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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ラッシュアワー 軽い異文化交流ものとして、そこそこ楽しませてもらいました。面白かったのは最終盤、ジャッキー・チェンが巨大なツボなどを守りながら戦う場面。歴史の浅いアメリカには文化財的なものがほとんど存在しないので、その価値も理解できないでしょう。しかし中国4000年の歴史を背負うジャッキー・チェンは、その重みをよく知っているから命がけで守ろうとする。そこまで意図して描いたのかどうかはわかりませんが、その対比がいい感じ。ところが結局、兵馬俑の頭がいとも簡単に粉砕されるわけで、アメリカの文化的浅薄さが見事に描かれていたような気がします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-22 12:14:46) 2. ラスベガスをやっつけろ 豪快にラリって気分がいいのか悪いのかよくわからないジョニー・デップとベニチオ・デル・トロを見たければどうぞという感じ。それ以外の価値をどこに見出せばいいのか、最初から最後までよくわかりませんでした。と言いつつ最後まで興味津々で見続けてしまいましたが。[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-11 23:12:21) 3. 乱気流/タービュランス 序盤はレイ・リオッタの豹変ぶりに驚き。物語は彼の狂気をメインに進行するのかと思いきや、ヒロインのほうがもっと驚くべきボスキャラでした。最初はふつうに見える客室乗務員だったのに、いつの間にか口を半開きにしたバカ面に変化。グズグズに崩れたメイクと相まって、正視するのも辛かった。 そして何より、バカ面よろしく行動もいちいち変。「今、そこでそんなことをしている場合か?」と万人がツッコミを入れたくなるはずです。「パニック映画」と「ホラー映画」の要素を混ぜ合わせた結果、「イライラ映画」になっちゃったという感じ。 パニック映画花盛りだった1970年代ならいざ知らず、90年台後半になお、こういう低レベルな映画が作られていたことにも驚き。まぁB級はこんなものですかね。[CS・衛星(字幕)] 1点(2016-09-25 23:03:02)《改行有》 4. ライフ・イズ・ビューティフル 陰惨な歴史的事実というものは、こうして軽く描かれて風化していくんだな、というのが最大の印象。時代への警鐘の意味も込めて、この点数。0点(2004-01-07 15:49:21)(笑:1票) (良:1票)
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