|
1. ラストナイト・イン・ソーホー
《ネタバレ》 旅先で、とかキャンプ先で、とかでこういう目にあうのは、
たくさん観てきたが、田舎の子がファッションの学校で
ロンドンに上京して、こんな展開になるというとこが新しい。
ピルドゥンクスロマンとホラーが融合!
それをエドガ―ライトの持ち前の音楽センスで観せられると、
これはもう唸るしかない。
某映画雑誌で、この映画は「ファントム~」とか「ロッキーホラー~」とかと
同じようにカルトになるのでは、と書かれてあったが、後世に残ってもおかしくない
監督の音楽センス。[DVD(字幕)] 8点(2022-06-04 23:06:41)《改行有》
2. ラストレター(2020)
《ネタバレ》 岩井俊二らしさがよく出てた。
さわやかで、それでいてヒリヒリと・・
初恋の傷に、塩を塗り込むように、ヒリヒリと・・
でもそれを女性全部で受け止めるといった感じ。
「Love letter」のさわやかさと「スワロウテイル」のヒリヒリさ。
なんて新人が現れたろうと思ってたら、その二面性を保ったまま、
どんどん新作を発表していく、不思議な感じの作家だ。
「リップヴァンウィンクル」てドンと構えたかと思ったら、
本作で、またさわやかな風を吹かしてくれた。
本当に次回作が楽しみです。[DVD(邦画)] 10点(2021-02-20 03:06:00)《改行有》
|