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1. ラン・オールナイト
《ネタバレ》 『96時間』シリーズにいまいち乗りきれなかった私でも楽しめた。話はだいたい同じですから、『96時間』が好きな人は楽しめるんじゃないかと思います。昔はすごかったらしいジジイが家族のために頑張るんだけど、アクション以外に見どころがあるのが良い。経歴やかつての振る舞いから父を嫌い、カタギとして幸せな生活を送る息子にひたすら尽くすんだけど理解されず、俺達はあくまでピンチだから助け合うんだという二人の関係が崩れ、ようやくお互いを理解できるようになったのに…。悲しいけど、これでいい。リュック・ベッソンには作れないだろうな。超能力ないし(超人だけど)。作り手は明らかに『96時間』を意識しているし、『96時間』後のリーアム・ニーソンを起用しているということに自覚的。だから家族を主人公との対比に設定し、成功させているのがエラいですね。[試写会(字幕)] 7点(2015-05-14 03:58:29)
2. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 映像は迫力があります。素晴らしい。物語もいい。複雑な心境を主演の二人が表現できているし、ラウダが復帰した時の会話は感動して泣いてしまいました。ただ、日本GPから演出が変わってしまったことが不満。なぜスローモーションを連発しちゃうのー?ジョニー・トーのスリを思い出しました。雨、傘、スローモーション、極限の緊張感。ただ、この使い方は緊張感を削ぐ。もう一つ不満な点があり、史実ものの映画にはつきものなんだけど、GPの決着がもたついててイマイチ。引っ張りが下手なんじゃないですかねー。[映画館(字幕)] 7点(2014-07-11 00:00:34)
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