しめるかもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-06-25 01:34:54)《改行有》

23.  ラスト・リベンジ 元はニコラス・ウィンディング・レフン監督、ハリソン・フォード主演で製作される予定だったものの、レフンが離れたことからポール・シュレイダー監督、ニコラス・ケイジ主演に落ち着いたという本作。メンバーのグレードが下がったことの影響は作品にはっきりと表れていて、「もうちょっと何とかならんかったかなぁ」という結果に終わっています。 まず、ニコラス・ケイジがミスキャスト。主人公の設定年齢とケイジの実年齢があまりにかけ離れているため、ドラマへの感情移入が難しくなっています。50代になったばかりのケイジではまだまだ若々しくて、死の迫ったヨボヨボの老人が国際テロ組織に潜入するというサスペンスがまったく表現できていません。銃を撃つ時の立ち姿なんて『フェイス/オフ』の頃からさほど変わっておらず、あれだけシャキっとアクションをこなされると、作品の趣旨を見失いそうになります。他方、かつてのジャック・ライアンであり、現在は小走りするだけでも「大丈夫か」と心配になってしまうハリソン・フォードが主人公を演じていればどれほどハマっただろうかと考えるにつけ、このキャスティングが残念で仕方ありません。 ポール・シュレイダーの演出も、相変わらず垢抜けしません。脚本家としては一流でも監督としては残念なことの方が多い御大ですが、本作についても主題を効果的に描くということができていません。健忘症で怒りっぽい主人公が、たまに目的そのものを忘れながらも私怨からテロリストを追いかける様は、対テロ戦争を戦う現在のアメリカ合衆国の暗喩なのだなぁということは分かるのですが、「だから何?」という、暗喩の先にある主張がよく伝わってこないので、意義のある鑑賞にはなりませんでした。作品の要となるような印象的な見せ場も作れていないし、ドラマとしてもアクションとしてもまるで見所のない作品となっています。監督は、スタジオから作品を取り上げられて勝手に編集されたことを嘆いていましたが、出来上がったものを見る限りではそもそも高いポテンシャルがあったようにも感じられず、この出来であれば監督自身が仕上げてもスタジオが仕上げても、どちらにしても大したものはできなかったのではないかと思います。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2016-01-15 12:02:25)《改行有》

24.  ランパート 汚れた刑事 《ネタバレ》 ジェームズ・エルロイによる何本目かわからない汚職警官ものですが、出演者がとにかく豪華。『L.A.コンフィデンシャル』以降、エルロイ作品に出ることはハリウッド俳優にとってのステイタスとなっているようですが、ここまでのメンツは過去最高ではないでしょうか。主人公を演じるウッディ・ハレルソンはかなりのハマり具合だし、ロビン・ライトは驚くほどのいい女ぶりを披露。シガニー・ウィーバーやスティーブ・ブシェミがひょっこり顔を出す場面ではお得感も味わうことができて、俳優のみに注目すればかなり充実しています。。。 ただし、肝心のお話はかなり残念な出来でした。この映画、とにかく状況説明が不足しています。主人公が社会的にどれほど追い込まれているのかという描写であったり、ロビン・ライトが主人公のどこに惹かれたのかという描写であったりがほとんどないために、ドラマへの感情移入がかなり難しくなっています。さらには、各場面の見せ方もヘタクソ。例えば、主人公が強盗被害者を誤射するという重要な場面において、編集が杜撰で一体何が起きたのかが観客に伝わらないという間抜けなことが起こっています。俳優は揃っているだけに、もうちょっと腕のある監督さんが撮るべきでした。[DVD(字幕)] 4点(2012-11-03 17:36:35)《改行有》

25.  ラスト・ターゲット(2010) 《ネタバレ》 隠れ家を襲撃してきた刺客を撃退すると、その一部始終を目撃してしまった恋人も躊躇せず射殺する主人公。ハードボイルドの傑作を予感させる冒頭に期待は高まったのですが、内容はかなりの肩透かしでした。見せ場どころかまともなセリフもなく、こわばった表情のジョージ・クルーニーをひたすら眺めるだけの内容に105分はあまりに長すぎました。「殺し屋」という職業の人々がもしいたとしたら、恐らくこんな感じで生きているだろうという理詰めの設定には納得がいきます。部分部分では良い場面もあるのですが(恋人との新たな人生を目の前にしながら力尽きようとする主人公の姿はまさにハードボイルド)、アクションやサスペンスとしての面白さを完全に放棄してしまった製作陣の姿勢には疑問を抱かざるをえません。本作以外にも「ザ・バンク堕ちた巨像」や「ハンナ」など、ヨーロッパを舞台にしたアクション映画には芸術性や作家性のみに特化して観客の生理を無視した内容のものが多いように感じます。ヨーロッパの景色を目の前にしてアメリカ人スタッフ達はテンションが上がってしまい、その景色をフィルムに納めることに夢中になるのでしょうが、美しい景色だけではアクション映画を見に来た観客を満足させることはできないことをいい加減覚えて欲しいものです。[DVD(吹替)] 4点(2012-01-02 15:40:19)(良:1票)

26.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 【超ネタバレしています】巻き込まれていたと思っていた主人公が実は首謀者だったというオチの付け方は面白いのですが、設定があまりに強引なので「騙された!」という感覚よりも「これだけ無茶な設定なら何でもありだよな」という印象の方が強く残りました。ちょっとズルイかなと。他の映画では見たことのない長い長いネタバラシもイマイチ。脚本レベルでは面白かったのでしょうが(だからこそ豪華キャストが集まったのかも)、映像にするとさすがに間延びしすぎです。一言二言のヒントを与えられることで脳内に引っ掛かっていた情報がピタっと重なる瞬間がドンデン映画の醍醐味だと思うのですが、これだけダラダラ説明されるとスッキリ感も何もありません。。。人格者のイメージが強く、過去に一家惨殺をやった人間には見えないモーガン・フリーマンとベン・キングスレイをヤクザの親分に配置するというキャスティング段階でのミスディレクションも、それほど効果を発揮していません。20年で彼らの人格がどう変わったかの説明が不足しているため、凶暴なチンピラと威厳ある親分の像が最後まで一致しないのです。復讐相手のキャラクターが不安定では復讐劇は盛り上がりません。一方いかにも殺し屋なブルース・ウィリスと、巻き込まれ役が板についたジョシュ・ハートネットは良かったし、ルーシー・リュウが出演作中唯一魅力的に見えており、悪いところばかりではありません。ねじれた笑いも決まっており、監督はこういう映画に向いた感覚を持つ人だと思います。あともう少し突っ込んでいれば面白い映画になったのかもしれません。[DVD(吹替)] 4点(2009-12-28 02:14:20)(良:2票)

27.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 映画としてはめちゃくちゃに面白いです。謎含みのドラマにはぐいぐい引き込まれるし、タイムリミットサスペンスとなるクライマックスにもドキドキさせられて、さすがはアラン・パーカーという仕事を堪能できます。ただし、映画の根幹にある主張にまったく納得できなかったので、社会派ドラマとしては失格だと思います。この映画、死刑と冤罪がごっちゃになっているのです。死刑そのものが存在してはならないという議論と、司法制度の運用方法が悪いために冤罪が発生してしまうという問題は別次元の話であり、「冤罪が起こるから死刑は廃止しなければならない」という話はちょっとズレています。ならば、死刑以外であれば冤罪が起こっても構わないのか?教え子へのレイプ疑惑によって仕事も家族も友人も失ったゲイルの姿を見れば、いかなる犯罪であっても冤罪が起こってはならないことは明らかです。死刑の議論とは、例えばケビン・スペイシーが「セブン」で演じたジョン・ドゥのような、他人の命を弄ぶことに何の抵抗も抱かない凶悪犯を生かしておく必要があるのか?他人の命を軽んじた者には命をもって償わせるべきではないのか?という議論であるべきなのです。また、活動家としてのデビッド・ゲイルの行動にも納得できませんでした。彼は死刑廃止運動のために命を投げ出しましたが、人生や命とは自分ひとりのものではありません。デビッドを捨てた妻や、教職を追われる原因を作った元教え子などは、彼を死に追いやった責任で一生苦しみ続けるでしょう。また、後に冤罪であることが判明するとはいえ、デビッドの息子はもっとも多感な時期に「レイプ殺人犯の息子」として育たねばなりませんでした。死刑廃止運動で命の大切さを説くデビッドが、自分の周りには多くの人間がいて、勝手な行動をとればその人たちに大変な迷惑がかかるということに気付かなかったというのは、ある意味大変な皮肉です。そもそも彼の行為は、規格外の使用法をして「この製品は不良品だ」と難癖をつけるクレーマーレベルで、意図的に冤罪を引き起こしておいて「死刑制度の問題点を指摘する」と言われても説得力がありません。[DVD(吹替)] 3点(2011-02-03 22:39:24)(良:3票)

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