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1. リクルート
裏か表か、次々と罠が仕掛けられ、誰が何の目的で動いているのか、疑っていく。「訓練」での心理的駆け引き、真理的追究に時間をかけることで増幅された疑心暗鬼によって後半の展開をより複雑なものに見せている。視点を常に主人公であるコリン・ファレルの動きに合わせているので、自分が今何を信じればいいのか何が迫っているのか、というある種の逼迫した感じは出ている。
ただ、最後が予測しやすいかもしれないなあ。ボクはこのあらすじの直後の新しい任務の時点で気がついてしまった。
コリン・ファレルは自然体で演技していて、印象に残ったけどヒューマン・ドラマなどのジャンルではどうなんだろう。今後に期待。アル・パチーノはここまで年をとってもカッコイイ。演技がかったキャラクターをそれらしく演じきるあたりもよかった。
だけど、こんなノボトミー実験のような実習を1年とかやらされたら、人間不信どころか精神病院に直行する確率の方が高い気がするけどね。映画館出るときに、コートのうち袖や襟元を確認した人もいるんじゃないかな(笑)最後に映画館を出るときには、エンドロールの後になにかどんでん返しがあるんじゃないか、と疑ってしまった。
7点(2004-02-18 17:02:36)《改行有》
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