みんなのシネマレビュー |
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1. 隣人は静かに笑う 911以前だから作れたのか、今ではちょっとシャレになんない映画です。しかし私的にはかなりど真ん中に来ています。こんなオチでいいのと思わず問いかけたくなるが、その腑に落ちないところが痛快です。10点(2003-06-03 00:41:49) 2. 陸軍 オープニングでの藩士が語る「これからはアメリカやイギリスが鵜の目鷹の目でやってくる、藩の為に死ぬのはワシ等で最後にしなければならん」藩を国に置き換えれば思いっきり反戦思想な言葉で始まる。ラストではセリフに出して何かしゃべってしまえば切られてしまいかねないところを、子を想う母として見せるだけに留まらせる事で母の心の内はどのようのでも取れるというギリギリの部分で見せきってしまう。木下監督は「二十四の瞳」でもそうですが無駄なセリフや映像を見せない事で強いメッセージを残す事が抜群に上手いです。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-01-09 00:15:26) 3. 猟奇的な彼女 彼女がどんどんかわいく綺麗になっていくに連れて入り込んでしまった。途中結構眠たくなりましたがバラ&カノンや10カ条あたりからグイグイ来ちゃったね。昔こんな感じの難しい娘と付き合ってた事を思い出したりして、大変なんだけど気持ちを汲み取ってやんなきゃダメなんだよねえ。1度目はキョヌ、2度目は彼女の気持ちで見ると2度おいしい。9点(2003-07-26 16:12:05) 4. LIMIT OF LOVE 海猿 《ネタバレ》 いやァ~っ、ツッコミどころは多々あれど泣いてもうたわァ~。いきなり車でやって来ていつの間にかフェリー乗ってる環菜の行動は理解不能、それが女心ってヤツ?加藤あいならカワイイから全然OKでしょう。確かにプロポーズは長いよ、でもね~あのプロポーズみんな延々聞いてたから仙崎を絶対生きて連れてくるんだっつってなるわけで、ナミダがドバッーーーってなるわけよ。こんなん女の子と二人で観てたらチェックインしたくなるもんヨ~。救助シーン自体もコレでいいのかってくらい薄っぺらくって不満もあるけど、ハリウッド風邦画としては満点ちゃうの。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-09 18:32:57) 5. リンダ リンダ リンダ 絵の構図、間の取り方、山下監督らしく適度な小津な薫りが心地良いリズムで入り込みやすかったです。どちらが好きかは人それぞれでしょうが、スウィングガールズに作られたウソ臭さを感じ、イマイチ入り込めない私としては、本作に等身大なリアルさを感じ断然リンダ派です。学校といえばプール、学校といえば屋上、文化祭といえば告白といったウソ臭さ漂う遊びすら学校だもん!青春だもん!といった感じで許せてしまいます。本番前夜の学校での高揚感は台風クラブを彷彿とさせていました。ブルーはーツをやる彼女たちを見守る甲本雅裕って弟じゃんとか芝ロックで美声を放つ湯川潮音は湯川トーベンの娘じゃんってな部分も好きです。ただ意地の悪い私としては芝ロック会場に彼女たちが間に合わない方が面白かったんじゃないかと思ってしまう。[映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 19:01:11)(良:3票) 6. 竜馬の妻とその夫と愛人 竜馬の人間の大きさとおりょうの愛情の深さが笑いの中からも感じられ、ラストのオチも三谷らしくて面白かった。 7点(2003-12-23 19:10:48) 7. 竜二 公開時、高校生だった私には随分と男の生き様を勉強になりました。永島瑛子のような女性と結婚したいと思いましたよ。7点(2003-07-22 11:42:32) 8. リアリズムの宿 ほとんど面識の無い2人が繰り広けるロードムービーと言うかなり非日常的な世界であるのにも関わらず、物語の世界はとても日常的な香りが漂い、いい間を掴んでいるので、シュールで有り得ない出来事も、あるかもしれない独特の笑い生んでいる。ただショートコントを羅列してる様な流れがありすぎ、前フリがラストをキレイにサゲる、みたいな部分が欲しかった(童貞の恋~女子高生)これがひょっとしたらそうなのかな。だとしたら、いまどきオチにならないし、弱いよねえ。6点(2005-02-19 14:31:56) 9. 利休 草月流の家元で陶芸家でもある勅使河原監督の自らの美を追求したのであろう映像。侘び寂びの利休の究極的なシンプルな世界と「豪姫」にも出て来る古田織部の斬新で型にはまらない世界と対比するといいかも。あと同時期公開された「本覚坊遺文 千利休」との対比をすると利休の実像が見えてくるかも。6点(2004-01-15 21:55:36) 10. 竜馬を斬った男 ショーケンの持ついかにもキレそうな鋭利な感覚が、この時代の流れに翻弄されてゆく一本気な侍として非常にマッチしている。6点(2004-01-15 21:40:36) 11. 龍拳 ジャッキー映画の中では一番好きな映画かも。コミカルさは無いが正統派仇討ちジャッキー映画です。6点(2003-11-25 23:44:20) 12. リング(1998) 十分に日本的恐怖感がでてました。だれからも愛されずに死んでゆく貞子の怨念、自分に迫る死、成仏させようとする母性、ただ話が一気に進みすぎて置いていかれるところもある。根本的にはビデオで怨念が伝播するこれが勝因。6点(2003-05-27 08:50:13) 13. 理由(2004) 真っ先に思ったことはベストセラーだし原作は面白いんだろうという事か。気になることはインタビュー形式で徐々に浮き彫りにされていく真実という事より、インタビュー形式であるため必要以上に不自然に映る芝居がかった演技。演技や台詞回しのためか昭和と現在が入り混じっているのかと錯覚した。それが昭和的家族像をもった下町の家族と今の時代を現すマンションの偽装家族との対比であるとしても上手くいっているとは思えない。偽装家族の中に芽生える家族性をもう少し描いても良かったのではないでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2005-11-19 22:09:38) 14. リボルバー(1988) 様々な人間模様がラストに向って終結していく、そうパルプフィクションかマグノリアかといった趣です。でも敏八ワールドはそんな洋画チックなオシャレさや軽快さはなく、ジメッとした割り切れない沈み込む重さを心の中に残してくれる。5点(2005-01-27 23:29:49) 15. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 確かに間違いなくマンガだ。ただキャストが名作キャラなんで、これをキッカケに本を読む子が増えるかも?いやいや、ナイナイ!お前ハイジもマルコもフランダースも原作読んでへんやんけ!って一人で突っ込んどきますわ。しかしショーンコネリーの生涯アクションスターという心意気に打たれます。5点(2004-04-28 23:33:21) 16. リディキュール フランス版、在原業平といっては言いすぎか。革命前夜の宮廷貴族の放蕩三昧を笑いたいところだが、民衆革命を知らず、お上の言いなりのわが国では、高級官僚の放蕩三昧に革命を起こす訳も無く、理想を掲げた国会議員もやがて貴族生活に堕落してゆく。5点(2004-01-10 20:50:04) 17. 理由(1995) 面白くなりそうなのに肩透かしを食らったようで、終わってしまえばこんなもんかという印象。悪くは無いのだが・・・5点(2003-05-27 08:39:57) 18. リング0 バースデイ 人に歴史あり、貞子も人の子、悲しい物語でした。4点(2003-08-17 00:59:26)(良:2票) 19. リトル・ダンサー 私の心が荒んでるからでしょうか、もうひとつ皆さんのような感動はないです。よくある話しって気がしますし、ダンサーとして成功しなくてもよいのでは?4点(2003-06-13 09:58:57) 20. リプリー ジュード、グウィネスの2人はすごくはまってると思います。ジュードのエッチさ遊び人振り、ヒステリックなグウィネスは絶対地ですよ。それに引き換えデイモンがパンチ不足感があります。彼ももっと悪党になりきるべきだと思います。追記、元作をみたら本作のへタレぶりが改めて浮き彫りになりました。リプリー役はジュード がやるべきだったのではないでしょうか-1点。4点(2003-05-27 08:34:08)
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