みんなのシネマレビュー |
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1. LOVERS やっぱりこの監督の作品は「映画」というより、どうしても「PV映画」になっちゃいますね。内容うんぬんよりも、とにかくきれいな映像と、研ぎ澄まされた中華風アクションをいかに凄く見せるかに重点が置かれていると感じます。気になる点は、その素晴らしい中国の美しい自然の数々なのですが、別に映像に手を加えなくても充分にきれいなのに、変に色彩に手を加えるので不自然な風景になってしまっている。文化の違いなのかもしれないが、日本人の私としては映像に手を加えない中国の美しい自然の映像を見たかった。少々残念に感じる。ちなみに先に内容は無いかのように書きましたが、過去のグリーン~や、ヒーローに比べるとまだ分かりやすいストーリーになっていて、複雑な3人の男女間の感情が切なくて、けっこう良かったと思います。[DVD(字幕)] 6点(2005-04-02 02:18:47) 2. ラスト サムライ 現在、「日本」で時代劇を作っている立場にある人全てに問いかけたい。今のあなた方が作っている時代劇がいかに「ホームドラマ」であるかを。それが悪いとは言わないが、今回ラストサムライを鑑賞して、痛切に現在の時代劇の作りの「稚拙さ」「練り込みの甘さ」「重厚感の無さ」を実感。突っ込み所満載の本作「ラストサムライ」と比べて見てても、「魂」の置き所が全然違っていた。だからNHKの武蔵なども失敗するのだ。非常に気持ちのいい映画だった。最後の土下座など、ちょっと「引く」部分もあるにはあったが、よくぞここまで創意工夫をこらし、誠実に作られた映画であったと感動しました。最初は明治天皇が出てくる等を知っていたので、「これはアジア近辺諸国にはうるさく言われる映画だな」と、野暮ったい気持ちで鑑賞に臨みましたが、鑑賞後の今はそんな事は吹っ飛んでいました。素直に日本人として誇っていいと思います。トムをはじめ、大半の役者の演技が素晴らしかった。凝りもせずに次々に「ホームドラマ」の時代劇を世に送り出して、「戦国もの」「時代劇」のファンをがっかりさせてる日本映画の現状に憂いを感じている者としては、海の向こうからやってきた、「ハリウッド製」の時代劇に深い感謝の念を思わずにはいられない。これで日本映画も目覚めてくれればいいのだが・・・。土下座のシーンをマイナス2点で、8点とさせて頂きます。 8点(2003-12-16 19:00:05)(良:5票) 3. ライトスタッフ すみません、私はあまり本作は左程面白いと思わなかった。内容もひたすら長くて、退屈に感じてしまう時間が多かった。とはいえ、後年のアニメ大作「オネアミスの翼」がこの作品を(特に映像面で)かなり参考にしていた事が発見できましたし、「アポロ13」に与えた影響もかなりあった事が判り、私はその点が非情に楽しめたのでした。とくに「オネアミスの翼」を数回見ていた私としては、「ここはあのシーンだ!」と気付く事が多かったので、もし興味のある人は見比べてみると楽しいと思います(^^)6点(2003-10-15 21:34:19) 4. ランボー3/怒りのアフガン 現在の情勢を過去が知る事はもちろんできません。しかし・・・やはり今の状況を考えると歴史の業の深さを感じざるを得ません。本当に何やってんですかね。あ、ちなみに作品の感想はスタローンのパワー全快のなかなか見事な戦争アクション映画です。それほど悪くはない。ただ、今の私がもう1回見ると評価はがらりと変る事間違いありません。5点(2002-12-18 21:55:09) 5. ランボー/怒りの脱出 当時見た時は高校生で、あの時は単純にすごいアクション戦争映画で、かなり好きでした。ただ、現在になって色々な事を知り、現在のアメリカの姿を思うとどうしても見方は変りますね。ただ、熱い映画であった。これだけは確かです。大甘の点数で7点ですね。7点(2002-12-18 21:41:39) 6. らせん なんかよくわからなかった。原作読まないとだめ?え、原作と違う?う~ん、映画見た後では、あんまり原作は読みたくならないよ~3点(2002-12-18 21:36:43) 7. ラストエンペラー 歴史モノ映画大好きの私ですが、これはがっかりした。当時の時代背景や政治状況はある程度把握していても、皇帝溥儀の苦悩が何か凄くわかりにくくしてあって、感情移入ができない。とにかく「間」が長くて、かなり辟易した。芸術作品としては認めますが、この映画は「名作」の部類には入りません。ちなみに坂本龍一氏の大ファンである私もアカデミー賞を取ってくれた事には当時は興奮して、本当に嬉しかったです。エコ贔屓的なコメントになってしまいましたが、実際これくらいにしか感じなかった映画です。5点(2002-12-18 21:32:50) 8. ラスト・アクション・ヒーロー T2の後だったので、確かに期待は大きかったですね~。んで、大コケしたなんだか憎めない作品ですね(^^;)。でも本当に面白く無かったのはお見事(笑)3点(2002-12-18 21:24:42) 9. ライオン・キング(1994) 間違いなくパクってますが(笑)、私はこの作品は結構好きです。逆にパクられた事に誇りを持ってみますかい(爆)6点(2002-12-18 21:21:46) 10. ライジング・サン(1993) 一応見ておこうと思ってレンタルしたが、最後まで見る事ができませんでした。ま、あの頃の日本は強くてバッシングには最適だったんでしょうね(^^;)そういう意味では懐かしい・・・わきゃぁない!!1点(2002-12-18 21:19:33) 11. 乱 カラー以降の作品をリアルタイムで観て来た世代の私にとっては、さほど悪い作品ではないと思います。冷静に鑑賞していると、もうこんな日本映画は今後作られないだろうな・・・と思えるくらい、かなりの大作になっているんじゃないかと思います。合戦シーンは相当な出来ではなかったでしょうか?(特に城攻めの辺り)個人的には、私の映画史の中では、自分の映画観に相当な影響をもたらしてくれました。後半の騎馬戦のあたりの稚拙さがなければ、もっとよかったと思います。7点(2002-07-25 03:04:06) 12. ライフ・イズ・ビューティフル 前半はどうでもいいんです。問題は後半です。私は・・・すいません、大変不謹慎なのですが大爆笑してしまう事、度々でした。たしかに悲しいお話です。最後は胸キュンです・・でも感動しなかったんです。泣く事もなかったです。誰になんと言われようが、私は「面白い」映画だったと評価させて戴きます。7点(2002-05-02 01:20:50)
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